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物語で伝える信仰
福音の喜びと驚きに出会う物語弁証論
原書: Narrative Apologetics
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2026年2月10日
- 書店発売日
- 2026年1月30日
- 登録日
- 2026年1月14日
- 最終更新日
- 2026年1月29日
紹介
聖書は物語る──それは神の贖いの計画の物語であり、そこに無数の小さな物語が含まれている。本書は、物語弁証論の基盤を築いた上で、四つの主要な聖書の物語とトールキンの『指輪物語』やC・S・ルイス『ナルニア国物語』といった不朽の物語、アウグスティヌスやチャック・コルソンらによる個人的な物語を探求しつつ、物語を通じて信仰を理解し、分かち合う方法を提示している。
目次
推薦の言葉
第1章 導入──物語弁証論とは
第2章 物語弁証論の神学的土台
第3章 物語弁証論の具体的実践
第4章 聖書の物語─認識の窓を開く
第5章 物語弁証論の方法と評価のための基準
第6章 キリスト教のストーリーと人生の意味
第7章 物語を弁証論に昇華させる
訳者による要約
訳者あとがき
注記
前書きなど
この短い本は、「物語弁証論」(ストーリーを語ることによってキリスト教信仰を肯定し、弁護し、説明する一つのアプローチ)を紹介し、推奨することを目的としています。本書は、福音を伝え、推奨する上で、いかにストーリーが重要な道を切り開くことができるかについて、また、福音が理解され、現実の私たちの経験とストーリーが結びつき、この世界と私たちについて語られる他のストーリーを批判するために、いかに役立つかの探究を目的としています。
イエス・キリストのストーリー(福音書を通して記憶に残り、私たちに理解できる形で語り継がれた物語)は、私たちの注意を引きつけ、私たち自身やこの世界について考える(もしくは考え直す)きっかけを与えてくれるものです。
本書の狙いは、私たちが忘れるべきではなかったことを再発見することです。それはすなわち、物語は私たちの想像力をかき立て、それが内包し、表現している真理を私たちが受け取れるように整えてくれることです。もし神が、ストーリーを受容できるように人間の知性と想像力を形造られ、そしてそれらすべてのストーリーは、キリスト教の「大きなストーリー」の残響または断片であるという、C・S・ルイスやJ・R・トールキンの考え方が正しいのであれば、物語を用いる弁証論的アプローチを受け入れ、用いるための神学的土台は立証されるでしょう。(第1章 導入─物語弁証論とは)
版元から一言
本書は、英国の著名な神学者アリスター・E・マクグラスによる「物語神学」の解説、その建設的対話であり、さらに「物語神学」を説教や伝道といった実践の場に適用し、展開するための手引きともなっています。著者自身が述べるように、本書は「説教者にとって実用的なものと、最良の学問的見解に基づく緻密な議論との中間になるものを目指した」(13頁)ものです。
内容は一般向けとしてはやや高度であり、相応の前提知識を必要とするでしょう。加えて、膨大な文献引用や哲学的対話が随所に登場するため、大筋を追いにくいと感じる方には、巻末に付した訳者による各章の要約(207頁)を参照しつつ読み進めることもできます。
逆に、「もっと詳しく知りたい」と感じる方には、各章ごとに豊富な背景資料が巻末に注記として掲載してありますので、そちらをご参照ください。
上記内容は本書刊行時のものです。

