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地理学で読み解く流通と消費 土屋 純(著) - ベレ出版
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地理学で読み解く流通と消費 (チリガクデヨミトクリュウツウトショウヒ) コンビニはなぜ集中出店するのか (コンビニハナゼシュウチュウシュッテンスルノカ)

ビジネス
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発行:ベレ出版
A5判
定価 2,100 円+税   2,310 円(税込)
ISBN
978-4-86064-695-0   COPY
ISBN 13
9784860646950   COPY
ISBN 10h
4-86064-695-9   COPY
ISBN 10
4860646959   COPY
出版者記号
86064   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2022年4月18日
最終更新日
2024年10月28日
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紹介

「地方の百貨店や商店街はなぜ衰退しているのか」「コンビニはなぜ集中出店するのか」「ユニクロはなぜロードサイドから都心部に展開するようになったのか」「イオンはなぜ田園地帯に出店したのか」――これらは皆、地理学的知見で説明できるといったら驚かれるでしょうか。実は流通や消費は、自然環境や都市構造・交通網といった地理的な要因によって、少なからず影響を受けています。本書では、コンビニ・スーパー・家電量販店など様々な小売の出店・販売戦略や配送システムなどについて、その実態と変化を地理学的な観点から明らかにしていきます。また、「シャッター商店街」「買い物難民」、災害時の流通などの問題、そしてネット通販など変わりゆく流通・消費の現状と未来ついても迫ります。私たちに身近な小売・流通はどのようにして成り立っているのか。ビジネスマンの教養としても役立つ一冊です。

目次

序章

1.日本の地理は地理的構造と地理的現象で読み解ける
2.なぜ流通・消費に注目するのか



第1章 日本地理の特徴と流通・消費との関係
1.日本列島の自然環境は複雑
2.自然環境は流通・消費に影響を与えている
3.日本の地理は3大都市圏と地方圏に分かれる
4.日本の都市は3層構造
5.ユニクロは都市を舞台に成長してきた
TOPICS 1 地方圏を中心に展開するしまむらの低価格衣料



第2章 3大都市圏の郊外市場はいかにして形成されたのか―人口移動と地域市場①
1.人口爆発-団塊世代の誕生
2.人口移動は3 大都市圏に集中
3.3大都市圏はどのように郊外化したのか
4.スーパーの誕生
5.なぜ生活協同組合は成長したのか
6.ファミリーレストランは郊外化とともに成長した
TOPICS 2 耐久消費財の普及―三種の神器、3C



第3章 東京の都心回帰がもたらす流通・消費の変化―人口移動と地域市場②
1.1980 年代以降に東京一極集中が進む
2.2000 年代以降、人口は東京都区部へ回帰している
3.百貨店は原点の都心部に帰る
4.郊外中心の量販店が東京都区部に進出したわけ
5.ミニスーパーとネットスーパーの戦略
6.おひとりさま消費の展開
TOPICS 3 外国籍人口の流入とエスニックタウンの形成



第4章 「中心地理論」で読み解く流通・消費―都市階層と買い物空間①
1.日本の都市は4つの階層に分けられる
2.中心地理論とは?
3.商業集積とは?
4.中心地体系を商店街に置き換えてみると
5.銀座にユニクロが出店できたわけ
TOPICS 4 小売業界の再編成-業種から業態へ



第5章 地方都市の百貨店や商店街はなぜ衰退したのか―都市階層と買い物空間②
1.大店法とモータリゼーションが変えた風景
2.1990 年代は郊外ロードサイドにチャンスあり
3.地方百貨店閉鎖の理由
4.シャッター通り化のメカニズム
5.よみがえる商店街
TOPICS 5 日本の百貨店史



第6章 県外に影響を及ぼす最上位の地方都市―都市階層と買い物空間③
1.広域中心都市には週末に買い物客が集まる
2.仙台市は東北地方の砦
3.仙台市でほとんどのファッションブランドが買える
4.ミニ東京化する仙台市の中心商店街
5.自家用車の普及が変えた買い物空間
TOPICS 6  書籍・雑誌の流通



第7章 「ショップ」で読み解く東京の都市構造―都市階層と買い物空間④
1.東京はなぜ店舗の密集した街が多いのか
2.バブル崩壊で変わった銀座
3.ファッションに特化した商業集積-原宿
4.電気製品の街から趣味系ショップの街へ-秋葉原
5.銀座・有楽町に集中するアンテナショップ
TOPICS 7 工場跡地やインナーシティの再開発



第8章 モータリゼーションが変えた流通・消費―国土空間の圧縮と流通革新①
1.「国土空間の圧縮」とは?
2.モータリゼーションが進んだのは「地方圏」
3.農村の生活にマッチしたスーパーセンター
4.北関東で始まった家電量販チェーンの出店競争
5.「キツネやタヌキが出るところに出店せよ」-イオングループ
TOPICS 8  国道16号線沿線というロードサイド



