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町の本屋という物語 奈良 敏行(著/文) - 作品社
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ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
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町の本屋という物語 (マチノホンヤトイウモノガタリ) 定有堂書店の43年 (テイユウドウショテンノヨンジュウサンネン)

文芸
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発行:作品社
四六判
240ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-86793-013-7   COPY
ISBN 13
9784867930137   COPY
ISBN 10h
4-86793-013-X   COPY
ISBN 10
486793013X   COPY
出版者記号
86793   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年3月
書店発売日
登録日
2023年12月14日
最終更新日
2024年3月28日
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書評掲載情報

2024-04-20 朝日新聞  朝刊
2024-04-07 読売新聞  朝刊
2024-04-05 小説丸  
評者: 日野剛広さん(ときわ書房志津ステーションビル店)[週末は書店へ行こう! 目利き書店員のブックガイド)
2024-03-17 産經新聞  朝刊
評者: 南陀楼綾繁(編集者・ライター)
2024-03-16 毎日新聞  朝刊
評者: 角田光代(作家)
2024-03-09 西日本新聞  2024年3月9日号
評者: 大井実(ブックスキューブリック)「カリスマ書店員の激オシ本」
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重版情報

2刷 出来予定日: 2024-04-10
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紹介

本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。
本屋「Title」店主・辻山良雄さん推薦!

鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。

 鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。
 いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。
本屋「Title」店主・辻山良雄

目次

はじめに 身過ぎ世過ぎは草の種

第一章 町の本屋という物語
楽しい本屋は可能か/“夢を託す”ということ/どうして素人が書店を始めることになったかと言うと……/日常の可能性/本のことは井狩春男さんに教わった/本を並べる/本屋の愉しみ/ブック・カバーへの思い入れの話/定有堂から/人文書で、もうおともだち
/町の本屋の物語

第二章 「書店」と「本屋」
「本屋」論/ザ・ブックマン/本屋は「舞台」なのだ/本の紹介は楽しい/本屋のカスタマイズ/「本屋アジール」論/本の泉/「書店」と「本屋」/ウェブ、そして町の本屋/町の本屋から生まれた本──『伝えたいこと』出版のこと

第三章 「身の丈」の本屋
人に教わり、本に教わる/座敷わらしの荒ぶる魂/本屋の学校/本屋を歩く/なぜ人文書なのか/本屋ですから/希望/本屋の源泉/スタンダードとカスタマイズ/京都書店研修会へいく/永六輔さんトーク&サインの会顛末記/朋有り遠方より来る/ノアの箱舟/バーチャル書店/町の書店に未来はあるか

第四章 本屋の青空
書と戯れる/就職しないで生きるには/脱個性/徳俵/一周遅れのトップ/書の底力/町に生きる/再生力/本屋と個性/本のビオトープ/好きだからやる

第五章 定有堂書店の生成変化
本屋の未来を創造する/定有堂書店の生成変化

附録 定有堂書店の本棚 往来のベーシックセオリー
あとがき 一冊の本の衝撃
編者後記 三砂慶明
奈良敏行・定有堂書店略年譜

著者プロフィール

奈良 敏行  (ナラ トシユキ)  (著/文

(なら・としゆき)1948年生まれ。1972年早稲田大学第一文学部卒。1980年鳥取にて、定有堂書店を開業。共著書に、『街の本屋はねむらない』(アルメディア)、三砂慶明編『本屋という仕事』(世界思想社)など。

三砂 慶明  (ミサゴ ヨシアキ)  (編集

(みさご・よしあき)1982年生まれ。「読書室」主宰。株式会社工作社などを経て、梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。著書に『千年の読書』(誠文堂新光社)、編著書に『本屋という仕事』がある。

上記内容は本書刊行時のものです。