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スローメディア ジェニファー・ラウシュ(著) - 世界思想社
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【利用可否不明】

スローメディア (スローメディア)

社会科学
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発行:世界思想社
四六判
縦186mm 横130mm 厚さ19mm
重さ 288g
318ページ
定価 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-7907-1814-7   COPY
ISBN 13
9784790718147   COPY
ISBN 10h
4-7907-1814-X   COPY
ISBN 10
479071814X   COPY
出版者記号
7907   COPY
Cコード
C1036  
1:教養 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年6月30日
書店発売日
登録日
2026年5月8日
最終更新日
2026年5月19日
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書評掲載情報

2026-07-25 毎日新聞  朝刊
評者: ジョエル・ヨース(高知県立大学教授・日本思想史)
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紹介

つながってるほど幸せで仕事もはかどる? 電子メディアは環境に優しい? 
常時メディア接続は、働きすぎやストレスの原因になっている。電子メディアは膨大なエネルギーを消費し、デジタル器機は資源の争奪戦や環境汚染を引き起こす。

6ヶ月のオフライン生活を敢行したメディア研究者が、人類と地球のウェルビーイングを脅かすファストメディアの問題点をあぶり出す。
時間と速度をこの手に取り戻そう。グッド、クリーン、フェアなスローメディアで、オルタナティブな未来を育てよう。

【「序文」より】
われわれの社会は総じて、楽しい計画に、現在という魅惑に、稀少な楽しみ(つまり少数のベストセラー)に魅了されている。多くの者が、日常に欠けていると思われる幸福感や臨場感ややすらぎを追いかけている。わたしたちは知っている。そんな熱心なメディア利用がどういうわけか悩み、不安、疎外、忘却、働き過ぎ、ストレスの原因になっていることを。デジタル技術が、現代の不満の唯一の源泉あるいは根本要因だと思う者なんていない。けれども、この二一世紀初頭の年月を過ごしてきて、数々の端末とネットの恩恵は高くつくと認める者は増えた。メディアとの新しい関わり方と新しい対人関係を模索し、見いだし始めた少数派は、いまや拡大し、増加し続けている。
(……)
スローメディアは、人びとが集い、対話の場が生まれるきっかけとなっており、いろいろな名前で展開を続けている。(……)どの動きにおいても共通しているのは、多くの人びとがデジタル器機と人間の生活について、より深く幅広い考察をするようになってきている点である。われわれに必要なのは、その旗の下に集える未来を見据えた名称なのだ。

目次

序 文 スローなるものの耐えられる軽さ
第一章 イントロダクション──持続可能性というオルタナティブな未来像
第二章 スローメディア──フード革命から学ぶ
第三章 「グッド、クリーン、フェア」──持続可能なジャーナリズムの枠組み
第四章 メディアをグリーンにする──環境市民とエコな学知に向けて
第五章 あなたのメディアを調える──散漫から精進へ
第六章 いまやわれらみなポストラッダイト
第七章 結 論──持続可能な未来に向けて
訳者あとがき

著者プロフィール

ジェニファー・ラウシュ  (ジェニファー ラウシュ)  (

ジェニファー・ラウシュ(Jennifer Rauch)
インディアナ大学ブルーミントン校マス・コミュニケーション論Ph.D.。急激に変化していくメディア業界の中でライターをしながらオルタナティブ・メディア研究に従事し、スローを体現する脱プラグ実践で注目される。ZINE文化にも造詣が深い。ロングアイランド大学ブリックリン校ジャーナリズム&コミュニケーション専攻教授を経て、現在リンフィールド大学ジャーナリズム&メディア・スタディーズ専攻教授。本書でノーチラス・ブック・アワードのグリーンな暮らし&持続可能性部門で銀賞を受賞。ほかの著作に、Resisting the News: Engaged Audiences, Alternative Media, and Popular Critique of Journalism(Routledge, 2020)がある。

伊藤 明己  (イトウ ハルキ)  (

関東学院大学経済学部教授。トロント大学客員研究員(2013~2014)。山口大学客員教授(2026~2027)。著書に『メディアとコミュニケーションの文化史』(世界思想社、2014)、編著に『〈実践〉ポピュラー文化を学ぶ人のために』(渡辺潤と共編、世界思想社、2005)、共著に『変わりゆくコミュニケーション 薄れゆくコミュニティ――メディアと情報化の現在』(前納弘武ほか編、ミネルヴァ書房、2012)、訳書にドミニク・ストリナチ 『ポピュラー文化論を学ぶ人のために』(渡辺潤と共訳、世界思想社、2003)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。