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おばあちゃんの名前は珠子と言います
珠子と京都の100年記
- 初版年月日
- 2023年12月7日
- 書店発売日
- 2023年12月8日
- 登録日
- 2023年11月10日
- 最終更新日
- 2023年12月6日
紹介
京都で生まれ育った100歳の主婦の自伝。夫はインディ500やザ・ドライバーなどのゲーム機を創り上げた実業家。
大正、昭和、平成、そして令和を過ごして、戦争や時代の移り変わりを100歳で描いた作品。
目次
もくじ
・まえがき
・おばあちゃんの名前は珠子と言います
・珠子の小学校時代(一)
・珠子の小学校時代(二)
・商家の食卓
・女学校時代(一)
・女学校時代(二)
・高等科追記
・珠子の時代の結婚準備
・珠子の結婚
・新生活
・昭和十八年、戦争初期の暮らし
・分家
・終戦
・戦後の生活
・旧五条通の景色
・昭和二十二年~二十五年頃(一)
・昭和二十二年~二十五年頃(二)
・昭和二十五年~二十七年頃
・昭和二十八年~三十年頃(一)
・昭和二十八年~三十年頃(二)
・昭和三十年~三十三年頃
・現在の珠子
・珠子は今、ここに居ます
・珠子の宗教観
・秋分の一日
・資料館
・美味しい塩こぶ、ちりめん山椒の作り方
・編集後記
前書きなど
まえがき 2023.1
私が昔の暮らしを書いてみようと思ったきっかけは、ひ孫が中学三年の時の夏休みの宿題で「日本の戦時中の事をお年寄りから聞いて文章にしよう。」という課題があったためでした。その文を読んだひ孫のクラスメイトが興味を持たれたので、昔のことを書いてみようと思うようになりました。
NHK京都教室の「やさしい文章教室」に入会させて頂き、二〇二一年四月から月一回千六百字の文を書くようになりました。講師の浅田厚美先生が、「なんでも覚えている事を書いて下さいね」と励まして下さり、二年近く続けています。
近しい人達に読みたいと言われ、コピーを厚意でして下さったお友達が、ご自分も句集を出されたので「あなたも本にしたら?」と言ったので、思わぬ事で出版することになりました。
百歳の専業主婦が書いた、つたない文章ではありますが、読んで頂ければ嬉しいです。
版元から一言
100歳の主婦が描いた女性向けの作品だと思います。
男性目線ですと、夫がゲーム会社を立ち上げ成功し、当時デパートの屋上で金魚売りをしていたナムコの創設者に憧れられ、そして追い抜かれる様なども書いて欲しかったようですが、あくまでも当時の人間ドラマが主体に描いた作品となっております。
人生100年時代。元気に100歳を迎える勇気と元気が出る作品と割と高年齢の女性に評判です。
上記内容は本書刊行時のものです。