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新版 赤外線工学
基礎から応用まで
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2024年9月5日
- 書店発売日
- 2024年9月5日
- 登録日
- 2024年8月2日
- 最終更新日
- 2024年8月29日
紹介
赤外線技術は、新素材、半導体、エネルギー、通信、宇宙、環境、食品、医療など社会の基盤となる先端技術から日常生活に直結する分野まで広く活用され、その役割も重要となっている。本書では赤外線に関する様々な事象を基礎から理解できるように留意し、光源、検出器、光学素子、真空・冷却、分光等、科学と赤外線に関わる基本を網羅し、現在応用されている、また今後に期待される赤外線の応用技術について、工業・医学・農業・食品・環境・防災・天文等にわたって幅広く解説する。
目次
1章 赤外線の基礎
1.1赤外線 1.2赤外放射の測定 1.3赤外放射の理論 1.4赤外線の伝搬 1.5赤外研究の歴史 付録A 参考文献
2章 赤外光源
2.1黒体炉と熱放射源 2.2レーザ 2.3発光ダイオード 2.4 フェムト秒レーザによる赤外/テラヘルツ波発生 2.5シンクロトロン放射と自由電子レーザ 2.6後進波管とジャイロトロン 参考文献
3章 赤外検出器
3.1赤外検出器の分類 3.2量子型赤外検出器 3.3熱型赤外検出器 3.4アレイ検出器 3.5赤外検出器の性能評価 3.6赤外検出器を用いたシステム 参考文献
4章 赤外光学材料と光学素子
4.1赤外光学材料 4.2赤外レンズと鏡 4.3プリズムと回折格子 4.4窓板、フィルタ 4.5ビームスプリッタ 4.6偏光子 4.7赤外光ファイバ 4.8赤外領域の非線形光学材料 4.9赤外吸収膜と吸収材料 4.10メタマテリアルとフォトニック結晶 参考文献
5章 赤外検出器のパッケージングと冷却
5.1赤外検出器のパッケージング 5.2赤外検出器の冷却 参考文献
6章 赤外分光法
6.1プリズム分光法と回折格子分光法 6.2フーリエ分光法 6.3ファブリー・ペロー干渉分光法 6.4ヘテロダイン分光法 6.5レーザ分光法 6.6ラマン分光法 6.7テラヘルツ時間領域分光法 6.8光音響分光法 参考文献
7章 物質の赤外分光スペクトル
7.1原子の赤外スペクトル 7.2分子の赤外スペクトル 7.3液体の赤外スペクトル 7.4固体の赤外スペクトル 7.5 生体物質の赤外スペクトル 参考文献
8章 赤外線応用
8.1放射温度計測 8.2赤外分光・分析 8.3赤外イメージャ 8.4赤外加熱・加工 8.5赤外リモートセンシング 8.6赤外線・サブミリ波天文 8.7防衛 8.8赤外無線通信 参考文献
索引
上記内容は本書刊行時のものです。