版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
三訂版 音大生・音楽家のための英語でステップアップ 久保田 慶一(著) - スタイルノート
.
【利用可】 (連絡不要)

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
直接取引:なし
返品の考え方: フリー入帳(または「薄井了解済み」でご返品ください)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

三訂版 音大生・音楽家のための英語でステップアップ (サンテイバン オンダイセイオンガクカノタメノエイゴデステップアップ) 音楽留学で役立つ英会話50シーン (オンガクリュウガクデヤクダツエイカイワゴジュッシーン)

語学・辞事典
このエントリーをはてなブックマークに追加
B6判
352ページ
並製
定価 2,400 円+税   2,640 円(税込)
ISBN
978-4-7998-0221-2   COPY
ISBN 13
9784799802212   COPY
ISBN 10h
4-7998-0221-6   COPY
ISBN 10
4799802216   COPY
出版者記号
7998   COPY
Cコード
C1082  
1:教養 0:単行本 82:英米語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年9月25日
書店発売日
登録日
2025年8月21日
最終更新日
2025年9月11日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

音楽独特の英語表現や英会話を学ぶ本。音楽レッスンの受講、コンサートの企画や開催、音楽での社会参加などを50シーンの英会話ストーリーから学ぶ。
アメリカに音楽留学をした主人公が、レッスンを受けたり、アンサンブルの練習を進めたり、演奏会を企画したり、音楽でコミュニティへの社会参加をしたりと、実際の留学シーンで出会う場面を再現。どういう英語表現をするのかを具体的に解説している。各シーン毎にテーマに沿った解説を入れたほか、巻末には英語の音楽関連用語集や図解による英単語集も収載。
単に英会話の参考書というだけでなく、世界的に広まりを見せる音楽家と社会との関わり方、また、音楽家として国際社会でどう行動していくかといった、音楽キャリアアップを考えながらストーリー展開が作られている。
音大生、音高生はもちろんのこと、音楽活動をしている方、音楽愛好家の方にも参考となる一冊。
2017年に刊行し、高い評価を得ていた改訂版の英文を、より現代的で現実的な会話に即したものに修正した。

目次

はじめに
あらすじ

■Chapter 1 The f irst lesson
■第1章 最初のレッスン

1 How long have you studied music in Japan?
日本ではどのくらい音楽の勉強をしたのですか?

2 I like Glenn Gould’s performance
私はグレン・グールドの演奏が好きです。

3 Do I need to memorize the piece?
暗譜する必要がありますか?

4 Did you play the piece as though you were singing it?
歌うように演奏しましたか?

5 What about the pedal?
ペダルはどうしましょうか?

●コラム1 「英語」という言語について

■Chapter 2 Accompanying the f lute
■第2章 フルートの伴奏をする

1 Can you be my accompanist?
伴奏してくれるかい?

2 Will you play just as you would at the concert?
本番のつもりで演奏してくれますか?

3 If you listen to each other too much, it won’t work
お互いに聴き合ってしまってはうまくいきません。

4 Would you mind speaking to the audience before performing?
演奏の前に聴衆の方々にお話をしてくださいますか?

5 Thank you for inviting us to perform today
今日は、演奏会に出演させていただき、ありがとうございました。

●コラム2 「英語」の音楽用語について

■Chapter 3 At the party
■第3章 パーティーで

1 Thank you for listening to us play today
今日は、私たちの演奏を聴いていただき、ありがとうございました。

2 This will be a good experience for me
いい経験ができそうだわ。

3 It is very diff icult when the tempo changes
テンポが変わるときがとても難しいんだよ。

4 Don’t young Japanese students go see Kabuki?
日本の若い学生は歌舞伎を観ないのですか?

5 We will play Akatombo, which means red dragonfly in Japanese
日本の歌「赤とんぼ」を演奏します。

●コラム3 言語と音楽の関係について

■Chapter 4 Accompanying the cello
■第4章 チェロの伴奏をする

1 I’ve never improvised!
即興なんてやったことがないわよ!

2 My improvisation will probably sound more like Chopin
即興がショパンのようになっちゃいそうで。

3 I get nervous very easily
私、上がり症なんです。

4 I was too busy just following the complicated piano part
譜面が難しくてピアノ・パートを見るだけで精いっぱいだったわ。

5 I am worried about the improvisation
即興がどうも心配だわ。

●コラム4 今日必要とされる「即興演奏improvisation」について

■Chapter 5 A concert at an elementary school
■第5章 小学校での演奏会

1 I fell in love with music as my mother sang songs to me when I was little
私が音楽を好きになったのは、小さいころ母が歌を歌ってくれたからです。

2 Does anybody have anything to say about the performance?
演奏の感想を言ってくれる人はいますか?

3 This town is home to wonderful teachers and students, not only from Japan, but from all over the world
この町にはすばらしい先生と、日本だけでなくて世界中の学生が集まっています。

