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燃えるキリン  黒田喜夫 詩文撰 黒田 喜夫(著/文) - 共和国
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詳細画像 0

燃えるキリン  黒田喜夫 詩文撰

発行:共和国
菊変型判
縦225mm 横150mm 厚さ25mm
重さ 480g
404ページ
並製
価格 3,200円+税
ISBN
978-4-907986-25-4
Cコード
C0092
一般 単行本 日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年1月
書店発売日
登録日
2015年12月14日
最終更新日
2016年1月17日
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書評掲載情報

2016-03-04 週刊読書人
評者: 野村喜和夫=詩人
2016-02-14 毎日新聞
2016-01-17 東京新聞/中日新聞

紹介

おかあさん革命は遠く去りました
革命は遠い沙漠の国だけです――「毒虫飼育」

ぼくは掟なんか欲しくない
燃えるキリンが欲しいだけ――「燃えるキリン」

何からおれの名を除くというのか
革命から? 生から?
おれはすでに名前で連帯しているのではない――「除名」

いや、それでもわれわれは、あくまでもじぶん自身の内なる飢えた子供のためにだけ書く。そして、そうすることで、私はいずこかの飢えた子供の存在も発見しようとするだろう。――「飢えた子供に詩は何ができるか」

目次

第一部 詩 撰

最初の無名戦士 [単行本初収録]
黍餅 
詩書をあとに [単行本初収録]
寡婦のうたえる [単行本初収録]
燃えるキリン
空想のゲリラ
おれは間違っていたのか
ロマンセロ長靴 [単行本初収録ヴァージョン]
ハンガリヤの笑い
観念論
毒虫飼育
くらい日曜日
夜の街で舞う
非合法の午后
憑かれてる日のデッサン [「河口眺望」]
狂児かえる
末裔の人々
原点破壊
食虫植物譚
地中の武器
十月の心
沈黙への断章
餓鬼図・抄 [単行本初収録]
彼方へ
原野へ
遠くの夏
涸れ川の岸で
男の児のラグタイム [単行本初収録]
老戦士の昼休みの詩学


第二部 散文撰

民謡をさぐる
蒼ざめたる牛
死者と詩法 [含「除名」/単行本初収録ヴァージョン]
死にいたる飢餓
拒絶の精神とは何か
飢えた子供に詩は何ができるか
読書遍歴
詩と自由
亡びに立つ
歌形と異郷 [単行本初収録]
生涯のように [『現代批評』版/単行本初収録]

  解説 黒田喜夫の動物誌 (鵜飼 哲)

  解題
  編集後記

装画:田中千智
装幀:宗利淳一

版元から一言

最後の戦後詩人、黒田喜夫(1926-84)の没後30年ではじめて刊行されるオールタイム・ベストです。初出紙誌を底本とし、今回あらたに発見された既刊単行本未収録作品も多くふくむ「詩撰」「散文撰」の2部構成。時代と状況を撃つ言葉の結晶を、本がボロボロになるまで味わってください。いまもっとも脚光を浴びている画家、田中千智さんの装画も魅力です。
* 初版分のみ、投げ込み詩集『除名』(16ページ)付き。
* 2016年春より、『不安と遊撃 黒田喜夫全集』(全4巻)刊行開始。

著者プロフィール

黒田 喜夫  (クロダ キオ)  (著/文

詩人。1926年2月28日、山形県米沢市に生まれ、同寒河江市に育ち、1984年7月10日、東京都清瀬市に没する。
著書に、『不安と遊撃』(飯塚書店、1959年12月、第10回H氏賞受賞)、『地中の武器』思潮社、1962年12月)、『死にいたる飢餓』国文社(1965年6月)、『詩と反詩』(勁草書房、1968年5月)、『負性と奪回』(三一書房、1972年2月)、『彼岸と主体』(河出書房新社、1972年6月)、『自然と行為』思潮社、1977年9月)、『一人の彼方へ』(国文社、1979年3月)、『不歸郷』(思潮社、1979年4月)、『人はなぜ詩に囚われるか』(日本エディタースクール出版部、1983年12月)、『黒田喜夫全詩』(思潮社、1985年4月)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。