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岡山ジャズ物語
On the Sunny Side of the Okayama Street
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年4月15日
- 書店発売日
- 2024年4月26日
- 登録日
- 2024年4月5日
- 最終更新日
- 2024年4月16日
紹介
戦後岡山の音楽シーンが蘇る
回想のジャムセッション!
世相、ミュージシャン、ジャズ喫茶、ライブハウス…
ジャズ喫茶JORDANの元マスターと常連たちの貴重な証言の数々。
目次
●目次
はじめに
お薦めします 渡辺淳一
第Ⅰ部 岡山表町が音楽の街になったルーツとは 古川三郎
第Ⅱ部 白神雅光の体験談より
小説 On the Sunny Side of the Okayama Street 平井康嗣
第Ⅲ部 戦後岡山と昭和ジャズ 古川三郎
戦後岡山の世相とできごと/日本の戦後ジャズ史概観
第Ⅳ部 「前野港造」「ホットクラブ岡山」を知る
日本初のジャズ・サックス奏者「前野港造」の足跡 山本 俊
ホットクラブ岡山を知っているか 古川三郎
番外編 体験的ジャズ喫茶文化考 古川三郎
おわりに
前書きなど
●著者「はじめに」から
誕生のきっかけは、自分が見聞した戦後岡山の音楽事情を記録として残したいので協力してほしいという白神さんの相談だった。これを受けて平井さんと私が白神さんにインタビュー。取材は十数回に及んだ。白神さんは90歳過ぎとはとても思えないほどの記憶力で、その語り口はおおむねはっきりしていた。終戦直後からジャズ喫茶がまだ元気だった70年代ごろまで、つまり戦後昭和の岡山のジャズを中心とした音楽シーンを回想していただいた。
平井さんがその談話を下敷きにフィクションながらリアルを忍ばせた小説「On the Sunny Side of the Okayama Street」に仕立て上げた。(略)当時の岡山の世相や出来事、そして同時代のジャズシーン対比として「日本の戦後ジャズ史観」、また番外編として「体験的ジャズ喫茶文化考」なども補足させていただいた。
この記録が岡山の戦後音楽シーンの再現に少しでもお役に立てたらと思う。さらに人知れず埋もれている各地方のジャズ物語が発掘され、語り継がれていくことを願っている。
上記内容は本書刊行時のものです。