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誰も踏みにじらない未来のためのフェミニズム
ともに語り、ケア・共存・共生を考える韓国フェミニスト13人からの投げかけ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2025年5月23日
- 登録日
- 2025年3月27日
- 最終更新日
- 2025年6月3日
紹介
コロナ禍があぶり出したのは、もともとそこにあった不公正だった。
ケア労働、職業格差、デジタル性犯罪、性的マイノリティ差別――。
韓国のフェミニスト13人が、長年見過ごされてきた「誰かを搾取することで成り立つ社会」の歪みに切り込み、ケア・共存・共生を軸とした、「誰も踏みにじらない未来」を提言する。
目次
【目次】
日本語版出版に寄せて
韓国語版序文 パンデミックと新自由主義を乗り越えるフェミニズムを模索しながら
本編を読む前に知っておきたいできごと
PART1 誰が「女性」なのか?
01 私は女じゃないんですか?
「女性とは誰か」をめぐるフェミニズム論争_キム・ウンシル
02 女性は潜在的な被害者なのか?
「無害な存在」というイデオロギーを超えて_クォンキム・ヒョンヨン
03 対抗的公共性
マジョリティに対抗する開かれた場としての女子大を目指して_キム・ヨンオク
04 フェミニズムとトランスジェンダーが手を取り合う未来
つながり拡がるフェミニズム運動を夢みて_ソン・ヒジョン
PART2 フェミニズムが構想するポストコロナ社会とは?
05 コロナの不平等
資本と男性中心の解決策に抵抗する_キム・ヒョンミ
06 パンデミックと女性労働者
最前線で闘う人々のために_シン・ギョンア
07 感染症と弱者のフェミニズム
不安と向き合うためのより良い方法を考える_チョン・ヒギョン
08 防疫監視社会のキスとセックス
「正常」を強制する社会で性的マイノリティの自由を擁護する_チェ・ヒョンスク
09 フェミニスト・グリーン・ニューディール
コロナ禍と断絶を乗り越えるための方法_チャンイ・ジョンス
PART3 新自由主義的フェミニズムを超えて
10 n番部屋は新種の犯罪なの?
顔のジェンダー政治_キム・チュヒ
11 安全の商品化とフェミニズム
被害と安全に対するフェミニズムからの問い_ミン・ガヨン
12 「悪いフェミニスト」の政治学
「パイ」の分配を超えて、より多くの連帯へ_イ・ヒョンジェ
13 フェミニズムの大衆化を再考する
女性の個人化のジレンマ_チョン・ヒジン
解説「脱植民地化とインターセクショナル・フェミニズム」梁・永山聡子
訳者あとがき
本編に登場する主な人物紹介
現代の韓国フェミニズム年表 主なできごと
上記内容は本書刊行時のものです。