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マンガでコミュニケーション みんなの相続 ― みんながみんなの相続の不安を消したお話 ―
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年12月25日
- 書店発売日
- 2023年12月8日
- 登録日
- 2023年10月10日
- 最終更新日
- 2024年1月31日
紹介
相続手続き、自分でやるかプロに頼むか迷ってる方必読。
相続のプロたちが、実際に体験・解決した実話を基にした親子(80歳50歳)で読める相続マンガです。
①相続プロたちの仕事の流儀・テクニック、②相続の当事者たちの実体験、③事例ごとの役立つ知識解説、の3つの要素で構成されています。
介護・認知症・相続など老人の課題を描き続ける「北川なつ」氏描きおろし。
税金対策、相続トラブル、遺言書作成、相続手続き、財産探し、生前対策(年金制度、保険活用)、相続不動産の処分、おひとりさまの相続など、知りなかった相続の『お話』がここに!!
目次
目 次
◆Chapter 1 相続税のお話 15
相続税が家族の負担や争いの火種になるのではと心配な方に
●語り手・解説|今仲 梓(税理士)
第1話
中堅メーカー社長の若すぎる突然死。
ほぼ自社株の10億円相続を左右する先妻の子と後妻との関係。 17
後妻から示された信じられない提案に涙するお話
第2話
まさかこんなタイミングで…。
仲が良かった兄弟に訪れた突然の悲劇。 23
相続時に一方の相続する資産価値が跳ね上がってしまったお話
コラム 代償金 29
●語り手・解説|松本 直樹(税理士)
第3話
生涯独身で末期ガンの77歳男性が
親戚に囲まれて遺言書を作成し 31
「これで安心して死ねる」と笑った幸せな相続のお話
コラム 増えない遺言書の数 39
◆Chapter 2 相続トラブルのお話 41
家族の絆をトラブルで失わないために
●語り手・解説|岸野 俊一(弁護士)
第4話
遺言作成時に軽い認知症の症候があった父。
「全財産をすべて三女に」との自筆遺言で泥沼の紛争に。 43
認知症=遺言無効になるのかを考えるお話
コラム 認知症の検査 49
●語り手・解説|木村 道哉(弁護士・税理士)
第5話
子供がいないおしどり夫婦。
80歳妻が夫の死後に直面した義弟との思わぬ相続のやりとり。 51
遺言書さえあれば防げたお話
◆Chapter 3 遺言書作成、相続手続き、財産探しのお話 61
家族への責任の果たし方。ひとりで手続きの複雑さに挫けないために
●語り手・解説|小松 勇太(司法書士)
第6話
財産分割のもめごとを事前に防いだ言葉と
死後も家族をあきれさせた言葉。 63
二人の父親が残した付言事項のお話
第7話
おおらかな家族を取り仕切っていた偉大なる母の死。
金庫も開けられない残された家族の 72
財産探しから手伝ったお話
第8話
増殖する法定相続人
相続人調査で見つかった腹違いの兄弟姉妹たち。 82
合計10人で無事遺産分配できたお話
コラム 代襲相続人とは 88
◆Chapter 4 高齢者と年金制度のお話 89
年金申請ミス・もらい忘れ無し!家族と相続も見据えた安心の老後を手に入れるために
●原案・解説|小池 秀夫(社会保険労務士)
相続で気付いちゃ遅いです 年金請求あるある話 91
①8万円の違い
②消えた?年金
③「ねんきん定期便」読んでますか?
コラム 47万円ルールをめぐるマニアックな請求もれ 95
◆Chapter 5 高齢者の保険手続きのお話 97
実は相続の大きな味方! 民間保険を活用して、家族に安心とメリットを残すには?
●原案・解説|加藤 誠(ファイナンシャルプランナー)
知らないと損する? 民間保険でスムーズな相続を実現するコツ 99
①不動産を現金に換えることなく均等に分ける方法
②会社と現金、どちらも平等に継がせる方法
③家族の未来を安定させる、賢く、確実に資産を渡す方法
④土地を手放さずに納税に必要な資金を事前に確保する方法
⑤税負担ゼロで、財産を平等に分配する方法
●原案・解説|宮﨑 亮太(あいおいニッセイ同和損保所属コンサルタント)
高齢者の民間保険契約あるある話 106
①自分が加入している保険把握していますか?
②保険金ちゃんと請求していますか?
③こんなことでは、保険金おりないと思い込んでいませんか?
コラム 高齢者の不確実性 109
◆Chapter 6 相続不動産の処分のお話 111
解決困難 訳あり不動産を相続した方に
●語り手・解説|大田 勇希(不動産コンサルタント)
第9話
父の遺産を巡り対立する三人の子供たち。
第三者が入ることで空き家物件だけでなく 113
家族関係まで修復したお話
●語り手・解説|斉藤 博美(公認不動産コンサルティングマスター)
第10話
隣人との境界線20㎝の攻防。
宅地建物取引士粘りの秘策「筆界特定制度」で 119
ご近所関係もうまく線引きしたお話
コラム 筆界特定制度とは 125
第11話
高齢者と不動産あるある3つのお話 126
◆Chapter 7 おひとりさまの相続のお話 131
「終の時」。おひとりさまの尊厳はどう守られているのか?
●語り手・解説|辻 保司(医療法人設立専門行政書士、社会福祉士)
第12話
生活保護で保護者もいないおひとりさま高齢者。
成年後見人が遺体を引き取り荼毘に付し 133
共同墓地に埋葬するまでのお話
コラム 特殊清掃人って何? 137
第13話
かつて事業失敗と借金で
一家を離散させた父の孤独死。 138
負の遺産を相続することになった息子のお話
◆Chapter 8 チームでお客様の困った問題を解決したお話 145
専門家が集結する時、驚きの解決力が生まれる!
●語り手・解説|酒井 康博(不動産鑑定士)&みんなで顧問チーム
第14話
資産家だがお金持ちではない地主一族。
仲が良くてもめたくない兄弟たちの本音を引き出し 147
顧問チーム一丸で解決したお話
おわりに 158
みんなで顧問 メンバー紹介 161
版元から一言
相続のプロたちが、実際に体験・解決した実話を基にした80歳50歳の親子で読める相続マンガです。
子供たちは「そろそろ老後のことを考えてほしい」と願いますが、親は「もっと楽しい話はないのか!?」とはぐらかす。終活をめぐる親子のこんな会話が日本中いや世界中で繰り返されている現代。このマンガを読んで、一緒に相続について考えてみてください。
「相続の手続き」の裏側には、それぞれの家族の物語(お話)があります。家庭の事情が分かってこそ、相続のエキスパートたちの実際の体験や解決策が理解できるのです。
本書を読むと、不思議に自分のことのように感じられ、誰もが「そろそろ老後のことを考えてみようかな」という気持ちになります。
それだけではありません。
税金の話から遺言の準備、家や土地の手続きに至るまで、それぞれの家族をフォローした専門家たちの門外不出のテクニックや仕事の詳細が生々しく描かれています。
相続について専門家を頼った方がいいのが自分でやった方がいいのか、その判断を迷っている方も必読の書です。
上記内容は本書刊行時のものです。