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「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方 カール・イグレシアス(著/文) - フィルムアート社
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9784845915828

「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方 心を奪って釘づけにする物語の書き方

芸術
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A5判
440ページ
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-8459-1582-8   COPY
ISBN 13
9784845915828   COPY
ISBN 10h
4-8459-1582-0   COPY
ISBN 10
4845915820   COPY
出版者記号
8459   COPY
Cコード
C0070
一般 単行本 芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2016年3月15日
最終更新日
2021年10月7日
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重版情報

8刷 出来予定日: 2021-10-04
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紹介

プロットじゃない、
構成じゃない、
キャラクター造型でもない。
一番大事なのは「感情」なんだ!

心の動きを誘導し、最後までのめりこませる物語を書く。UCLAの人気課外授業、待望の邦訳!



あなたが映画の「魔法」を信じたいなら、この本を読まないことをお勧めする。上級テクニックを紹介することによって、銀幕の魔法を解体してしまう。手品を見て感激したあとで種明かしをされるようなものだ。
ーーーー本文抜粋より


本書の原題は、Writing for Emotional Impact、つまり「感情的なインパクトを起こすための書き方」です。私たちが、映画や小説の世界にのめりこんで時も忘れて楽しめるとき、上記の本文にある通り、「魔法」にかかっています。その正体とは、物語の始めから終わりまで、心を揺さぶる「感情的インパクト」のこと。人は感情を動かされる「感情的体験」のために、映画のチケットを買い、数時間を費やすのです。

本書は、読者や観客の感情を掻き立て、心をつかんで離さないためのあらゆる設計を、あますところなく伝授します。脚本の基礎もテクニックも駆使したうえで、では、なぜ自分のホンが採用されないのか、作品化されないのか。それは「魔法」がとけてしまう瞬間がどこかにあるからです。一瞬たりとも、一行たりとも気は抜けないのです。

そこで、本書は、名作の脚本を徹底的に解体し、語り方を分析します。キャラクター造形や構成など大枠はもちろん、場面(シーン)でのやり取り、一つ一つの台詞、単語ひとつに至るまで、細かく具体的な技巧を指南します。優に100を超える技術によって、二度と同じ目線で同じ作品・脚本を観られなくなるはずです。

脚本の基礎は、他の本で学んでください。
さらに、もう一歩抜け出したいときに、本書と、同じ著者の「脚本を書くための101の習慣」は、必ず役に立ちます。

目次



■INTRODUCTION
 感情をお届けする商売

また脚本の書き方? 
感情についての一考察
感情を売るビジネス、それがハリウッド
感情を掻き立てる技巧
脚本家としての2つの仕事
話術巧みに語るための3つの感情
キャラクターの感情対読者の感情
この本のゴール
ちょっと警告

■CHAPTER 1
 読者:唯一のお客さん

読者は最初の観客
下読みは門番だ
下読みは知性的、しかも情報通
下読みはブラックな労働で疲幣している
でも下読みは脚本家の味方
下読みの仕事
お断りするのにも、理由がある
下読みは、脚本に何を求めているか

■CHAPTER 2
 コンセプト:その物語にしかない魅力

基本:コンセプトについて知っておくべきこと
アイデアこそがハリウッドの王様
コンセプトは売れる
コンセプトの技巧:
アイデアにエネルギーを注入する手段
あるコンセプトに対する理想的な反応
アイデアに訴えさせる
アイデアが訴える力を強くする1
2の方法
タイトルを魅力的にする
人気のあるジャンルを選ぶ
実例:コンセプト創りの脚本術

■CHAPTER 3
 テーマ:普遍的な意味

基本:テーマについて知っておくべきこと
テーマの技巧:テーマを仄めかせる
テーマを語らず見せるための9つの技
実例:テーマ創りの脚本術

■CHAPTER 4
 キャラクター:共感を掴む

基本:キャラクターについて知っておくべきこと
キャラクター造型に必要な5つの質問
キャラクターの技巧:キャラクターとの絆
キャラクターとその変化を見せる
キャラクターの人格や個性を
ページ上で見せる6つの方法
キャラクターとの絆

■CHAPTER 5
 物語:高まる緊張感

基礎:物語について知っておくべきこと
物語対プロット
プロットの技巧:読む人の心を
最後まで釘づけにする
面白いと思わせることが、すべて
興味/魅力/洞察/畏敬
好奇心でそそる、驚かせる
期待/希望/心配/恐れ
サスペンス/意図/不安/心配/疑念
驚き/狼狽/笑い
スリル/喜び/笑い/悲しみ/勝利
共感/情/賞賛/軽蔑
メロドラマと感傷
実例:物語創りの脚本術
即座に読者の心と共感を掴む技
実例:キャラクター造型の脚本術

■CHAPTER 6
 構成:のめりこませるための設計

基本:構成について知っておくべきこと
構成の技巧:それぞれの幕が持つ感情的要素
第一幕 関心を掴む
第二幕 緊迫感と期待感
第三幕 満足
実例:構成の脚本術

■CHAPTER 7
 場面:心を奪って釘づけにする

基本:場面について知っておくべきこと
それぞれの場面は、小さな物語である
劇的な場面に必要な要素
場面とキャラクター
技巧:最高の場面を書くために
心を奪う場面を創る技
実例:場面設計の脚本術

■CHAPTER 8
 ト書き:スタイリッシュに心を掴む

基本:ト書きについて知っておくべきこと
素人がよく犯す間違い
脚本執筆、技巧の基礎
技巧編:動くト書き
読者の関心を操る
動きを与える
読者を釘づけにする
キャラクターの描写
場所の描写
おまけ。プロが教えるコツ
実例:ト書き描写の脚本術

■CHAPTER 9
 台詞:鮮烈な声

基本:台詞について知っておくべきこと
最高の台詞の特徴
やってはいけない台詞の失敗
技巧:鮮やかな台詞を書くために
感情的インパクトを与える技
個性的な台詞を生む技
さり気ない説明の技
サブテクストの技
鼻につく台詞でも構わないとき
何度でも書き直す
台詞を試す
台詞の達人から学ぶ

■CHAPTER 10
 最後に:ページに描く

改稿のコツ
脚本を読んで盗む
脚本家はページに描く

著者プロフィール

カール・イグレシアス  (カールイグレシアス)  (著/文

脚本家であり、脚本コンサルタントであり、スクリプト・ドクターとしても人気が高いイグレシアスは、ページ上で感傷的な反応を引き起こす専門家。UCLAの課外脚本執筆講座、スクリーンライティング・エキスポ、そしてオンライン講座であるライターズ・ユニバーシティで教鞭をとる。クリエイティブ・スクリーンライティング誌にも定期的に脚本技巧について寄稿している。著書に『脚本を書くための101の習慣』がある。

島内哲朗  (シマウチテツロウ)  (翻訳

映像翻訳者。法政大学経済学部卒。南イリノイ大学コミュニケーション学部映画科卒。カリフォルニア大学サンディエゴ校に留学。ロサンゼルスで映画の絵コンテ・アーティストとしてプロとしての第一歩を印した。帰国後はゲーム関係の場面設定や背景設定などにも携わり、ナイキやユナイテッド航空など海外合作CMの絵コンテを描く。アート関係ではメルボルン、シドニー、サウンフランシスコで開催された手塚治虫展「Tezuka, the Marvel of Manga」の図録翻訳と執筆交渉、第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で特別表彰された田中功起氏の作品の英語字幕などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。