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#石田三成のつぶやき ZIBU(編著) - サンライズ出版
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#石田三成のつぶやき (イシダミツナリノツブヤキ) 戦国インフルエンサーの逸話と史実 (センゴクインフルエンサーノイツワトシジツ)

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A5判
96ページ
並製
価格 1,800 円+税   1,980 円(税込)
ISBN
978-4-88325-858-1   COPY
ISBN 13
9784883258581   COPY
ISBN 10h
4-88325-858-0   COPY
ISBN 10
4883258580   COPY
出版者記号
88325   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年11月1日
書店発売日
登録日
2025年9月24日
最終更新日
2025年10月28日
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紹介

石田三成についての逸話や実際に発給した書状などを、X(旧ツイッター)フォロワー22万人超のインフルエンサーがツイート風に紹介する。史学博士の太田浩司氏も推薦する面白マジメなオールカラー歴史考察。

目次

#01■史実と創作における石田三成
石田三成論の系譜 ─研究書籍を中心に─/三献茶と三成 ─ぬるい! 熱い! 超熱い!─/千利休切腹事件と三成 ─三成逆転裁判─/三成は友だち多い? ─大谷吉継・徳川家康との関係─/民衆と三成 ─エクストリーム鬼ごっこ─/コラム「関ヶ原から近江古橋へ」田附清子/干し柿と三成 ─西軍勝利を諦めない─/現代の創作における石田三成

#02■全国に残る石田三成の軌跡
[東北]伊達政宗との因縁/[関東]のぼうの城と草津温泉/[中部]ズッ友・真田信之と文通/[近畿(滋賀以外)]大河ドラマ主人公との深い縁/[滋賀]民に潤い? 民に厳しい?/[中国]毛利来ぬ/[九州]検地と石鹸

#03■今年こそ西軍勝利川柳
筋肉と大谷サンは裏切らない(藍藍)/小栗旬 山本耕史 七之助(おみつ)/今年こそ欲しい柿より欲しい勝ち(山宗雲)/世が世なら「どうする三成」バズり中(とし)/西軍はネバー治部アップ!勝つまでは(長浜大好き)/今年こそ三成くんが光る君(フーマー)/退き口で島津と踊る猫ミーム(ハイネケンちゃんねる)/もしかしてMKタクシー?「はい、そう(敗走)です。」(さとぴん)/「今年こそ」死語にならないこの決意(もふもふ)etc.

#04■石田三成に逢える近江路
三成会議(びわ湖・近江路観光圏活性化協議会)/情報誌「MEET三成」/三成タクシー/三成めし/三成マンホール

前書きなど

 16世紀の日本は、大きなうねりの渦中にあった。戦国乱世から、泰平の世へと移行する時代である。織田信長や豊臣秀吉、徳川家康といった三英傑に、武田信玄や上杉謙信、伊達政宗といった各地の強豪大名たちの名前が上がるだろう。彼らの銅像は、甲冑を身に纏い、いかにも戦国武将とでもいうような、勇ましい出で立ちである。
 では、本書の主人公・石田三成の銅像はどうだろうか? 平時の裃姿で着座し、落ち着いた、柔和な表情をのぞかせる。三成の魅力はこうした点にあるのではないか、と著者は思う。13年前、著者はそんな三成に心惹かれ、ツイッター(現X)アカウント@zibumitunariを開設した。そこで実感したのは、今なお多くの人々が三成に興味を抱いており、現代でも全国でムーブメントが起きているという事実である。
 実際に彼は、奉行や代官として全国各地に足跡を残しており、その死後にあっても数多くの逸話が作られた。今でも好き嫌いがはっきり分かれる武将の代表格であるが、同時代の人々はおろか、後世を生きる我々に対しても大きな影響を与え続けている。その意味でも、彼こそが戦国のインフルエンサーであった。
 本書は、三成の事績を丹念に追う研究書ではないし、三成の心情を描いた歴史小説でもない。むしろ、そうした研究書・歴史小説などを紹介しつつ、著名な逸話がどうして作られたのか。三成本人の書状は何を語っているのか。三成とゆかりの深い滋賀県ではどのようなムーブメントが起きているのか……といった観点からまとめたものである。奇特な本ではあるが、そもそも本書を手に取るような方であれば最後までお付き合いいただけると信じている。たぶん……。
 それでは準備はよろしいだろうか? 戦国インフルエンサー・石田三成の世界へ……! 合言葉は、「今年こそ西軍勝利!」

版元から一言

合言葉は「今年こそ西軍勝利!」

著者プロフィール

ZIBU  (ジブ)  (編著

歴史系インフルエンサー。X(旧ツイッター)において、戦国武将・石田三成に関する情報発信を続ける。歴史を研究する大学院生。時事ネタと歴史を絡めたツイートを発信し、22万人以上のフォロワーを獲得。NHK「天下人のスマホ」シリーズのスマホ画面監修や、岐阜関ケ原古戦場特別広報官、石田三成ゆかりの地PR大使(びわ湖・近江路観光圏活性化協議会)などを務める。著書に『#石田三成のつぶやき 戦国インフルエンサーの逸話と史実』(サンライズ出版、2025年)、『いざ関ヶ原 スマホを持った石田三成』(KADOKAWA、2025年)。

三成会議(びわ湖・近江路観光圏活性化協議会)  (ミツナリガイギ ビワコオウミジカンコウケンカッセイカキョウギカイ)  (協力

石田三成が生まれ育った長浜、秀吉と三成が出逢った米原、三成が佐和山城主となった彦根。滋賀県北東部の3市が連携して三成ゆかりの地の魅力をアピール。イベントとしての「三成会議」の開催、情報誌「MEET三成」の発行、認定ドライバーが案内する「三成タクシー」、三成ゆかりのグルメ企画「三成めし」の企画など多彩に繰り広げている。

上記内容は本書刊行時のものです。