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言論空間2026夏号 現代の理論・社会フォーラム(編) - 同時代社
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言論空間2026夏号 (ゲンロンクウカンニセンニジュウロクナツゴウ)

社会一般
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発行:同時代社
A5判
並製
価格 1,200 円+税   1,320 円(税込)
ISBN
978-4-86839-017-6   COPY
ISBN 13
9784868390176   COPY
ISBN 10h
4-86839-017-1   COPY
ISBN 10
4868390171   COPY
出版者記号
86839   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2026年5月20日
最終更新日
2026年7月7日
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紹介

戦争と生活不安が地続きの時代へ
【特集1 西欧覇権の衰退と時代の大転換】
【特集2 人口減少と縮む社会に「地域」はどう向き合うか】

目次

【特集1 西欧覇権の衰退と時代の大転換】
ベネズエラ侵攻、イランへの攻撃  前嶋和弘(上智大学教授)
絶望している国だからトランプを選んだのだ  三牧聖子(同志社大学教授)
2世紀に及ぶ西欧覇権の衰退と非西欧覇権の始まり  的場昭弘(神奈川大学名誉教授)
19世紀復活に抗する国際協調は可能か  広岡裕児(ジャーナリスト/フランス在住) トランプに揺さぶられるフランス外交  土田修

【連載 話題の文学】精神異常で片づけられるのか  尾張 はじめ(葦牙の会)
【連載 感じる映画たち】フィクションに挿入された〈本物の声〉  加田 斎(フリー編集者)
【論考】朝鮮労働党第9回大会  大畑龍次(朝鮮問題研究者)
【連載 ちょっと深堀りヨーロッパ】ハンガリー・マジャル政権に注目 栗田 路子(ブリュッセル在住/ジャーナリスト)
【連載 ウクライナ戦争――戦場の論理と停戦の条件】西側の敗色濃い二つの戦争下斗米 伸夫(神奈川大特別招聘教授/法政大名誉教授) 【連載 かっこいいおんなになるために。】「母の日」は平和を築く日  松元 ちえ(ジャーナリスト)
【連載 現代の非理論】ホルムズ危機、中国は20年前に予測?  松本 仁一(ジャーナリスト/元朝日新聞編集委員)
【連載 沖縄の助産婦、海をあるく】避妊も中絶もどうしてこんなにアクセスが悪い!?  トルネイドまーりー(助産師)
【連載 メディア季評】野党弱体化で、さらにメディアの役割が高まる  石井 彰(放送作家)
【連載 ドイツに暮らす】「女性アーティストたち!―塩田千春の後ろにあるもの」フックス真理子(ドイツ在住)
【連載 東洋医学こぼれ話】三焦について(その2)   大木 一史(薬剤師/鍼灸師)【連載 レキオからの便り】沖縄県児童・生徒作文コンクール作品抄  鈴木次郎(詩人)
【書評】ハン・ガン『少年が来る』を読んで――「光州事件」をえぐる  前澤裕子(元医療従事者)
【〈コラム〉都市における匿名性、記号性】池袋でワン・オブ・ゼムになる   梅川康輝(ジャーナリスト)
【論考】フェミニスト議員、埼玉県議会に行く  山田裕子(埼玉県議会議員/埼玉市民ネットワーク)
【インタビュー】ロスジェネにも希望を  雨宮処凛(作家/「反貧困ネットワーク」世話人)
【論考】衆院選惨敗―焼け野原に立つ 新たな政治への「ポラリス(Polaris)」の挑戦  山岸一生(前衆議院議員・東京9区落選者)
【特集2 人口減少と縮む社会に「地域」はどう向き合うか】
人口奪い合いの先に未来はない  福嶋浩彦(元安孫子市長/中央学院大学教授)
第三次病院建設と高齢社会  阿部裕行(多摩市長)
ミュニシバリズム(地域主権)でコモンの再生  松谷清(静岡市議会議員)

【論考】日本初の自衛隊基地内でPFAS除去装置が稼働中  川口絵未(千葉県議会議員)
【論考】台湾新北市を訪ねて 高橋優子(NPО生活工房つばさ・游/NPО全国有機オーガニック給食は動く社会の設計図)
【先住民族研究会報告】アフリカで森の民「ピグミー」と交流して  宇佐照代(アイヌ料理店ハルコロ店主)/西原智昭(FSCジャパン事務局長)
【北方諸島集会・講演】樺太アイヌ「エンチウ」の声を伝える  田澤守(樺太アイヌ協会会長)
【経済分析研究会】右派ポピュリズムと高市政権の経済政策路線  松尾匡(立命館大学教授)
【連載 定説を疑え!経済の行方を読み解く】リベラル派の再生はあるのか  蜂谷 隆(経済ジャーナリスト)
【論考】改憲発議と国民投票――憲法9条改悪は憲法9条の問題ではない  山田勝(本誌編集長)

前書きなど

〔戦争と暮らしの不安が次第に「自分ごと」になり始めている。ウクライナ戦とイラン戦争は戦争が「普通ごと」になる時代を生み出した。ホルムズ海峡の「戦場化」はたとえ停戦したとしても、いつでも「戦場化」しうる時代だと理解された。石油供給の根幹を襲ったイラン戦争は石油文明の利便性と危うさを人々が共通に経験している。中東の危機はこれからも続く以上、戦争と暮らしの不安は地続きであり、遠く離れ地域でも連動しているとの新たな戦争観の広がりである。トランプ政権下の米国ではより深刻である。「徴兵されたらどこへ配属されるのかが母親たちの話題である」と(巻頭コラム・松元ちえ)。「母の日」は米国の南北戦争のとき北軍・南軍を問わず負傷者を看護した女性の記念日と私は思っていた。このコラムで、そうではなくて、南北戦争・奴隷解放宣言後、選挙権を「男性」のみに保障した修正条項に反対し、「おんなたちよ、立ち上がれ」として闘い始めたジュリア・ウォード・ハウの宣言に起源をもっていると教えられた。この夏号は特集1&2だけでなく、中道連合・落選者の声もいただいた。さまざまな分野で従来とは異なる闘い方、問題意識が満載。私自身もリニューアルへの刺激を強く受けた。編集者として筆者の皆さんに感謝申し上げたい。〕「本誌:編集長」

上記内容は本書刊行時のものです。