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ホラーの機能 小原 文衛(編著) - 小鳥遊書房
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ホラーの機能 (ホラーノキノウ) 迂回的言語としての映画・文学 (ウカイテキゲンゴトシテノエイガブンガク)

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発行:小鳥遊書房
A5判
282ページ
並製
価格 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-86780-100-0   COPY
ISBN 13
9784867801000   COPY
ISBN 10h
4-86780-100-3   COPY
ISBN 10
4867801003   COPY
出版者記号
86780   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2026年3月20日
書店発売日
登録日
2026年1月17日
最終更新日
2026年4月25日
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紹介

語られなかった死。見えない暴力。忘却を強いられた記憶。
それらは消えない。
語られないものは、〈迂回的な言語〉=怪物に姿を変えて帰ってくる。
ゾンビ、ゴジラ、亡霊、人工身体、アメリカン・パラノイア、悪魔……。
ホラー映画と文学を横断し、
現代社会の深層/無意識を撃ち抜く、ホラーの〈見方・読み方〉の新たなる地平
「ホラー」をもって「悪夢の時代」に対抗せよ!

目次

まえがき
悪夢(ホラー)を見るということ(西山智則)

序文
語りえないもの
―迂回的言語としてのホラー(小原文衛 + 西山智則)
第一部
ヒストリー、ネイション、アメリカ

第一章
アメリカン・パラノイア
――アメリカン・アイデンティティの「現実」としてのホラー(森有礼)

第二章
見えないモンスターを映すこと
――ジョーダン・ピールの『NOPE/ノープ』における対抗的映画史(菅井大地)

コラム①
帰ってきた恐るべき女/子供たち(1)
――『エクソシスト』とリーガンの妹たち(西山智則)

コラム②
帰ってきた恐るべき女/子供たち(2)
――現代の『ローズマリーの赤ちゃん』としての『オーメン・ザ・ファースト』(西山智則)

コラム③
エコ・ホラー
――人間と環境の相互関係から生じる不安(菅井大地)

第二部
身体、サイエンス、文学

第三章
ネクロ・ロボティクス――
二〇世紀アメリカン・ホラーにおける「人間」と「ロボット」の「死」のプロトコルについて(中村嘉雄)

第四章
生命の神秘と恐怖
――『フランケンシュタイン』とポーの「使い切った男」(細川美苗)

コラム④
人と人形
――人造人間のお友達(細川美苗)

コラム⑤
歩く死体
――「世にも奇妙な(愛)の物語」とエドガー・アラン・ポー

コラム⑥
つながる『近畿地方のある場所について』について
――民俗(むら)ホラー、クトゥルフ神話、ヘイトの拡散力

第三部
アメリカン・バイオレンス

第五章
鏡のガンマンたち
――一九六九年のアメリカン・ニュー(ホラー)シネマ論(西山智則)

第六章
インターオプティカリティ序説
――『ゾンビ』、『ソルジャーブルー』、サンドクリークの虐殺(小原文衛)

第七章
What’s Eating the United States of America?
―― アメリカ映画における原爆と被爆者イメージの光学/視覚分析(小原文衛)

コラム⑦
『ゴジラ』の陰に
――怪獣SF映画と戦争の記憶(森有礼)

コラム⑧『ジョーズ』、『グリズリー』、『オルカ』
――「亜流作品」の「解釈」としての重要性(小原文衛)

あとがき
真面目にホラーを見るために(小原文衛)

著者プロフィール

小原 文衛  (コハラ ブンエイ)  (編著)

公立小松大学国際文化交流学部教授
1994年 金沢大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了
2020年 博士(金沢大学 文学)
専門 映像理論、ホラー映画、精神分析
【主要著作】
・共著 Dark Modernity: East-West Perspectives(Peter Lang、2025年)、『アメリカ映画史入門』(三修社、2014年)、『メディアと帝国――19世紀アメリカ文化学』(小鳥遊書房、2021年)、『映画とジェンダー/エスニシティ』(ミネルヴァ書房、2019年)など。
・翻訳 ピーター・ブルックス著『精神分析と物語』(松柏社、2008年)、M・H・エイブラムズ『ポスト構造主義との対話: 人間主義的批評とは何か 』(平凡社、1996年)など。

西山 智則  (ニシヤマ トモノリ)  (編著)

文芸評論家
1999年、関西学院大学 博士課程後期文学研究科、英米文学専攻単位習得満期退学
2015年 博士(大阪大学 言語文化学)
専門 エドガー・アラン・ポー、 ホラー映画
【主要著作】
・単著『恐怖の君臨――疫病・テロ・畸形のアメリカ映画』(森話社、2013年)、『恐怖の表象――映画/文学における〈竜殺し〉の文化史』(彩流社、2016年)、『エドガー・アラン・ポーとテロリズム――恐怖の文学の系譜』(彩流社、2017年)、『ゾンビの帝国: アナトミー・オブ・ザ・デッド』(小鳥遊書房、2019年)。
・論文「『IT』に潜み棲むもの――ポー、ラヴクラフト、キングの恐怖の血脈にて」『ユイリカ 特集スティーヴン・キング――ホラーの帝王』(青土社、2017年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。