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蓮田善明 戦争と文学 井口 時男(著/文) - 論創社
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蓮田善明 戦争と文学

文芸
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発行:論創社
四六判
縦194mm 横135mm 厚さ25mm
320ページ
上製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-8460-1746-0   COPY
ISBN 13
9784846017460   COPY
ISBN 10h
4-8460-1746-X   COPY
ISBN 10
484601746X   COPY
出版者記号
8460   COPY
 
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年1月20日
書店発売日
登録日
2018年12月27日
最終更新日
2019年1月24日
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書評掲載情報

2021-04-04 読売新聞  朝刊
評者: 中島隆博(東京大学教授・哲学者)
2019-03-24 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 佐藤秀明(近畿大学教授、三島由紀夫文学館館長)

紹介

蓮田善明(はすだ ぜんめい、1904~1945年)は『鴎外の方法』『本居宣長』『鴨長明』などの著書のある国文学者、文芸評論家で、『文藝文化』を創刊し日本浪曼派として活躍。三島由紀夫に大きな影響を与えたことで知られる。出征し敗戦時にジョホールバルで連隊長を射殺し、自決した。/三島との関係で知られる蓮田善明は、日本浪漫派のなかでも重要な役割を果たした。井口時男はこの蓮田善明を、自決に至る戦争との関わり、そして文学との関わりを中心に描き出す。戦争と文学を考える上でも大きな存在であり、三島や日本浪漫派、保田與重郎を含めて蓮田善明を論じる、初の本格論考。

目次

序章 いまだ「解禁」されざるもののために―保田與重郎と三島由紀夫と蓮田善明/第一章 文学者の戦争 玉井伍長(火野葦平)と蓮田少尉/第二章 教育者・蓮田善明の「転向」 付・二つの宣長論と二つの公定思想/第三章 文学(一)詩・短歌・俳句―趣味の自己統制/第四章 文学(二)古典論―大津皇子へ 付・キルケゴールと保田與重郎/第五章 内務班 帝国軍隊の理念と現実 付・杉本少佐と村上少尉/第六章 戦地(一)聖戦の「詩と真実」/第七章 戦地(二)「山上記」または美と崇高と不気味なもの/第八章 戦地(三)「詩の山」の『古今集』、または古典主義と浪曼主義/第九章 戦地(四)晏家大山と伊東静雄「わがひとに与ふる哀歌」/第十章 戦地(五)晏家大山または山巓のニーチェ/第十一章 戦地(六)詩と小説の弁または戦場のポスト・モダン/第十二章 文学(三)表象の危機から小説『有心』へ/第十三章 文学(四)小説『有心』と『鴨長明』、または詩と隠遁/第十四章 文学(五)小説『有心』、または、生の方へ、温かいものの方へ/第十五章 文学(六)『有心』の三層構造―冷たいもの/温かいもの/熱いもの/第十六章 文学(七)謎解き『有心』―再び「死=詩」の方へ/第十七章 文学(八)「文藝文化」と危機の国学 付・三島由紀夫と保田與重郎/終章 最期の蓮田善明―非転向者の銃口/蓮田善明年譜/あとがき

著者プロフィール

井口 時男  (イグチ トキオ)  (著/文

"文芸評論家。 1953年新潟生まれ。東北大学文学部卒業。1983年、中上健次論「物語の身体」で群像新人文学賞評論部門受賞。東京工業大学助教授、のち教授。1994年『悪文の初志』平林たい子文学賞受賞、1997年『柳田國男と近代文学』伊藤整文学賞受賞。
著書『物語論/破局論』(論創社)『悪文の初志』(講談社)『柳田国男と近代文学』(講談社)『批評の誕生/批評の死』(講談社)『危機と闘争 大江健三郎と中上健次』(作品社)『暴力的な現在』(作品社)『少年殺人者考』(講談社)『天來の獨樂』(第一句集、深夜叢書社)共著『文学を科学する』(岩山真,徃住彰文共著、朝倉書店)
"

上記内容は本書刊行時のものです。