第9章 コンビニの出店戦略からみる流通―国土空間の圧縮と流通革新②
1.進む物流・情報基盤と流通
2.延び続ける日本の高速道路網
3.コンビニはなぜ集中出店するのか
4.コンビニの配送は多頻度かつ小口で行われる
5.ホームセンターの配送は少頻度かつ長距離
TOPICS 9 チェーンストアの配送システム



第10章 急成長するネット通販と情報化―国土空間の圧縮と流通革新③
1.情報通信端末が普及すると起こる問題とは
2.スマートフォンが促進するネット通販
3.あまり売れない商品も販売するAmazon.com
4.どんな田舎でも全国販売を可能にしたオンラインモール
5.ユニクロはなぜネット通販に積極的なのか
TOPICS 10 駅ナカの発展



第11章 「買い物弱者」はいかにして生まれたのか―高齢化社会と流通・消費①
1.後期高齢者は3 大都市圏で急速に増えていく
2.人口が高齢化している地域
3.3大都市圏の高齢化と若年層の都心回帰の関係とは?
4.地方圏は高齢化で限界集落が増えている
5.買い物弱者問題とは?
6.フードデザート問題とは?
TOPICS 11 離島におけるコンビニの展開可能性



第12章 買い物弱者を支援する流通とは―高齢化社会と流通・消費②
1. 買い物弱者支援の流通とは?
2. 地方の移動販売の存続は店舗との距離がカギ
3. 大都市圏の移動販売は交通利便性の低いところへ
4. 「共同売店」は地域のコミュニティ企業
5. ラストワンマイルの壁
TOPICS 12 都市に近づく道の駅



第13章 スーパーやコンビニの品揃えはどのように決まるのか―地域性の消失・再構築①
1. 西松屋が儲かるワケ
2. 成城石井とイオンのトップバリュが成長した背景とは
3. スーパーは食の地域性に合わせて商品を仕入れる
4. コンビニは“便利さ”で集客するビジネス
5. 東京圏のコンビニの“型”は様々
6. コンビニの商品開発の内側
TOPICS 13 日本におけるハンバーガーチェーンの展開



第14章 なぜロードサイドや商店街は同じ風景になるのか?―地域性の消失・再構築②
1. エドワード・レルフの景観論とは?
2. モダン景観からポストモダン景観へ
3. 「昭和」をウリにして復活した町
4. 郊外ロードサイドの景観はどぎつい
5. 昭和ノスタルジーが商店街の価値を引き出す
TOPICS 14 場所の記号化と商品化



第15章 災害時に流通はどうなるのか―持続可能な社会と流通・消費①
1. 東日本大震災で断たれた流通網
2. 流通はこうして復旧した
3. 大震災でみえた流通産業の問題点
4. 災害時に流通はライフラインとして機能できるのか?
5. パニック消費のメカニズム
TOPICS 15 流通プラットフォームとは?



第16章 人口減少時代に流通は維持できるのか―持続可能な社会と流通・消費②
1. 人口移動の沈静化と流通・消費
2. 移動販売やネット通販が求められる理由
3. 地方圏の買い物先は維持できるか
4. 3 大都市圏ではおひとりさま消費が増える
5. 日本の国土全体が没場所化する危険性
TOPICS 16 ショッピングセンターとは?



第17章 人が集まる小さな中心地の作り方―持続可能な社会と流通・消費③
1. 新型コロナウイルス感染症が突きつけた問題
2. これからの中心地の役割
3. サードプレイスが場所の魅力を高める
4. 「公民連携」で町をよみがえらせる
5. 国土交通省による「小さな拠点」づくり支援
6. 現代版の“いちば”がもたらす可能性

著者プロフィール

土屋 純  (ツチヤ ジュン)  (

関西大学文学部 地理学・地域環境学専修 教授。博士(地理学)。
1971年群馬県生まれ。1999年名古屋大学大学院文学研究科 博士課程後期満期退学、2001年博士(地理学)取得。日本学術振興会特別研究員、名古屋大学大学院 環境学研究科助手、宮城学院女子大学 学芸学部 人間文化学科准教授、同教授、宮城学院女子大学 現代ビジネス学部教授を経て、2019年より関西大学文学部教授。専門分野は経済地理学、都市地理学。日本における流通システムと都市構造の再編成について研究するとともに、インドなどのアジア諸国での流通や消費についても調査・分析している。
主な編著書には、『小商圏時代の流通システム』(古今書院2013年)、『論文から学ぶ地域調査』(ナカニシヤ出版2022年)がある。主な共著には、『日本の流通と都市空間』(古今書院2004年)、『人文地理学』(ミネルヴァ書房2008年)『東日本大震災研究Ⅰ 東日本大震災からの地域経済復興への提言』(河北新報出版センター2012年)、『人文地理学への招待』(ミネルヴァ書房2016年)、『経済地理学への招待』(ミネルヴァ書房2020年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。