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動画で早わかり! 鉄壁 成功する体育指導の原則
完全再現「 根本式体育」映像全集
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2026年7月5日
- 書店発売日
- 2026年6月5日
- 登録日
- 2026年4月9日
- 最終更新日
- 2026年5月8日
紹介
映像によって授業の全体像を明確に示し、誰もが再現できる体育指導を体系化した一冊。成功する動きの共通性と習得のプロセスを具体化し、診断表や学習カードを用いて、個に応じた指導と学習の個性化を実現。スローモーションをまじえた動画により、つまずきを可視化しながら子どもの成長を支える実践的指針を提示する。「できない子ができるようになる」圧倒的成果を誇る根本式体育指導の集大成。
目次
■Ⅰ 低学年
1 体ほぐし/多様な動きをつくる運動
2 後転・前転/鉄棒遊び/開脚跳び
3 短距離走/回旋リレー
■Ⅱ 中学年
1 ダブルダッチ
2 開脚前転/逆上がり/側方倒立回転
3 リレー/立ち幅跳び
■Ⅲ 高学年
1 後方支持回転/抱え込み跳び/頭はね跳び
2 ハードル走/走り幅跳び/走り高跳び
3 サッカー/バスケットボール
4 水泳
前書きなど
私の実践の原点は、向山洋一の著書『跳び箱は誰でも跳ばせられる』(明治図書、1989年)である。向山氏の腕を支点とした体重移動の原理や、向山型A式・B式の跳び箱指導は画期的であった。
この指導法によって、跳び箱を跳べなかった子供がその場でできるようになった。私自身も追試し、その効果の素晴らしさを知った。向山型指導法は全国へと広がっていった。
原理と方法を分かりやすく示した向山氏の跳び箱指導法を他の教材にも活用できないかと考え、実践を重ねた。最初に取り組んだのが、逆上がりの指導である。
その結果、「飯田・根本式段階別逆上がり指導法」を開発した。全国の教師に追試をしていただき、逆上がりができない子供の約80パーセントが1週間でできるようになった。その実践と成果をまとめたのが、拙著『さか上がりはだれでもできる』(明治図書、1986年)である。
飯田・根本式段階別逆上がり指導法は、跳び箱の上に踏み切り板をのせ、踏み切り板を蹴って回転する方法である。跳び箱の高さを3段に設定し、3回連続してできたら合格とする。次に2段、1段と段階的に高さを下げ、最終的には踏み切り板のみで行う。最後は補助を外し、何もなしで通常の逆上がりを行う。この段階的な指導法は画期的なものであった。
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この段階別逆上がり指導法は場づくりの工夫である。跳び箱を段階的に低くし、踏み切り板を蹴ることによって逆上がりができるようにするこの方法は、実践を通して確かな効果が実証された。
しかし、向山氏が跳び箱指導で提唱したような「腕を支点とした体重移動」という動きの原理を、逆上がりの指導においては十分に明示できなかった。段階別台付き指導がなぜ有効なのかを説明できないという課題が残っていたのである。
そのようななか、金子明友著『鉄棒運動』(大修館書店)において、逆上がりの指導に関する記述に出会った。そこでは、逆上がりの動きの原理は「肩角減少の技術で、腕と体の間の肩角を狭くし、肘を引き寄せ、体側に引き寄せる動き」であると説明されていた。これを読んで、逆上がりの動きの原理が理解できた。動きの原理とは、本書で言う「動きの不変項」である。
「肩角減少の技術」を不変項とする視点から、本書にも示した逆上がりの映像を繰り返し見直した。すると確かにどの段階別の場においても「肩角減少の技術」が一貫して見られた。これにより、飯田・根本式段階別逆上がり指導法が有効である根拠が明らかになった。すなわち、「なぜ」という動きの原理と、「どのように」という指導法の両面を提示できるようになったのである。そして動きの原理と指導法の提示によって、追試のしやすさが高まった。
本書は、これまでの私の指導とその映像を、アフォーダンス理論における「不変項」の視点から見直し、整理したものである。これまでも一部の教材については明らかにしてきたが、本書では、学習指導要領に示されている主要な教材について体系的にまとめている。
版元から一言
本書は、長年にわたって体育指導の研究と実践に努めてこられた著者が、成功する動きの共通性を明らかにし、誰もが再現できる体育指導の方法を体系化した一冊です。
さらに膨大な指導の動画を再編集し、つまずきポイントを「見える化」するスローモーションを交えた動画を作成。QRコードからすべて視聴可能です。
取り扱う教材(種目)は、学習指導要領で主要教材として指定されている全種目。
「できない子ができるようになる」圧倒的成果を誇る根本式体育指導の集大成です。
上記内容は本書刊行時のものです。
