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クマはなぜ人里に出てきたのか 永幡嘉之(著) - 旬報社
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クマはなぜ人里に出てきたのか (クマハナゼヒトザトニデテキタノカ)

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発行:旬報社
四六判
200ページ
定価 1,700 円+税   1,870 円(税込)
ISBN
978-4-8451-1953-0   COPY
ISBN 13
9784845119530   COPY
ISBN 10h
4-8451-1953-6   COPY
ISBN 10
4845119536   COPY
出版者記号
8451   COPY
Cコード
C0045  
0:一般 0:単行本 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年10月
書店発売日
登録日
2024年8月21日
最終更新日
2024年10月24日
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書評掲載情報

2024-11-23 毎日新聞  朝刊
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紹介

大量出没と人身事故の増加でマスコミを騒がせるツキノワグマ。背景では何が起こっているのか? 著者が大切にしているのは「自分の眼で見て考える」こと。 
クマの棲む山岳から里山まで丹念に調べ歩き、クマと人間との関係を読み解いていきます。「怖い」だけでは終わらせず、クマという生き物を知る面白さを考える一冊です。

目次

はじめに
第1章 秋田県で何が起こっていたのか
ツキノワグマの大量出没
動物の多さは何の前兆なのか
山形県と秋田県での違い
起こっていることを確かめる
なぜ人里に出てくるのか

第2章 ツキノワグマとの出会い
自然への興味は昆虫から
ツキノワグマとの出会い
世界のブナの森を歩くなかで
ブナの新芽を食べるクマを撮りたい
試行錯誤の日々
ブナの樹上のクマを見つける
次々に見つかるクマ
経験を重ねてゆく
10年の時を経て

第3章 ツキノワグマの生活の全体像
断片をつなぎあわせて
1 春はブナに上る
2 クマ剥ぎ
3 さまざまな食べもの
4 ドングリを食べる
5 「クマの寝床」は本当にクマのものなのか

第4章 クマ狩りという文化
有害捕獲と狩猟は別のもの
春山でのクマ狩り
クマ狩りは雪崩地形で
集団で引き継がれた民俗知

第5章 再び、秋田県の現場で考える
専門家を現場に誘う
昼間に親子が出てくる理由
3つの大凶作
クリをすさまじく食べていた
クマが畑に出てくる
ソバを食べるクマ
ソバが食べられてしまった理由
山形県では姿が消えた
人身事故はなぜ増えたのか
いつまでもクマが出る

第6章 人とクマとの関係
結局のところ、何が起こっていたのか
クマの個体数は増えているのか
環境収容力の問題
アーバンベアは生まれていたのか
クマの変化は人間の生活の変化に対応していた
共存は生易しいことではない
どこで折り合いをつけるか
1 駆除もしくは狩猟による対策
2 狩猟以外の対策

第7章 長期的な視点では、何ができるか
駆除と保全が同時に必要な理由
生物多様性は低下している
確保すべきは森林の「広さ」と「つながり」
1 森の広さ
2 森の連続性
不可逆的な開発が森を分断する
社会が乗り越えるべき壁

おわりに
あとがき

著者プロフィール

永幡嘉之  (ナガハタヨシユキ)  (著)

永幡嘉之(ながはた・よしゆき)
自然写真・著述家。1973年兵庫県生まれ、信州大学大学院農学研究科修了。山形県を拠点に動植物の調査・撮影を行う。ライフワークは世界のブナの森の動植物を調べることと、里山の歴史を読み解くこと。里山の自然環境や文化を次世代に残すことに、長年取り組む。著書に『里山危機』(岩波ブックレット、2021年)、『大津波のあとの生きものたち』(少年写真新聞社、2015年)、『巨大津波は生態系をどう変えたか』(講談社、2012年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。