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可能なるアナキズム─マルセル・モースと贈与のモラル 山田広昭(著/文) - インスクリプト
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可能なるアナキズム─マルセル・モースと贈与のモラル (カノウナルアナキズム)

哲学・宗教
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四六判
縦194mm 横134mm 厚さ23mm
重さ 400g
272ページ
定価 3,400円+税
ISBN
978-4-900997-77-6   COPY
ISBN 13
9784900997776   COPY
ISBN 10h
4-900997-77-3   COPY
ISBN 10
4900997773   COPY
出版者記号
900997   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年9月22日
書店発売日
登録日
2020年8月26日
最終更新日
2020年9月25日
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書評掲載情報

2020-11-22 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 平川克美(評論家)
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紹介

権力なき共生はいかに可能か。マルセル・モースに端を発し、ポランニーを経由して、柄谷行人の交換様式論にいたる流れを追い、マルクス、ワルラスらの理論的探求、グレーバー、J・C・スコットらの実践的展望を援用しつつ、贈与のモラルを内包した交換様式の実現に来たるべき社会の構成原理を見出す。モースをアナキズムの文脈へと置きなおし、『贈与論』のアクチュアルな可能性を明らかにして変革への道筋を描き出す、渾身の書下し。

目次

一章 マルセル・モースとは誰か
二章 贈与のモラル
三章 国家と個人
四章 無力な首長と国家なき社会
五章 「ハウ」と戦争
六章 利潤なき市場経済
七章 労働力商品と剰余価値
八章 贈与と負債
九章 理論と倫理
一〇章 モースと社会主義生産様式から交換様式へ
一一章 交換様式D
一二章 ネーション
一三章 可能なるアナキズム


あとがき
索引

著者プロフィール

山田広昭  (ヤマダヒロアキ)  (著/文

山田広昭

東京大学大学院総合文化研究科教授(言語情報科学専攻)

著書に、『現代言語論』(立川健二との共著、1990年)、『三点確保──ロマン主義とナショナリズム』(2001年、以上、新曜社)、『文学批評への招待』(丹治愛との共編著、放送大学教育振興会、2018年)など。訳書に、『ヴァレリー集成IV:精神の〈哲学〉』(編訳、筑摩書房、2011年)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。