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改訂新版「ホロコーストの記憶」を歩く 石岡 史子(著) - 子どもの未来社
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改訂新版「ホロコーストの記憶」を歩く (カイテイシンパンホロコーストノキオクヲアルク) 過去をみつめ未来へ向かう旅ガイド (カコヲミツメミライニムカウタビガイド)

教育
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ8mm
120ページ
並製
価格 1,500 円+税   1,650 円(税込)
ISBN
978-4-86412-455-3   COPY
ISBN 13
9784864124553   COPY
ISBN 10h
4-86412-455-8   COPY
ISBN 10
4864124558   COPY
出版者記号
86412   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2025年12月17日
最終更新日
2026年2月4日
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紹介

ドイツとオランダを中心に、ヨーロッパ11都市のホロコーストの記念碑やミュージアムを紹介する旅ガイド。第二次世界大戦の終結から80年が過ぎ、世界が大きく変動するなかで、記念碑へ新しい角度からのまなざしを向け、新章「揺れる記憶 変わる記憶」を設けた改訂新版。 歴史と記憶をめぐる思考と対話へ読者を誘う。

目次

本書関連ヨーロッパ地図 02

Prologue
記憶をめぐる思考の旅へ出かけてみませんか 石岡史子 04

Chapter1 記憶する街ベルリンをめぐる 岡裕人
ベルリン市街 掲載記念碑・ミュージアム地図 10/記憶の現場 12/空っぽの図書館(焚書追悼記念碑)14/テロのトポグラフィー 16/「安楽死」殺害犠牲者のための追悼と情報の地 18/ベルリン・ブーフの強制不妊手術と「安楽死」殺害の犠牲者記念碑 19/ナチ強制労働情報センター 20/虐殺されたシンティとロマのための記念碑 22/殺害された帝国議会議員追悼の碑 23/ナチに迫害を受けた同性愛者のための追悼記念碑 23/生への列車 死への列車 26/オットー・ヴァイト盲人作業所記念館 28/グルーネヴァルト駅「17番線」 30/ヴァンゼー会議記念館 32/誰もいなくなった部屋 38/シュテークリッツの鏡の壁 39/決して忘れてはならない恐怖の地 44/虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑 46/ベルリン・ユダヤ博物館 50
Column
ナチに抗った人びと ドイツ抵抗記念館&無言の英雄記念館 34/「白バラ」の記憶 反ナチ抵抗の学生たちが駆け抜けた街ミュンヘン 36/ヨーロッパに広がる「ホロコーストの記憶」プロジェクト つまずきの石 40/ベルリン街歩き 植民地時代の記憶 瀧元深祈 42
Essay
忘却に抵抗するドイツ 記憶をカタチにするベルリン 岡裕人 24
Voice from Europe
声にならなかった記憶――強制収容所で性労働を強いられた女性たち 中村美耶 48
History of the Holocaust
なぜホロコーストは起きたのか? 石岡史子 52

Chapter2 アンネ・フランクの足跡をたずねる 石岡史子
アンネ・フランクのたどった道 60/アムステルダム市街図 60/メリウェデ広場 62/隠れ家 64/オランダ劇場 70/ヴェステルボルク収容所 75/アウシュヴィッツ収容所 76/ベルゲン・ベルゼン収容所 80
Column
アンネ生誕の地 フランクフルトを歩いてみれば 68/白と黒 その間にあるものを記憶する――オランダ抵抗博物館の試み 72
Map&Column◆街中で見つけた記憶のかたち アムステルダム  74
Voice from Europe
グローバル化する世界で未来の責任を果たすためにアウシュヴィッツがある 中谷剛 78

Chapter3 揺れる記憶 変わる記憶  石岡史子
ポーランド・ユダヤ人の歴史博物館 82/リンゲルブルム・アーカイブ 84/ガリツィア・ユダヤ博物館 88/トレブリンカ収容所 92/オーストリアのショア名前の碑 94/デンマーク抵抗博物館 98
Map&Column◆街中で見つけた記憶のかたち
ワルシャワ 86/クラクフ 90/ウィーン 96/コペンハーゲン 100
Essay
デジタル技術と想起の継承
「アーロルゼン・アーカイブ」の取り組みから 石岡史子 102

Chapter4 「記憶」への問いから対話へ
[著者対談]岡裕人・石岡史子 106

Epilogue
「勇気をもって」 岡裕人 112

[資料] Fostering dialogue on history and memories
問い続けるためのブックリスト 114/思考の扉を開く映画11選 117/歴史と記憶をめぐる対話に参加しませんか 118

版元から一言

1990年代以降、「記憶」への注目が高まるとともに、新しく多くのホロコーストの記念碑が作られてきた。2015年の欧州難民危機以降、ドイツに様々なルーツを持つ人びとが急増すると、「ホロコーストの記憶」の捉え方にも変化が見られるようになり、極右勢力の抬頭と共にナチ犯罪を矮小化する風潮も出てきている。本書は、旅ガイドでありながら、「歴史」の何を、なぜ、どのように私たちは記憶するのかを読者に問いかけ、思考に誘う。8都市の街歩き用イラスト地図つき。

著者プロフィール

石岡 史子  (イシオカ フミコ)  (著)

1970年東京都生まれ。NPO法人ホロコースト教育資料センター代表。歴史を教材とした人権学習やワークショップを全国の学校や自治体で行う。アウシュヴィッツなどの史跡やドイツの記憶の現場を訪ねるスタディツアーを毎年企画し、旅を通した対話のコミュニティづくりを目指す。世界40カ国で翻訳されている『ハンナのかばん』(ポプラ社)の登場人物・訳者。NPOの活動に対して、カナダ・ヨーク大学より名誉博士号を授与。早稲田大学、愛知教育大学、神戸学院大学非常勤講師。

岡 裕人  (オカ ヒロト)  (著)

1962年兵庫県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。89年に渡独し、コンスタンツ大学大学院歴史学科にて「ドイツ農民戦争」の研究で博士号取得。ベルリンの壁崩壊を見聞し、以後変革するドイツで歴史研究と教育に携わってきた。現在フランクフルト日本人国際学校事務局長。著書に『忘却に抵抗するドイツ--歴史教育から「記憶の文化」へ』(大月書店)、『シュテューリンゲン方伯領の農民戦争とその前史』(博士論文)、共著に『世界の歴史教育』(ゲオルク・エッカート研究所編)(以上2冊ドイツ語)等。

上記内容は本書刊行時のものです。