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アクセシブルブック はじめのいっぽ ~見る本、聞く本、触る本~ 宮田和樹(著/文) - ボイジャー
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取引取次: ツバメ出版流通
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アクセシブルブック はじめのいっぽ ~見る本、聞く本、触る本~ (アクセシブルブックハジメノイッポ) 見る本、聞く本、触る本 (ミルホンキクホンサワルホン)

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発行:ボイジャー
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ10mm
176ページ
並製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-86689-343-3   COPY
ISBN 13
9784866893433   COPY
ISBN 10h
4-86689-343-5   COPY
ISBN 10
4866893435   COPY
出版者記号
86689   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年5月31日
発売予定日
登録日
2023年8月24日
最終更新日
2024年4月1日
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紹介

目が見えなかったり、視力が弱かったり、活字を読むことが苦手だったり。このような障害を持った人たちのための本とはどんな本? アクセシブルブック、読書バリアフリー法の解説と筆者たちの体験レポートを紹介!

目次

はじめに
第1章 アクセシブルブックって何だろう?
1-1 見られないから、聞く――全盲または見ることが難しい人のための聞く本
1-2 見られないから、触る──全盲の人のための点字の本
1-3 読めないから、読める形に──読字障害、発達障害のある人のための本
1-4 読みやすく、わかりやすい形に──LLブック
1-5 さまざまな触感を楽しむ本──布の絵本
1-6 見えにくいから大きくする──拡大写本、大活字本
第2章 読書を心地よく楽しむための社会背景とその変遷
2-1 「読書バリアフリー法」とは何か
2-2 読書バリアフリー法制定の背景
2-3 日本での障害者サービスの変遷
2-4 現在の課題と、解決への提言
2-5 「本の飢餓」の解消に向けた取り組み
2-6 マルチメディアDAISYの作り方
2-7 マルチメディアDAISYの課題
第3章 アクセシブルブックを増やすためには?
3-1 経産省の取り組み
3-2 アクセシブルブックサポートセンター発足
3-3 漫画もアクセシブルブックの一つ
3-4 無意識のエイブリズム
3-5 できるところからやっていく
3-6 『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』の試み
3-7 出版社主導のビジネスモデル
3-8 未来のアクセシブルブック
第4章 アクセシブルな電子書籍を支える規格と技術
4-1 DAISYとEPUB──アクセシブルな電子書籍の二つの規格
4-2 出版社が電子書籍の国際規格として策定したEPUB
4-3 録音図書のデジタル化から始まったDAISY
4-4 EPUBの策定に深くかかわったDAISYコンソーシアム
4-5 電子書籍のアクセスに欠かせないナビゲーション技術
4-6 誰かの障害を取り除く工夫がユニバーサルに役立つ
4-7 技術は目的に応じて使い分ける
4-8 アクセシブルなEPUBの社会的なメリットは大きい
4-9 デジタル出版のパイオニア、株式会社ボイジャーの取り組み
4-10 まわりから教えられて気づいた電子書籍の可能性
4-11 実践可能なガイドラインの必要性
4-12 新しい技術を取り入れて変化を受け入れる
4-13 必要とする人の手に届けるまでにできること
4-14 アクセシブルな電子書籍の未来に向けて
第5章 公共図書館のサービスでアクセシブルブックを体験してみよう
5-1 図書館での障害者サービスとは何か?
5-2 数字でみる―公共図書館の障害者サービスの課題
5-3 音声DAISYの作り方と課題
5-4 国立国会図書館における「読書バリアフリー法」への取り組み
5-5 取り組み事例の紹介
5-6 アクセシブルブック利用のはじめのいっぽ
おわりに

版元から一言

①「読書バリアフリー」をコンパクトに解説
②障がい者、障がい者の支援団体を取材
③アクセシブルブックのアクションガイド

著者プロフィール

宮田和樹  (ミヤタカズキ)  (著/文

愛知県生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。研究者(デジタルカルチャー)。青山学院大学総合文化政策学部非常勤講師・デジタルストーリーテリングラボ代表教員。電子書籍やウェブ、メタバースのアクセシビリティについても調査を行っている。著作翻訳に、デジタル・トラヴェローグ「デジタルブーメラン」、ブルース・チャトウィン「ノマドという可能性」(共に『10+1』No.8、INAX出版、1997 所収)など。所属学会:日本バーチャルリアリティ学会、日本情報教育学会。

馬場千枝  (ババチエ)  (著/文

東京都生まれ。東京都立大学人文学部史学科卒。1991年よりフリーライターとして仕事を始める。長期投資・CSR関連、子育て、健康、歴史、生き方、料理、芸能、インタビューなどの雑誌記事・書籍の執筆及び制作協力多数。全盲で日本ブラインドサッカー協会初代理事の釜本美佐子さんの著書の制作に協力し、高齢になってから視覚を失った人の生活のあり方、読書の困難さを知り、アクセシブルブックの重要性を再認識する中で、本書の取材執筆を行っている。

萬谷ひとみ  (ヨロズヤヒトミ)  (著/文

新潟県生まれ。玉川大学文学部教育学科卒。1990年特別区職員として板橋区立清水図書館に配属される。その後、行政課等を経て、1999年区間交流で新宿区へ異動。新宿区立中央図書館等に勤務し、途中行政課等を経て2023年3月まで同館副館長として勤務。同年7月に「Reading LiaisonPartner」(リーディング・リエゾン・パートナー:読書とあなたをつなぐお手伝い)を立ち上げ、現在は代読事業等を行っている。

上記内容は本書刊行時のものです。