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酒を主食とする人々 高野秀行(著/文) - 本の雑誌社
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酒を主食とする人々 (サケヲシュショクトスルヒトビト) エチオピアの科学的秘境を旅する (エチオピアノカガクテキヒキョウヲタビスル)

文芸
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発行:本の雑誌社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
280ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-86011-495-4   COPY
ISBN 13
9784860114954   COPY
ISBN 10h
4-86011-495-7   COPY
ISBN 10
4860114957   COPY
出版者記号
86011   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年1月
書店発売日
登録日
2024年11月27日
最終更新日
2025年1月17日
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紹介

本当にそんなことがありえるのか?

世界の辺境を旅する高野秀行も驚く
“ 朝昼晩、毎日、一生、大人も子供も胎児も酒を飲んで暮らす” 仰天ワールド!
話題騒然の「クレイジージャーニー」の全貌が明らかに!

幻の酒飲み民族は実在した!
すごい。すごすぎる……。
改めて私の中の常識がひっくり返ってしまった。
デラシャ人は科学の常識を遥かに超えたところに生きている──
朝から晩まで酒しか飲んでいないのに体調はすこぶるいい! 

出国不能、救急搬送、ヤラセ、子供が酒を飲む…
まさか「クレイジージャーニー」の裏側で、
こんな“クレイジー”なことが起こっていたとは!?

目撃者たった一人のUMA状態の酒飲み民族を捜しに、
裸の王様に引率された史上最もマヌケなロケ隊が、
アフリカ大地溝帯へ向かう!

目次

はじめに 1
第1章 ありえない「出発」
1 酒を主食にしている謎の民族デシャ 18
2 葛飾区のエチオピア 27
3 日本医学史上初(?)の“怪挙” 37
第2章 アフリカの京都
1 アフリカの京都は嗜好品天国 46
2 酒飲み民族への道 58
3 オールド・エチオピアの世界 64
第3章 不思議の国のコンソ
1 秘境テレビ番組の舞台裏と裸の王様の苦悩 72
2 異形の村 82
3 酒取材最大の危機 90
4 朝から晩まで酒 100
5 大酒飲みのハードワーカー 113
6 銀河鉄道999の星 124
第4章 劇団デラシャ
1 本格酒民族デラシャの洗礼 132
2 十九世紀以前のアフリカへタイムスリップ 141
3 どっちも土器、みんな土器 149
4 謎と混乱の果てに 155
第5章 ホンモノの家族とホンモノの酒飲み民族
1 ホンモノの家族を発見! 168
2 汝、固形物を食べるなかれ 177
3 味噌入り(?)の濁り酒パルショータ 185
4 テレビ画面に映らない問題 193
5 幻の本格酒飲み民族は実在した 203
6 地下銀行「ポロタ」 212
7 素に近づくと素面でなくなる 221
8 究極の異種格闘技、主食酒VS現代医学 232
9 別れの固形物パーティ 242
10 裏の裏に裏がある 252
エピローグ 261
謝辞 274

著者プロフィール

高野秀行  (タカノヒデユキ)  (著/文

ノンフィクション作家。1966年東京都生まれ。早稲田大学探検部当時執筆した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。タイ国立チェンマイ大学日本語講師を経て、ノンフィクション作家となる。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、誰も書かない本を書く」をモットーに、徹底的な取材と構成力で、質の高い作品を生み出している。「ワセダ三畳青春記』で第1回酒飲み書店員大賞を受賞、『謎の独立国家ソマリランド』で第35回(2013年)講談社ノンフィクション賞および第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞、『イラク水滸伝』で第28回植村直己冒険賞および第34回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。