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小説家のための編集教室 レニ・ブラウン(著) - フィルムアート社
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小説家のための編集教室 (ショウセツカノタメノヘンシュウキョウシツ) 物語を自分でみがき上げる12のステップ (モノガタリヲジブンデミガキアゲルジュウニノステップ)

文芸
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四六判
304ページ
並製
定価 2,400 円+税   2,640 円(税込)
ISBN
978-4-8459-2520-9   COPY
ISBN 13
9784845925209   COPY
ISBN 10h
4-8459-2520-6   COPY
ISBN 10
4845925206   COPY
出版者記号
8459   COPY
Cコード
C0090  
0:一般 0:単行本 90:文学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2026年8月6日
最終更新日
2026年9月4日
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紹介

どこを直せばよいかわかる。書き直すたび、うまくなる。
ベテラン小説編集者と学ぶ、自分の手で作品を完成させる〈編集〉のレッスン。

そう、本当に求めていたのは書き方でも稼ぎ方でもない。「磨き方」なのだ。
――青崎有吾(小説家・『地雷グリコ』)

小説の書き方を教える本はたくさんあります。
でも、書き上げた原稿を「どう直すか」を教える本は、ほとんどありません。

本書は、多くの新人作家をデビューへ導いてきたベテラン小説編集者が、作家が自分の作品を改善し、物語の魅力を引き出すための「セルフ・エディティング」の技法を惜しみなく明かした一冊です。刊行以来30年以上にわたって愛読されてきた、小説家の必携書です。

人物造形、場面描写、会話、モノローグ、動詞の選び方、改行の位置──。
小説編集者が原稿のどこに目をとめ、どう直すのか。誰もが知る名作から新人作家の習作まで、幅広い小説作品を題材に、修正のポイントと添削前後の文章を豊富に紹介します。
また、各章末には「編集のためのチェックリスト」「練習問題」を収録。自分の書いた原稿のどこを見直せばよいか、実践を通じて推敲の技術を身につけることができます。
本書を読み進めるうちに、あなたは自分の原稿を編集者の目で読めるようになるでしょう。

削り、直し、みがき上げる。本当に書きたかった物語の芯をつかみ、自分だけの文体=ボイスを見つけるために。
小説を書く人はもちろん、ライター、編集者、文章を仕事にするすべての人に役立つ一冊です。

[本書で身につく編集の技術]
❏描写と説明
描写で見せる場面と、地の文で語る場面を見極め、書き出しから読者を物語に誘い込む。

❏視点の使い分け
一人称、三人称、全知の視点(神の視点)を活用して、読者と登場人物の心の距離を自在に動かす。

❏会話の技法
動詞や副詞の選び方、文章のちょっとした工夫で、会話をより生き生きと自然なものにする。

❏ビートの入れ方
登場人物のさりげない仕草や行動をひとつ挟むだけで、読者の心は揺さぶられる。

❏一回で充分
言葉も描写も設定も、大事なことほど繰り返さない。やりすぎに気づいて、力強さを取り戻す。

【本書に引用されている小説の一部】
『グレート・ギャツビー』(F.スコット・フィッツジェラルド)
『星空から来た犬』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
『ミドルマーチ』(ジョージ・エリオット)
『若い藝術家の肖像』(ジェイムズ・ジョイス)
『白鯨』(ハーマン・メルヴィル)
『策謀と欲望』(P.D. ジェイムズ)
『影の巡礼者』(ジョン・ル・カレ)
『ドリームキャッチャー』(スティーヴン・キング)
『ここがホームシック・レストラン』(アン・タイラー)
『風と共に去りぬ』(マーガレット・ミッチェル)
『嵐が丘』(エミリー・ブロンテ)
……ほか多数

目次

第二版のためのまえがき

1 描写と説明
2 人物の造形と提示
3 視点の使い分け
4 描写の配分
5 会話の技法
6 音が大切
7 心の声
8 ビートの入れ方
9 段落の分け方
10 一回で充分
11 みがき上げる
12 ボイスを手に入れる

付録1 練習問題の回答集
付録2 小説家のためのブックリスト
訳者あとがき
引用した邦訳作品一覧

著者プロフィール

レニ・ブラウン  (レニ・ブラウン)  (著)

ウィリアム・モロー社ほか複数の出版社で編集主幹を務めたのち、1980年に大手出版界を離れ、全米規模の書籍編集会社ザ・エディトリアル・デパートメント(www.editorialdepartment.net)を設立。テネシー州グリーンヴィルで開催されるロスト・ステート作家会議の創設者の一人でもあり、『アパラチアン・ライフ』誌に記事や書評を寄稿している。

デイヴ・キング  (デイヴ・キング)  (著)

『ライターズ・ダイジェスト』誌の協力編集者。マサチューセッツ州の田園地帯アッシュフィールドの自宅またオンライン(davekingedits.com)で、独立系編集者として活動。執筆の技術をめぐる雑誌記事の多くは『コンプリート・ハンドブック・オブ・ノベル・ライティング』および『ライターズ・ダイジェスト・ライティング・クリニック』に収録されている。

古屋美登里  (フルヤミドリ)  (訳)

翻訳家。著書に『雑な読書』『楽な読書』(いずれもシンコーミュージック)。訳書にエドワード・ケアリー『望楼館追想』『おちび』『劇場の子 イーディス・ハラー』〈アイアマンガー三部作〉(以上東京創元社)、デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』『アメリカの悪夢』、トム・ゴールド『月の番人』、デイヴィッド・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』、エリカ・クラウス『だれか、わたしを助けて』(以上亜紀書房)、ダニエル・タメット『ぼくには数字が風景に見える』(講談社文庫)、ジョディ・カンター他『その名を暴け』(新潮文庫)、ラッタウット・ラープチャルーンサップ『観光』(ハヤカワepi文庫)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。