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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト 書店
JRC|八木
直接取引:
なし
戦争・革命の東アジアと日本のコミュニスト
1920-1970年
4-6
370ページ
上製
価格
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年9月25日
- 書店発売日
- 2020年9月19日
- 登録日
- 2020年7月22日
- 最終更新日
- 2020年9月28日
書評掲載情報
2020-12-26 |
朝日新聞
朝刊 評者: 藤原辰史(京都大学准教授) |
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紹介
第一次大戦後、ロシア革命のインパクトとコミンテルンの働きかけのもと、東アジアの各地には共産党が成立した。現に存在するのとは異なる世界を夢見た東アジアのコミュニストたちの運命は、複雑に交錯したあと、50年代半ば以後には一国的に分岐していく。彼方に東アジアの変革を見据えつつ日本の変革に身を投じた日本のコミュニストたちは、戦争と革命の20世紀をいかに生きたか。有名無名の活動家たちの営みを丹念にたどりなおすことにより、革命の夢が潰えたのちもなお色褪せない彼らの〈生きられた経験〉の意味を問う。
目次
はじめに―〈帝国に抗する社会運動〉のその後へ―
第1章 「東洋の小さいインタナショナル」を目指して
第2章 国際共産主義運動と「日本の運命」
第3章 中国国民革命下の上海―東京
第4章 「国際共産党日本支部日本共産党」の誕生
第5章 「一国一党の原則」と外国人コミュニスト
第6章 「ソ連防衛」のために
第7章 弾圧と転向に抗して
第8章 戦前/戦中/戦後の連続と断絶
第9章 中国革命と「極東コミンフォルム」
第10章 朝鮮戦争下日本のコミュニスト
第11章 東アジア国際共産主義運動の「五五年体制」
おわりに―「帝国の共産党」の遺産―
上記内容は本書刊行時のものです。