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オペラ・ベーシック講座 デニース・ギャロ(著) - アルテスパブリッシング
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オペラ・ベーシック講座 (オペラベーシックコウザ)
原書: Opera ― The Basics

芸術
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四六変形判
縦188mm 横120mm
344ページ
並製
定価 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-86559-331-0   COPY
ISBN 13
9784865593310   COPY
ISBN 10h
4-86559-331-4   COPY
ISBN 10
4865593314   COPY
出版者記号
86559   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2026年5月31日
書店発売日
登録日
2026年4月22日
最終更新日
2026年5月25日
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紹介

いざ、オペラ探究の旅へ!
歴史・用語・つくり手・歌手・ジャンル・メディア・スコア……
全方位からオペラに光をあてた総合的ハンドブックが誕生!

オペラを生んだ歴史的・地理的・社会的条件に目を配り、劇場で働くさまざまな人々の職能をも解説した、まさに「現代を生きるオペラ」を知るための概説書が誕生。

社会におけるオペラの役割とその発展史を概観するだけでなく、歌詞(テクスト)や楽譜(スコア)、レコードからウェブまでメディアとのかかわりを浮き彫りにするなど、全方位からオペラに光をあてた総合的ハンドブック。

米ラトリッジ社の人気入門書シリーズ「The Basics」の一冊を、日本最高の研究者チームが総力をあげて完訳。

愛好家も専門家も必携の一冊!

目次

オペラを生んだ歴史的・地理的・社会的条件に目を配り、劇場で働く人々の職能をも解説。社会におけるオペラの役割とその発展史を概観するだけでなく、歌詞や楽譜、レコードからウェブまでメディアとのかかわりを浮き彫りに。

前書きなど

序章

オペラ史の書き換え
レパートリーについて
本書(『オペラ・ベーシック講座』)について
本書をどう読むか
謝辞

第1部 用語、テーマ

第1章 オペラの起源

ジャンルの発展
フィレンツェのカメラータ
オペラの先行ジャンル
 インテルメーディオ
 コンメディア・エルディータ
 コンメディア・デッラルテ
 叙事詩とパストラーレ
 ラップレゼンタツィオーニ・サークレ(聖劇)

COLUMN■オペラ史関連の様式/モノディ/モンテヴェルディ

第2章 音楽用語

序曲
序曲のタイプ
 フランス式序曲
 プレルーディオ(前奏曲)
 フォアシュピール(前奏曲)
レチタティーヴォ
 レチタティーヴォの演劇的な機能
 レチタティーヴォの音楽要素
  レチタティーヴォ・セッコ
  レチタティーヴォ・アッコンパニャート
  レシタティフ・ムジュレ
レチタティーヴォか、台詞の対話か?
アリア
 アリアの演劇的機能
 アリアの音楽的要素
 アリアのタイプ
  有節アリア
  ダ・カーポ・アリア
  ダル・セーニョ・アリア
  通作形式のアリア
  ロンド
  カヴァティーナ
  カンタービレ
  カバレッタ
  クープレ
アンサンブル
 アンサンブルのタイプ
  二重唱
  三重唱
  四重唱
 他のアンサンブル
  フィナーレ
  合唱

COLUMN■「乾杯」より、エスカミーリヨと合唱のリフレイン/二重唱の構造の可能性/大規模なアンサンブルの例/有名な合唱

第3章 音楽とテクストの関係

リブレットとは
 リブレットへの曲付け
 歴史資料としてのリブレット
 文学としてのリブレット
 文学オペラ
テクストと音楽の関係
 イタリア語の作詩法
 フランス語の作詩法
 ドイツ語の作詩法(概要)
翻訳版リブレット
 ミンストレルのパロディ
章の終わりに
 カット
 くり返し・廃語・間投詞「ああ!」

COLUMN■オペラの原作となった文学ジャンル/2種類のリブレット翻訳

第4章 専門職のいろいろ

作曲家
 声楽の語法の理解
 オーケストラの語法の理解
 言語とテクストの理解
 社会の理解
 作曲家の仕事法
 改訂版
 自作の流用
台本作家
インプレサーリオ(興行師)
指揮者
演出家
教育ディレクター

COLUMN■グルック/モーツァルトとプッチーニ、優れているのはどちら?/メタスタージオ/演出台本

第5章 歌手

「歌い出し」と正しい音程を保つこと
「胸声」と「頭声」の調整
フレージング
俳優としての歌手
歌唱の技術
 ヴィブラート
声域
 ソプラノ
  リリック・ソプラノ
  コロラトゥーラ
  ライト・ソプラノ
  ドラマティック・ソプラノ
 メッゾ・ソプラノ
 コントラルト
 カウンターテナー
 カストラート
 テノール
  リリック・テノール
  テノール・ディ・フォルツァ
  ヘルデン・テノール
 バリトン
 バス
  バッソ・ブッフォ
  バッソ・カンタンテ
  バッソ・プロフォンド
プリマ・ドンナ/プリモ・ウォーモ
コンプリマーリオ/コンプリマーリア
まとめ

COLUMN■「ベル・カント」について/マヌエル・ガルシア/オクターヴ/ズボン役

第6章 オペラ 劇場の内と外

オペラの舞台
 劇場自体の構造
オペラを「演じる」
 合唱の役割
オペラと美術
サロンと応接間のオペラ
機械的な再生装置によるオペラ
オペラの録音
ラジオのオペラ
テレビのオペラ
映画でのオペラ
インターネットのオペラ