4 How did you become so fluent in English?
どうしたらそんなにうまく話せるようになったの?

5 I realized that there is a lot I need to work on
反省することはたくさんあるのよ。

●コラム5 「新しい聴衆new audience」と「ティーチング・アーティスト」の仕事

■Chapter 6 Some questions at the piano lesson
■第6章 ピアノのレッスンでの質問
1 I wasn’t conf ident in my performance
うまく演奏できたのか、自信がなくて。

2 It is very important to feel the whole performance as one big line
大切なことは、演奏全体を大きなラインとして感じることです。

3 It is not enough to merely play the notes written on the music
楽譜にある音符をただ音にするだけでは、十分ではありません。

4 We want to perform for those who are unable to attend a concert at the concert hall
コンサートホールまで足を運べない人々にも、演奏を聴いてもらいたいのです。

5 Simply put, to have a common mission
要するに、ミッションを共有することだよ。

●コラム6 音楽と社会のつながりについて

■Chapter 7 Forming the Asian Trio
■第7章 アジアン・トリオの結成

1 Whatever the pieces we select, I want to reach out to the
community

どんな曲であっても、私は社会に届けたいわ。
2 Before listening to the music, we are involving them in its construction
聴く前に曲のしくみを体験してみるということね。

3 Let’s start up our website
サイト作りからはじめましょうよ。

4 Did you bring an Asian outfit to bring out the Asian image?
アジアのイメージを出すために、アジアの衣装をもってきたの?

5 We got an offer to perform
演奏のオファーが来たんだ。

●コラム7 「ポートフォリオ・キャリアportfolio career」について

■Chapter 8 The first concert
■第8章 最初の演奏会

1 We should plan music that both the children and their parents can enjoy
親子で楽しめる曲を考えないとね。

2 I want to play not only an accompaniment, but also a solo
私は伴奏だけでなく、ソロでも演奏したいわ。

3 Do you think the kids can identify where the songs are from?
子どもたちが聴いて、どこの国の童謡かわかるかな?

4 I arranged this piece especially for you
僕が特別にあなたたちのためにこの曲をアレンジしました。

5 We’d better think about our trio’s future
私たちのトリオの将来について考えないとね。

●コラム8 音楽とキャリアcareer について

■Chapter 9 The last lesson
■第9章 最後のレッスン

1 It's crucial to have a good communication skills
お互いにコミュニケーションすることだと思います。

2 Please try to stay awake until the end, if you can
できるならこと最後まで、眠らずに聴いてください。

3 It was hard for me to express what I wanted
自分らしい表現ができませんでした。

4 I learned to express myself and to play with my own voice and emotions
自分を表現して、自分らしい演奏ができるようになりました。

5 A musician’s work has changed quite a bit since I was a student
私が学生だったころとは、音楽家の仕事の内容が様変わりしているね。

●コラム9 グローバリゼーションglobalization とインターネットinternetについて

■Chapter 10 Go forth, the Asian Trio!
■第10 章 はばたけ、アジアン・トリオ

1 I think we should continue to work as a trio wherever the members happen to be
メンバーがどこにいても、トリオは活動を続けていくべきだわ。

2 Face many challenges that lie ahead
いろんなことに、勇気をもって挑戦してください。

3 I feel that I know better where my life is headed
これからの人生の方向がいく分見えてきたように思います。

4 We got an offer to play in Hong Kong!
