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自分のことは自分で決める ますもとうめ(著/文) - 論創社
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自分のことは自分で決める (ジブンノコトハジブンデキメル) 世間との距離感 (セケントノキョリカン)

社会一般
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発行:論創社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ14mm
236ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-8460-2332-4   COPY
ISBN 13
9784846023324   COPY
ISBN 10h
4-8460-2332-X   COPY
ISBN 10
484602332X   COPY
出版者記号
8460   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年11月30日
書店発売日
登録日
2023年11月2日
最終更新日
2023年11月30日
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紹介

二〇二二年五月に、介護していた西村光夫が急死して、あっけにとられ、自分の中から言葉が湧き出てきたのが附章の『ごんべえ』という冊子になりました。古くからの知人二人のお目に止まり、あれこれおしゃべりしていた結果、「何か書く」という方向になりました。西村の死の一か月前に、共通の友人であるライター高橋姿子さんが亡くなったのも、私たち三人が顔を合わせるきっかけになりました。「みなさまのおかげで」という定番のお礼が定番以上の意味を持っています。死は残された人たちをつなげていく、まさしくそのとおりです。

目次

第一章 鶴丸幸代さんの問いかけ
1 鶴丸幸代さんからの論文
2 鶴丸幸代さんと私
第二章 学校・医療・介護の現実
1 この世を生きる見通しがあるか?
2 学校、幼稚園、保育園
(1)集団生活  (2)発達のチェック  (3)就学時の振り分け  (4)登校を嫌がる
(5)中学生活  (6)管理教育  
3 医療
4 介護
(1)個人的認知症介護体験  (2)介護を支える関係
5 子産み・子育て
(1)子どもへの視線  (2)育児を担うのは母親か?  (3)育児の目標
第三章 制度から逃げて……行先は地域
1 柏の寺小屋―個別具体的につき合う
2 ユーズリサイクルセンター
3 松戸・すぺーす遊
4 在日パキスタン人
5 パキスタンへ
6 パキスタンの人々の暮し
7 地域の怖さ
第四章 地域からはずれて……野宿の人々
1 隅田川医療相談会で
2 野宿生活になった理由
3 野宿する女性たち
4 仲間としての野宿者
5 見えない野宿者
6 働く場作り「あうん」
第五章 私と世間との距離
1 友達に言えないこと
2 東京へ
3 高校生活・自由と自治
4 世間との距離
5 進路・医学部へ
6 医学部のストライキ
7 機動隊導入
8 闘争終了のあと
9 地域医療
10 アブー・ハーンの山羊
附章 追悼・西村光夫さん/ごんべえ
おわりに

著者プロフィール

ますもとうめ  (マスモトウメ)  (著/文

ますもと うめ(池亀卯女)
1944 年 東京生まれ
1964 年 東京大学入学
1968 年 同大学医学部闘争参加
1972 年 同大学卒業後、小児科学教室にて研修
1973 年 東京都青梅市立病院小児科
1976 年 新潟県町立大和病院小児科
1980 年 千葉県我孫子つくし野病院小児科勤務
1983 年 千葉県松戸市で池亀小児科医院開業
2018 年 同医院閉院
松戸市周辺で地域活動
1985 年 活動の場として「すぺーす遊」を開く
障害児の親の会、ツッパリ少年たちの仕事場、などを手伝う
1991 年からパキスタン、カラチの学校支援活動に参加
2001 年から隅田川医療相談会に参加
著 書 『育児不安をこえる子育ての輪』ユック舎 1987 年 

上記内容は本書刊行時のものです。