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フェミニズム視点からの在日朝鮮人史ー 植民地主義・家父長制・性差別 宋 連玉(著) - 一聡舎
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フェミニズム視点からの在日朝鮮人史ー 植民地主義・家父長制・性差別 (フェミニズムシテンカラノザイニチチョウセンジンシーショクミンチシュギ・カフチョウセイ・セイサベツ)

社会一般
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発行:一聡舎
A5判
160ページ
並製
定価 1,700 円+税   1,870 円(税込)
ISBN
978-4-902784-04-6   COPY
ISBN 13
9784902784046   COPY
ISBN 10h
4-902784-04-1   COPY
ISBN 10
4902784041   COPY
出版者記号
902784   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2025年7月4日
最終更新日
2026年1月6日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2025-12-25
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日本のフェミニズムにおいて待望の書籍ですので、様々な方面からご注文くださっております。引き続きお読みいただくことを願っています。

紹介

身近にいる(だろう)在日朝鮮女性の姿は今日では十人十色どころか百人百色で決して一様ではない。

既婚者の場合、配偶者が日本人というケースが多数を占める現状にある。かつて在日朝鮮人は60万人といわれたが、ポジティブに捉えたら在日朝鮮人にかかわりを持つ人々が増えていることになる。しかし関係性をポジティブにするためには、直接、間接の経験、その記憶の破片をジグソーパズルのようにつなぎ合わせる作業が必要である。破片が磨滅したり、消えてしまう前に、当事者のみならず、関係者の記憶の歴史的意味を知る必要があろう。この歴史的意味を知るために、植民地主義という認識枠を用いたい。「民族」に関わることを強烈に記憶するのも、記憶を疎むのも植民地主義のなせるわざである。

在日朝鮮女性が個別に経験した家父長制や性差別と植民地主義との関係性、それらがどこまで普遍性をもち、分ちあえるものなのか?

目次

【目次】
はじめにー在日朝鮮人フェミニズムを編み上げる試み(梁・永山聡子)
本書の経緯
多様な在日朝鮮人を見えなくする罠
日本社会が透けてみえるー日本名を使うこと、朝鮮名を使うこと
最後に

第1章 はじめにー足元から始まる歴史
植民地主義の継続
間接的強制連行
「民族」を学ぶスタート
近代資本主義と性差別・家父長制
世界に住む朝鮮民族と出会う
紡績女工から始める在日朝鮮人の歴史
資本主義に必須なのは性差別
質疑応答
最後に一言ー拾い集めた歴史学

第2章 植民地期の在日朝鮮人の暮らし
支配者が揶揄するセクシュアリティ
民族解放は民族分断へ
民主「日本」における植民地主義への囲い込み
教育を創る闘い
「生」をめぐる闘いと創造
重層的な法的地位

第3章 在日朝鮮人の破片を繋ぐ
どのように繋いでいくか
在日朝鮮女性に近代家族は可能か
高度経済成長期の在日朝鮮女性
女性解放とは誰のことなのか?
民族学級・夜間中学での経験
特別永住者とはー在日朝鮮女性の法的地位
外国人登録と指紋押捺拒否
韓国の海外旅行自由化と変容する「猪飼野」
一人芝居を演じる女性たち、繋いでいく歴史
口承文化にみる植民地の民

第4章 植民地主義が強化する家父長制
植民地主義批判のフェミニズム
在日朝鮮女性の文学
ジェンダーからみた在日朝鮮人男性文学
「母国語」に見る植民地主義の歴史
声を発する在日朝鮮女性
在日朝鮮人をみる他者の目

第5章 届かない思い・届けたい思い
崩壊・離散する家族の「母」物語
映画の中の在日朝鮮女性表象
多文化共生論への「逆襲」
日本の家父長制と植民地主義
名前の政治学
特別永住権の非特権性
植民地主義から語る「慰安婦」問題
精神医療から見る在日朝鮮人
脱植民地主義と地下茎で繋がる日本の民主化

おわりにー「日本のフェミニスト」を解体する(熱田敬子)

ふぇみ・ゼミ&カフェとは?
ご寄付のお願い

版元から一言

シリーズの説明
【ふぇみ・ゼミ&カフェ ベーシック講座セレクションとは?】毎回多彩な講師に、社会運動の主体となるべく知識やノウハウなどを提供していただきましたが、「1回の講座では伝えきれない」という講師からの感想、「続きを知りたい」という参加者の声を多くいただきました。それを受けて同じ講師の連続講座の開催を考えていました。同時にふぇみ・ゼミを開催していく中で、ジェンダー、フェミニズムを学びたい参加者のみなさんの中に、人種、民族、階級などのマイノリティ差別の問題などについて後景におく傾向があることもわかりました。
 こうした背景を受け、2021年からインターセクショナルなフェミニズムを達成するために不可欠な知識や運動を知る「ベーシック講座」を開催することになりました。2021年、2022年は5コース、2023年からは7コースで開催し、24コースが完了しました(2025年3月現在)。どのコースも素晴らしい内容であり、要望があれば、いつでも動画購入ができます。
 さらに、書籍としても読みたいという参加者からの声に加え、運営委員会の中でも書籍として残した方が良いと考えたものを「ふぇみ・ゼミ&カフェ ベーシック講座セレクション」としてシリーズ化しています。

著者プロフィール

宋 連玉  (ソンヨノク)  (

日本の「戦後民主主義教育」のもとで受けたシビアな民族差別、大学卒業後に歴史を学ぶために向かった70年代の韓国で「民族主義」に疎外された体験、そこから民族主義、近代主義、反植民地主義について考える心の旅を続けている。
「民族主義」を内面化しようと努力した一時期からすると、個人的にも、私個人を取り巻く環境も世界情勢もずいぶん変化したが、個人的体験を社会に繋げ、生かす道をともに考えたいと願っている。身近に「いじめ」に苦しむこどもとも、社会の不条理を是正したいと願う若者とも、対話する機会があることを願いたい。

ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員会  (フェミ・ゼミアンドカフェウンエイイインカイ)  (

東京に事務所を置く、インターセクショナル・フェミニズム運動のNGOです。主としてインターセクショナル・フェミニズムをテーマとしたアートや演劇、映画やカフェイベントを企画・開催するゆる・ふぇみカフェ(2014年設立)と、講座・研究・調査・出版・アドボカシー活動を担うふぇみ・ゼミ(2017年設立)の二つの団体が共同で、現在のふぇみ・ゼミ&カフェを立ちあげました。2022年に一般社団法人として登記しています。

上記内容は本書刊行時のものです。