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カンディンスキー 世界は鳴りひびく 日本のコレクションでたどる画業と反響
- 出版社在庫情報
- 不明
- 書店発売日
- 2026年7月19日
- 登録日
- 2026年7月14日
- 最終更新日
- 2026年7月14日
紹介
宇都宮美術館、宮城県美術館、長野県立美術館で開催の「カンディンスキー 世界は鳴りひびく―日本のコレクションでたどる画業と反響―」展の図録。
自らの〈内なる響き〉を拠り所として抽象絵画の成立を主導し、現代芸術の大きな源流となったロシア出身の画家、ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)。心の震えをそのまま映し出す絵画の探求は、視覚・聴覚・身体・言語などが共感覚的に連動する世界の開拓へとつながっていきます。それはひとつの感受性が各メディアを有機的に統合する現代的な表現のありようを先駆するものでした。
本展は、日本各地に広く収蔵されるに至ったカンディンスキー作品を集結させてその画業を通観する初めての試みです。カンディンスキーと日本との関係にも焦点を当て、早くも1910年代から始まった作品・理論の受容の特徴的な様相を、最新の見地からたどります。画家自身が「童話のような」「新しいロマンティシズム」と呼ぶ、深い華やぎにみちた晴朗な〈響き〉の世界をご堪能ください。(展覧会チラシより転載)
目次
ワシリー・カンディンスキー―― 世界は鳴りひびく|松本透
第1章|ミュンヘン、内なるロシアと色彩
[コラム]芸術家協会「ファーランクス」
第2章|抽象への道のりと「青騎士」
[コラム]『響き』――〈諸芸術の総合〉の実践
第3章|カンディンスキー、日本における響き
[コラム]黙鐘
第4章|バウハウス、幾何学のしるしのもとに
[コラム]シュパヌング
第5章|パリ、穏やかな飛翔
[コラム]ゼルヴォスと『カイエ・ダール』
色斑の遍歴――カンディンスキー作品の画面における〈マール〉と〈ツァイヒェン〉の総合について|石川潤
海を越えた響き――日本人とカンディンスキーの出会い|小檜山祐幹
共感覚の時代性――カンディンスキーをめぐる緩やかなつながりから|鈴木幸野
出品リスト・作品解説
カンディンスキー関連年表
カンディンスキー関連地図
主要参考女献
Wassily KandinskyーThe World Resounds | Matsumoto Tohru
Chapter Introductions and Columns
The Journey of the SpotーOn the Synthesis of Mal and Zeichen on the Picture Plane in Kandinsky's Works | Ishikawa Jun
Resonances across the SeasーJapanese Encounters with Kandinsky | Kobiyama Yuki
The Contemporary Quality of SynesthesiaーGentle Ties to Kandinsky | Suzuki Yukino
上記内容は本書刊行時のものです。