香港で演奏するオファーがあったんだ!

5 We are very honored to receive such a prestigious prize
このような名誉な賞をいただけて、とてもうれしいです。

●コラム10 音楽の生涯学習life-long learning in musicについて

英語の音楽用語
楽譜の用語
楽器の用語
おわりに

前書きなど

ー三訂版によせてー
 「音大生・音楽家のための英語でステップアップ」は2014年に初版が、2017年に「改訂版」が出されましたが、このたび8年ぶりに「三訂版」をお届けすることになりました。多くの方々に本書をお読みいただき、活用していただいたおかげであると思っております。今回の三訂版の刊行に際しては、すべての章にわたって、共著者の大類さんに英語表現を見直していただきました。特に日本語表現を尊重するあまりに、英語表現として不自然であると思われる表現をより自然なものにしていただきました。また日本語表現の内容をより忠実に反映した英語表現にも配慮していてくださいました。ただし「改訂版」と比較した場合、今回訂正された文章の量はごくわずかですので、ご安心していただければと思います。コラム1~10は改訂版と同じです。
 本書は、日本の音楽大学を卒業した絵美がアメリカの小さな町にある音楽学校に留学して、さまざまな国籍の友人たちと学びながら、音楽家として成長していく様子を描いています。絵美がピアノ伴奏するチェロ専攻のリンは、シンガポール出身の中国系アメリカ人、リンの先生オゼキンスキーはロシア出身、リンの友人で作曲家のジェイは韓国出身、そして公共ホールの支配人イシダは日系三世です。そして絵美、リン、絵美の先輩でフルート専攻の太郎が結成したトリオは「アジアン・トリオ」です。絵美を取り巻く環境や人々は、「多様性」が尊重されるグローバルなアメリカ社会を反映していると言えるでしょう。2014年そして2017年という時代も、このような価値観が大切にされた時代でした。
 2017年以降、世界は激動の時代に入っています。コロナ・パンデミック(2019年12月から)は一応の終息は見ましたが、2022年2月にはじまったウクライナ戦争、そして2023年10月からのイスラエル・ガザ戦争は2025年7月の時点で停戦あるいは終戦に至りそうにありません。こうした世界の変化を経験した私たちは、本書で描かれたフィクションの物語も、2019年以前と同じように読むことはできません。さらに2025年1月に発足した第2次トランプ政権は、多様性Diversity、公正性Equity、包摂性Inclusion、いわゆる「DEI」を葬りさろうとしています。ひょっとして2025年以降に絵美がアメリカに留学していたら、同じような経験を積むことができたか危ぶまれるでしょう。
 日本人が(特にアメリカのような国に)留学するのが難しく、外国で学ぶことを躊躇してしまうかもしれません。しかし英語という言語能力を身につけることで、そうした不安も軽減されるでしょうし、なによりもさまざまな国の人を理解して交流を深め、自らが成長していく可能性が大いに広がるのではないでしょうか。大いに期待しています。

版元から一言

音楽を勉強する人や演奏活動する人がヨーロッパではなくアメリカなど英語圏に進出するケースが増えています。また、国際的な音楽祭や講習会では英語でのコミュニケーションが中心になるケースが多くなっています。ところが、日本の音楽現場での外来語は、イタリア語やドイツ語が日本語化したものが主流。英語で表現するとなるとわからなくなってしまう人が多いようです。
この本では、アメリカに音楽留学をした主人公が、どのような会話をしていくか、ストーリー形式になっており、見開きで英語と日本語を対照させています。そして、各シーン毎にテーマに沿った解説を入れました。さらに、巻末には英語の音楽関連用語集や図解による英単語紹介も入っています。
本書は、音楽表現や音楽レッスンを英語でどう会話していくかというだけの本ではありません。世界的に広まりを見せる音楽家と社会との関わり方、また、音楽家として国際社会でどう行動していくかといった、音楽キャリアアップについての解説書という側面も持っています。ただ演奏が出来るだけではなく、自ら演奏する機会を作って、自らアピールする必要があるという考え方も入っています。現代社会で生きていく音楽家について考えるきっかけを得ることができるでしょう。
音大生、音高生はもちろんのこと、音楽活動をしている方、音楽愛好家の方にも楽しんで読んでいただける内容です。
2017年に旧版『音大生・音楽家のための英語でステップアップ』は刊行されました。それからも時代は変化していき音楽をとりまく環境も変わっています。英語表現をより現代的で自然な表現に修正するとともに、コラムも時代に合わせて内容を変更し、より時代に即した1冊へと生まれ変わりました。

著者プロフィール

久保田 慶一  (クボタ ケイイチ)  (

東京藝術大学音楽学部、同大学大学院修士課程を修了。音楽学博士(東京藝術大学大学院)。東京学芸大学教授、国立音楽大学教授・副学長、東京経済大学客員教授を経て、現在、日本大学大学院講師、放送大学講師。

大類 朋美  (オオルイ トモミ)  (

地域社会のいろいろな人と音楽を通したつながりを目指して、ティーチング・アーティストとして活動するピアニスト。小学校、美術館、児童養護施設、高齢者施設等で音楽劇や映像、即興演奏などを取り入れた様々な形態の音楽活動を展開中。3才からピアノをはじめ、7才の時から延べ16 年間、アメリカ東海岸に在住。ジュリアード音楽院卒業。イェール大学音楽学部修士課程修了。マンハッタン音楽院にて博士号取得。その間、カーネギーワイルホールリサイタル・ロックフェラー財団主催コモ湖音楽祭出演など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。