書店員向け情報 HELP
ベドジフ・フォイエルシュタインと日本
- 初版年月日
- 2021年6月28日
- 書店発売日
- 2021年6月17日
- 登録日
- 2021年5月19日
- 最終更新日
- 2021年5月29日
書評掲載情報
2021-10-17 |
読売新聞
朝刊 評者: 柴崎友香(作家) |
MORE | |
LESS |
紹介
プラハで『ロボット』の舞台美術を手がけ、東京で聖路加国際病院の設計にも加わった、チェコの建築家・美術家フォイエルシュタインの作品と生涯を辿る。日本のモダニズム建築への貢献、チェコでのジャポニスムの実践と流布など、知られざる芸術交流をも明らかにする。
目次
Ⅰ はじめに
日本の「オリエントのオリエンタリズム」/モダニズムの源泉としての日本のデザイン/チェコスロヴァキアと日本の外交関係の始まり/両大戦間期チェコスロヴァキアにおけるジャポニスム
Ⅱ ベドジフ・フォイエルシュタイン
パリ/火葬場の東洋風建築、ヌィンブルクの火葬場/オーギュスト・ペレのアトリエ、パリ万博
Ⅲ 日本への出発
アントニン・レーモンド/帝国ホテル/霊南坂/東京でのベドジフ・フォイエルシュタイン/レーモンド事件/在東京チェコスロヴァキア大使館
Ⅳ 日本のモダニズム建築、そしてフォイエルシュタインと土浦の親交
土浦とフォイエルシュタインの往復書簡
Ⅴ 聖路加国際病院
初期/第一次世界大戦/アントニン・レーモンドの第一案/アントニン・レーモンドの第二案/フォイエルシュタインのアメリカ滞在/病院の基礎に関する事件/レーモンドの辞任および聖ルカ礼拝堂
Ⅵ ソ連大使館
ソ連旅行
Ⅶ ライジングサン石油会社
Ⅷ 日本からの出発
フォイエルシュタイン、ヨーロッパへ
Ⅸ フォイエルシュタイン、日本建築について語る
Ⅹ 日本の演劇とフォイエルシュタインの舞台美術
Ⅺ 結びに
ネリ・アルンシュタイノヴァーとの仕事/フォイエルシュタイン、カフカ、日本の風景/一九三〇年代/フォイエルシュタインの死後
資料:ベドジフ・フォイエルシュタイン「履歴書」「哀愁」「日本の建築について」
フォイエルシュタインの主要作品一覧
訳者あとがき
図版一覧/参考文献/訳注/原注/人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。