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人間論 ルネ・デカルト(著) - 知泉書館
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人間論 (ニンゲンロン) 付)ラ・フォルジュ『注解』 (フ ラ フォルジュ チュウカイ)

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発行:知泉書館
新書判
616ページ
定価 6,500 円+税   7,150 円(税込)
ISBN
978-4-86285-455-1   COPY
ISBN 13
9784862854551   COPY
ISBN 10h
4-86285-455-9   COPY
ISBN 10
4862854559   COPY
出版者記号
86285   COPY
Cコード
C3310  
3:専門 3:全集・双書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年2月3日
書店発売日
登録日
2026年1月21日
最終更新日
2026年1月21日
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紹介

デカルトといえば,思考を本質とする精神と,機械的な延長を本質とする物体(身体)という二種類の実体を区別する心身二元論の哲学者として知られる。デカルト哲学における「人間」は,精神と身体の両側面から把握されてはじめて捉えられる存在であり,その思想における身体論の核心を示すのが,『人間論』である。加えて本書には,『人間論』とは別の時期に執筆された未完草稿『人体の記述』,医師ラ・フォルジュによる『注解』を収録。
『人間論』は,デカルトが構想した大著『世界論』の一部として執筆された未完草稿で,死後にクレルスリエによって編集・刊行された。人間をまず「精神を欠いた身体=機械」と仮定し,感覚・運動・反射を,精気の流動と器官配置の因果連鎖として機械論的に数学的秩序で解明していく。
『人体の記述』は,「胎児形成論」とも呼ばれ,身体の成立・維持・成長・発生に焦点を絞り,血液循環や微粒子運動によって器官形成を説明する。生理機能の作動を扱う『人間論』とは異なり,身体生成の過程を主題とする。
さらにラ・フォルジュによる『注解』(本邦初訳)は,方法的前提や身体=機械の原理,精気,松果腺を中心に詳細な検討を加え,当時の医学・解剖学知識によって補足と擁護を行い,『人間論』の成立条件と限界を明らかにする。
『人間論』をはじめとする生理学テキストを収録した本書は,今日の生理学・神経科学にいたる基盤を形成する一級の資料である。

目次

訳者はしがき
凡例

コルベールへの献辞
序文
王の允許・抜粋

ルネ・デカルト
『人間論』
 第一部 身体という機械について
 第二部 身体という機械はどのようにして動くのか
 第三部 この機械の外部感覚について
 第四部 この機械のなかにある内部感覚について
 第五部 この機械の脳の構造について
 図版

『人体の記述』
 第一部 序文
 第二部 心臓および血液の運動について
 第三部 栄養について
 第四部 胚種において形成される部分について
 第五部 固体部分の形成について

ルイ・ド・ラ・フォルジュ
『注解』
 [第一部]
 [第二部]
 [第三部]
 [第四部]
 [第五部]

シュール氏の序文

解説1 本書の経緯と概要(山田弘明)
解説2 デカルトにおける神経科学――その萌芽と開花(竹田扇)
デカルト『人間論』項目一覧
デカルト『人体の記述』項目一覧
索引

著者プロフィール

山田弘明  (ヤマダヒロアキ)  (

1945年生。京都大学大学院・文学研究科博士課程単位取得退学。リヨン第III大学・第3課程博士。名古屋大学名誉教授。 主要業績:『デカルト哲学の根本問題』知泉書館 2009 / « L’interaction entre l’âme et le corps », in G. Belgioioso et V. Carraud éd., Les Passions de l’âme et leur réception philosophique, Brepols, 2020/『デカルト全書簡集』共訳,知泉書館 2012–16/ 『デカルト医学論集』共訳,法政大学出版局 2017/ バイエ『デカルトの生涯』共訳,工作舎 2022/ デカルト『精神指導の規則』知泉書館 2025,その他。

竹田扇  (タケダセン)  (

1968年北海道生。旭川医科大学医学科卒業。博士(医学, 東京大学)。現在,帝京大学医学部主任教授,山梨大学名誉教授。専門は解剖学・細胞生物学。 主要業績: 専門分野でCell, Neuron, Journal of Cell Biology 誌などに英文論文100 編以上/ « Special Issue on Cilia » 共編,Elsevier 2012/ « Blood-Brain Barrier »共著,Humana Press 2025/『生命倫理の源流』共著,岩波書店 2014 /『デカルト医学論集』共訳,法政大学出版局 2017/ 『医学史辞典』共著,丸善出版 2022/『ジュンケイラ組織学』共訳,丸善出版 2025 /『人体の細胞生物学』共著,日本医事新報社 2025,その他。

上記内容は本書刊行時のものです。