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高野街道を歩く 森下 惠介(著) - 東方出版
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高野街道を歩く (コウヤカイドウヲアルク)

歴史・地理
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発行:東方出版
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ16mm
重さ 365g
236ページ
並製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-86249-442-9   COPY
ISBN 13
9784862494429   COPY
ISBN 10h
4-86249-442-0   COPY
ISBN 10
4862494420   COPY
出版者記号
86249   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年7月20日
書店発売日
登録日
2023年6月5日
最終更新日
2023年7月20日
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書評掲載情報

2023-10-22 週刊 京都民報  3101
評者: 清水 弘(京都地名研究会理事)
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紹介

京都から大阪から、聖地高野山へ。
高野街道とはこの高野山へ向かう参詣道、信仰の道である。
長い歴史の中で、信仰と物流の道として発達した近畿の南北縦貫道。
かつての旅人と同じように歩いてみれば、今まで気づかなかった街道
の名残、人々の信仰や地域の歴史と文化が発見できる。
風光を楽しみ、歴史にふれる「現代版独案内」。
歩くからこそ見えてくるものがある。
写真235点・絵図57点・地図55点収載。

目次

はじめに

一 東高野街道――京都から河内を南へ
  京都から淀、八幡へ(鳥羽街道)
  八幡から洞ヶ峠へ
  洞ヶ峠から郡津へ
  郡津から星田へ
  星田から打上へ
  打上から四條畷へ
  四條畷から野崎へ
  野崎から石切へ
  石切から瓢簞山へ
  瓢簞山から恩智へ
  恩智から安堂へ
  安堂から古市へ
  古市から富田林へ
  富田林から錦織へ
  錦織から長野へ

二 西高野街道――堺から東南へ
  堺から福町へ
  福町から長野へ

三 中高野街道――大阪から平野を通って南へ
  平野から喜連、瓜破へ
  三宅から松原へ
  松原から美原、狭山へ
  狭山から楠町へ

四 下高野街道――四天王寺を出発
  天王寺から田辺へ
  田辺から布忍、狭山へ

五 高野街道――長野から橋本へ
  長野から天見へ
  天見から紀見峠へ
  紀見峠から橋本へ

六 奈良街道・中街道・和歌山街道――京都から奈良を経て橋本へ
  京都から伏見へ(奈良街道、伏見街道)
  伏見から宇治へ(古奈良道・宇治道)
  伏見から長池・玉水・木津へ(奈良街道)
  木津から奈良へ(奈良街道)
  奈良から二階堂へ(中街道)
  二階堂から田原本へ(中街道)
  田原本から八木へ(中街道)
  八木から五條へ(中街道)
  五條から橋本へ(和歌山街道)

七 京大坂道――橋本から高野山へ
  橋本から学文路へ
  学文路から河根へ
  河根から神谷、極楽橋へ
  極楽橋から不動坂をへて女人堂へ
  高野山
  町石道

 あとがき
 参考文献/地図一覧

前書きなど

高野街道と呼ばれる街道は、都である京都から生駒山西麓を南へ河内国を縦断
して高野山をめざす「東高野街道」、堺から東南へ行く「西高野街道」、大阪
から平野を通って南へ向かう「中高野街道(上高野街道)」、大阪天王寺から
南に向かう「下高野街道」がよく知られており、これらはすべて大阪府内を通
過している。下高野街道は狭山で中高野街道と合し、中高野街道は西高野街道
に合した後、河内長野で東高野街道とも合してひとつの「高野街道」となり、
和泉山脈の紀見峠を越え、紀ノ川を渡って、高野山に通じていた。また、古く
は京都からは、奈良を経由、奈良盆地を縦貫し、吉野川(紀ノ川)筋へ出る道
も利用された。この道は奈良時代以前の南海道であり、沿道の巨勢谷、宇智野、
真土山などを詠った万葉歌も数多い。
「はじめに」より

著者プロフィール

森下 惠介  (モリシタ ケイスケ)  (

1957年奈良県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。元奈良市埋蔵文化財
調査センター所長。現在、奈良県立橿原考古学研究所共同研究員・京都
橘大学非常勤講師。
編著書に『今昔 奈良名所』(奈良新聞社、2017)、『吉野と大峰 山岳修
験の考古学』『伊勢旧街道を歩く』(東方出版、2020,2022)、『大和の
古墳を歩く』(同成社、2020)など。

上記内容は本書刊行時のものです。