COLUMN■ヴァーグナーの劇場

第7章 社会の鏡としてのオペラ

パトロネージ
公開劇場
 観客
 劇場のシーズン
オペラを「聴く」こと
 リエート・フィーネ
検閲
 ナチスの美学
 ソヴィエトの美学
ナショナリズムとしてのオペラ
 アメリカ・オペラについて一言

COLUMN■公演スケジュール

第2部ジャンル、様式、スコア

第8章 シリアスなオペラとセミ・シリアスなオペラ

イタリア
 オペラ・セーリア
 ヴェリズモ
 20世紀以降
 オペラ・セミ・セーリア
フランス
 トラジェディ・リリック
 ラモーとグルック
 オペラ・コミック
 ドラム・リリック
 グランド・オペラ
 20世紀
ドイツ
 総合芸術作品
イギリス

COLUMN■ジモン・マイアー/ヴェルディのオペラにおけるジャンル名/コメディがコメディ(喜劇)ではなくなるとき

第9章 喜劇的オペラとオペレッタ

イタリア
 インテルメッゾ(スケルツォ・ムジカーレ)
 オペラ・ブッファ
 喜劇的な登場人物
 ブッファの歌手
 オペラ・ブッファの黄金時代を過ぎて
  ドランマ・ジョコーゾ
  ファルサ
フランス
 フランスの喜劇的オペラの起源
 宮廷における喜劇的オペラ
 喜劇的な登場人物
 音楽的な要素
 コメディ=パラード
 オペラ・ブッフ
 オペレッタ
 パリとヴィーンを越えて

COLUMN■フランスのリンゴとイタリアのオレンジとの比較──ブフォン論争/オペラ・ブッファの巨匠、カルロ・ゴルドーニ/シャルル=シモン・ファヴァールとオペラ・コミック

第10章 地域語のオペラ

イギリス
 セミ・オペラ
 バラッド・オペラ
ドイツ語圏
 ジングシュピール
 北ドイツのオペラ
 ドイツ語圏南部のオペラ
 魔法オペラ
スペイン
 セミ・オペラ
 サルスエラ
  サルスエラの特徴
  トナディーリャ(小さい歌)
  19世紀のサルスエラ
  ヘネロ・チコ(小さいジャンル)
  20世紀のサルスエラ
地域語オペラからみえるもの

COLUMN■《乞食オペラ》の材源

第11章 スコアと版

ホログラフ・スコアとオートグラフ・スコア
批判校訂版
ファクシミリ版
上演版
普及版

COLUMN■蝶々夫人の改稿

あとがき

資料集

文献目録
ディスコグラフィー/ヴィデオグラフィー
人名・作品名索引

著者プロフィール

デニース・ギャロ  (デニース ギャロ)  (

アメリカ・カトリック大学(ワシントンD.C.)助教授、同大学音楽史部門共同主任、アメリカ議会図書館音楽部門主任研究員などを歴任。専門は音楽学、19世紀イタリア・オペラ。著書にRossini: A Guide to Research(『ロッシーニ研究案内』、Routledge, 2001)、Music for band(=Musica per banda)(『バンダのための音楽』、Bärenreiter, 2010)、論文に“Verdi’s Music on Mechanical Boxes.”(「機械の箱のヴェルディ音楽」)Verdi Forum 28–29 (2001–2002): 4–7、“‘Repatriating’ Falstaff. Boito, Verdi, and Shakespeare (in Translation).”(「《ファルスタッフ》の“本国送還”──ボーイト、ヴェルディと(翻訳の)シェイクスピア」)Nineteenth-Century Music Review 712 (2010): 7–34など。

丸本 隆  (マルモト タカシ)  (日本語版監修

早稲田大学名誉教授。近著に新国立劇場公演《椿姫》解説「父ジェルモンとヴェルディ・バリトン」(2026)、無名塾公演『肝っ玉おっ母と子供たち』台本翻訳+解説(2025)、『EU百科事典』担当項目「オペラとヨーロッパ」(丸善出版、2024)。

嶋内 博愛  (シマウチ ヒロエ)  (日本語版監修

武蔵大学人文学部教授、博士(人間科学)。著書に『「燃える人」伝承と西洋の死生観』(言叢社、2012)、共編著に『シンデレラの末永く幸せな変身』(水声社、2022)、共同監修著に『文化の遠近法 エコ・イマジネールⅡ』(言叢社、2017)。

添田 里子  (ソエダ サトコ)  (日本語版監修

昭和女子大学名誉教授。訳書にナティエ著『音楽・研究・人生』(春秋社、2005)、『レヴィ゠ストロースと音楽』(アルテスパブリッシング、2013)、共編著に『オペラ/音楽劇研究ハンドブック』(アルテスパブリッシング、2017)、『パリ・オペラ座とグランド・オペラ』(森話社、2022)。

森 佳子  (モリ ヨシコ)  (日本語版監修

早稲田大学ほか非常勤講師、博士(文学)。主な著書に『オッフェンバックと大衆芸術』(早稲田大学出版部、2014)、共編著に『演劇と音楽』(森話社、2020)、『バロック・オペラとギリシア古典』(論創社、2024)など。

上記内容は本書刊行時のものです。