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差し迫る、 福島原発1号機の倒壊と日本滅亡 森重 晴雄(著) - せせらぎ出版
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差し迫る、 福島原発1号機の倒壊と日本滅亡 (サシセマル フクシマゲンパツイチゴウキノトウカイトニッポンメツボウ)

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A5判
88ページ
並製
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-88416-304-4   COPY
ISBN 13
9784884163044   COPY
ISBN 10h
4-88416-304-4   COPY
ISBN 10
4884163044   COPY
出版者記号
88416   COPY
Cコード
C0053  
0:一般 0:単行本 53:機械
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年12月1日
書店発売日
登録日
2023年11月10日
最終更新日
2023年12月7日
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紹介

福島の原発事故はまだ終わっていない。ますます高まる危険度。
回避できるのに、なぜしないのか?

目次

目次
はじめに
第1章 福島第一の1号機の深刻な状況
福島第一の1号機の構造を簡単に説明すると
1号機は、いまどのような状況にあるのか
インナースカートの上に生じた数mm の隙間
すべて溶融していた内側のコンクリート
ペデスタル上部が約50mm沈下
大きく損傷したペデスタルの耐震性を検証
震度6強の地震で転倒の恐れのある理由
原子炉圧力容器の転倒を周辺構造部材は支え切れない
原子炉圧力容器の転倒を原子炉格納容器は支え切れない
原子炉圧力容器の転倒方向の検証
使用済燃料プールをめがけて倒壊する1号機
使用済燃料プールの損傷により大惨事が発生
コラム1/東京電力の技術力不足が生んだ水素爆発
第2章 1号機の倒壊を防ぐ方法
修復が困難なペデスタルの損傷
原子炉圧力容器の転倒を防止する考え方
転倒を防止するための具体的な工法
転倒防止対策後に耐えうる最大加速度
危機的な状況にも腰を上げない政府
コラム2/燃料デブリを取り出す方法
注釈
参考資料・国会における質問主意書と首相答弁書
おわりに

版元から一言

震度6強で福島原発が倒壊すれば、日本は滅亡。
回避方法を、元原発耐震の専門家が緊急提言!

福島原発の1号機は耐震機能をほとんど失っており、著者の計算では、震度6強の地震で使用済燃料プールめがけて倒壊する恐れが濃厚です。そうなれば、東日本大震災のときを超える大事故となり、日本全土が廃土と化す恐れがあります。いますぐ回避策をとらなければなりません。このことを至急、多くの人に共有していただくために本書を緊急出版しました。

◎著者からの2つのお願い
≪複製、引用ご希望の方へ≫
本書の一部、あるいは全部を無断で複写・複製・転載・放映・データ配信することはもとより、無断引用についてもご遠慮ください。複製、引用などをご希望の方は、必ず発行者にご連絡の上、著者の承諾を求めてください。この二次著作物も同様です。また、口述権は著者にあります。
≪講演ご依頼の方へ≫
著者は原則として講演依頼をお引き受けいたしますので、ご依頼される方は発行者にご連絡ください。

著者プロフィール

森重 晴雄  (モリシゲ ハルオ)  (

森重 晴雄(もりしげ はるお)
名古屋大学工学部原子核工学科(プラズマ研究所)で核融合を研究し、1979年3月に卒業。その後、大阪大学工学部土木工学科で溶接工学を学び、1981年3月に卒業。同年4月に、三菱重工に就職し、2004年まで在籍した。
その間、福島第一原子力発電所1号機の耐震研究を行い、原発向け耐震構造を発案。この耐震構造は三菱重工製の原子力発電プラントAPWRや東芝製の原子力発電プラントABWRなどに採用された。1990年~1993年の3年間、伊方原発3号機建設の際には、機器班長として現場で陣頭指揮を執る。1995年以降は、原子炉の炉心交換を提唱。一時期、原子力発電技術機構に出向して炉心交換を研究し、四国電力伊方1/2号機で、世界で初めて致死線量のもと低被曝で炉心交換を実現した。
原子核工学と土木工学に精通し、なおかつ原子力発電所の現場のことも熟知している、原子力発電に関する稀有な専門家である。
2004年、三菱重工を退職し、インターネット神戸を設立。再生エネルギーの研究を行っている。それと並行して2014年には、福島第一原子力発電所の事故処理が遅々として進まないのをみて、福島事故対策検討会を設立。「原子力発電に関わってきた者として、生きているうちに廃炉の道筋をつけたい」という思いで、福島第一原子力発電所の4基の事故機の実態研究と対策立案に尽力している。

上記内容は本書刊行時のものです。