版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
牧原憲夫著作選集 上巻 牧原 憲夫(著) - 有志舎
.

牧原憲夫著作選集 上巻 明治期の民権と民衆

発行:有志舎
四六判
336ページ
上製
価格 2,600円+税
ISBN
978-4-908672-33-0
Cコード
C1021
教養 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年9月30日
書店発売日
登録日
2019年8月8日
最終更新日
2019年9月25日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2019-11-03 毎日新聞  朝刊
評者: 加藤陽子(東京大学教授・日本近代史)
2019-10-26 朝日新聞  朝刊

紹介

1990年代以降の日本近代史研究に大きな足跡を残した歴史家・牧原憲夫。その研究の中から牧原史学のエッセンスが詰まった代表的な論文を精選して収録。上巻は、研究の原点となる1970年代前後の入手困難な初期論考をはじめ、明治後期の土地問題や農民問題論、民権運動の分析から、「客分」をキーワードに新しい民衆史像を提示した1990年代までの論考など、未発表作品も含めて構成される。戦後の社会科学や歴史学に学びつつも、近代的価値観や制度そのものに内在する抑圧や排除・疎外を鋭く問い質していった歩みを示す。

目次

Ⅰ 原点――「敗北の論理」を見据えて
 一 原点となった読書体験は? 
 二 否定としての溯行――創刊にあたって
 三 人民闘争史における敗北の論理――日本人民闘争史再構築へのノート
Ⅱ 土地所有にみる「近代」――源蓄期国家論と運動者
 一 宮崎民蔵の思想と行動――ある土地改革者の軌跡
 二 明治社会主義の農民問題論
 三 「近代的土地所有」概念の再検討――最近の西欧近代地主制史研究を手がかりに
Ⅲ 民権と国権、連帯と侵略
 一 民権と国権――大阪事件に見る
 二 大阪事件研究の意味と課題
 三 民権と国権――『自由燈』の場合
Ⅳ 民衆運動の論理――三極構造と「客分」
 一 民権運動と民衆――ひとつの問題整理
 二 政事と徳義――困民党の歴史的位相をめぐって
 三 明治期民衆の「政事」観念と「国民」意識
 四 覚書「客分」再考
 五 林宥一著『「無産階級」の時代――近代日本の社会運動』を読んで

解 説(藤野裕子・戸邉秀明)
牧原憲夫 年譜

著者プロフィール

牧原 憲夫  (マキハラ ノリオ)  (

元・東京経済大学経済学部教員、2016年死去

上記内容は本書刊行時のものです。