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「世間」の研究 板倉 栄一郎(著) - 松籟社
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「世間」の研究 (セケンノケンキュウ) さまざまな世間、変わりゆく世間 (サマザマナセケン カワリユクセケン)

社会一般
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発行:松籟社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ28mm
重さ 400g
336ページ
上製
定価 3,200 円+税   3,520 円(税込)
ISBN
978-4-87984-481-1   COPY
ISBN 13
9784879844811   COPY
ISBN 10h
4-87984-481-0   COPY
ISBN 10
4879844810   COPY
出版者記号
87984   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年10月17日
発売予定日
登録日
2026年9月16日
最終更新日
2026年10月2日
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紹介

庶民の世間/武士の世間/女性の世間/村の世間/都市の世間/西日本の世間/東日本の世間/テレビの世間/ネットの世間/近代の世間/現代の世間
地域、階層、性差、時代から見る「世間」の多様さと変遷を明らかにする基礎的研究。

目次

まえがき―なぜ、「世間」を問うのか

第1章 日本の近代化と世間学研究の射程―歴史学、民俗学、社会学の知見を参考に
 はじめに―阿部謹也の世間学に対する研究視角
 第1節 阿部謹也の世間学について
 第2節 明治期の「世間」の認識
 第3節 近代化の〝装置〟と「世間」―教育と軍隊を中心に
 おわりに―世間学研究の射程

第2章 大正期と「世間」―近代日本社会における「世間」の変質
 はじめに―近代日本社会と大正期
 第1節 明治後期の二つの「世間」
 第2節 新中間層の「世間」
 第3節 「世間並」と「世間体」
 おわりに―戦後の日本社会と「新しい世間」

第3章 大正・昭和初期の「世間学」に関する初歩的考察―近代日本社会の実相と戦前の道徳観
 はじめに―戦前の道徳観と「世間学」
 第1節 『処世常識・世間学』について
 第2節 世間人としての自我―個人意識と共同観念
 第3節 『絵ばなし世間学』について
 第4節 村上浪六の『世間学』について
 おわりに―「世間学」とその時代

第4章 近代日本社会における「世間」の諸相―身分、地域、女性
 はじめに―さまざまな「世間」
 第1節 世間学と身分
 第2節 世間学と地域
 第3節 世間学と女性
 おわりに―戦時期と「世間」

第5章 現代日本社会における「世間」へのアプローチ―近年の世間学研究の動向を踏まえて
 はじめに―変わりゆく「世間」
 第1節 日本の現代社会と「世間」―主に心理学を参考に
 第2節 「世間」と「世間体」
 第3節 戦後の「世間」とテレビ社会
 おわりに―メディアと「世間」

第6章 現代日本社会における「世間」の実相―現代社会と「世間」の変質
 はじめに―「情縁化」と「世間」
 第1節 メディア社会と「世間」―テレビからスマホ、SNSへ
 第2節 「世間」と建前・本音―本音の表出と建前の後退
 第3節 現代日本社会と「世間」―〝一面性〟社会という仮説
 おわりに―現代日本社会における二つの「世間」

第7章 現代の日本社会と「世間体」の変質―大衆消費社会の浸透と〝一面性〟社会の登場
 はじめに―「世間」と「世間体」
 第1節 井上忠司『「世間体」の構造―社会心理学への試み』について
 第2節 犬飼裕一『世間体国家・日本―その構造と呪縛』について
 第3節 「大衆消費社会―世間体―嫉妬」の相互関係
 おわりに―「世間体」の変質と〝一面性〟社会の登場

第8章 世間学と民主主義、公共性、学校教育―これからの日本社会と世間学研究
 はじめに―現代の日本社会と世間学
 第1節 世間学と民主主義、公共性
 第2節 世間学と学校教育
 第3節 デュルケームの道徳論に関する現代的意義
 第4節 現代日本社会の実相と道徳性
 おわりに―信頼社会と有機的連帯

まとめに代えて―研究の成果と今後の課題
あとがき
初出一覧
文献一覧
索引

前書きなど

世間学に対する理解は一般的には広まってはいない。「世間」という言葉を知らない若者も増えてきた。「世間」は聞いたことはあるが、意味を明確に答えられる人は少ないであろう。どの研究分野から、どのような視座で研究を進めていくかについてもさまざまであり、まとまった研究史の整理はほとんど見られないのが現状である。本書を基礎的研究と位置付ける所以はここにある。

著者プロフィール

板倉 栄一郎  (イタクラ エイイチロウ)  (著)

北陸大学経済経営学部教授。富山県生まれ。教育学修士。
主な業績に「「日本社会に根差したウェルビーインングの向上」と道徳教育」(『ウェルビーイングを目指す道徳教育』(編者、冨山房インターナショナル、2026年)、「「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」とマズローの欲求5段階説について:日本の文化的背景に注目して」(単著、北陸大学紀要 第59号、2025年)、「私立中学校・高等学校における道徳教育の取組」(『新道徳教育全集第4巻 中学校、高等学校、特別支援教育における新しい道徳教育』(共著、日本道徳教育学会全集編集委員会編、学文社、2021年)、など。

上記内容は本書刊行時のものです。