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物理的世界と霊的世界のかかわり
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年12月15日
- 書店発売日
- 2022年12月8日
- 登録日
- 2022年10月17日
- 最終更新日
- 2023年2月8日
紹介
心・夢・気・超自然的現象・光という事柄について検討し、人間とはどういう存在なのかを考えることで、めざましい科学技術の発展を遂げる目に見える物理的世界と、人間の内面や心理的現象に関わる目に見えない霊的世界に橋を架け、相互理解を可能にする。
目次
まえがき
Ⅰ章 心の多重次元構造
1 心の進化(生物学的考察)
2 観える心
3 まごころ(=重なる心)
4 心の多重次元構造のヨーガによる説明
5 心の探究の方向性
Ⅱ章 夢
1 この世を旅立った人に関する夢
2 神秘的な夢
Ⅲ章 物理的世界とアストラル世界
1 アストラル体とアストラル次元
2 経絡と経穴
3 本山式経絡- 臓器機能測定器の原理
4 BPの生物学的意味
5 IQの生物学的意味
6 気の感覚
7 気とは何か(仮説)
8 チャクラについて
9 物理的身体とアストラル体の関係
ⅰ チャクラと自律神経の関係
ⅱ アストラル次元のエネルギーと気エネルギーの関係
ⅲ アストラル体と物理的身体の相互作用の例
Ⅳ章 踊る太陽、割れゆく月
1 踊る太陽
2 割れゆく月
3 空海の体験
4 本山博先生の身体が大きくなられたこと
5 聖典・教典について
Ⅴ章 宇宙の創生
1 物理的世界の光(光子)
2 〝不思議な光〟
3 宗教における経験
4 本山博先生における神人合一の体験
5 宇宙(時空)について
Ⅵ章 これからの学問
あとがき
前書きなど
現在科学は万能のように思われています。確かに科学および科学技術の発展には目を見張る面があります。しかし一方で環境破壊、地球温暖化、耐性菌、核兵器など科学由来の負の遺産も山積してきました。
一方宗教においては伝統的宗教における表面上のマンネリと沈滞、一部の宗教の原理主義化と暴力化、新興宗教の誕生・発展・政治化などの問題があります。本来、科学とはどういうもので、宗教とはどういうものなのでしょうか。科学と宗教とはどのような関係にあるのが良いのでしょうか。
科学は目に見える、物理的世界を対象にしていますし、宗教は目に見えない、霊的世界ないし心理的世界を対象にしています。科学と宗教はそれぞれ別の領域を対象としていますから、お互いに干渉し合わなければ波風はたたないようなものです。でもその場合には、とかく科学者は物理的次元の世界以外の世界を認めませんし、宗教者は科学の成果は利用しても、自分たちの関わっているのは人間の内面の問題、信仰の事柄だとして科学者と対話しようとは思わないでしょう。そもそも科学者との対話の内容を持ち合わせてもいないのです。こうしてお互いに無関係な道を歩むことになりますが、両者はそれぞれに人類に大きな影響力をもっていますので、両者の相互理解が進んでいない状況は困ったことなのです。
科学や宗教の抱えている問題を考える際に、いったんこれらから離れて人間とはどういう存在であるかということを考えるのは有益だと思います。人間の存在構造を考えることができれば科学と宗教の関係も自ずから理解可能になる可能性があり得ると思うのです。
この書では心・夢・気・超自然的現象・光という事柄について検討し、そこから人間存在はどういう構造をもっているかということを考えてみました。
上記内容は本書刊行時のものです。