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子どもはどのように音を聞いているか 嶋田 容子(著) - 新曜社
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子どもはどのように音を聞いているか (コドモハドノヨウニオトヲキイテイルカ) 育ちを支える「保育の音環境」 (ソダチヲササエルホイクノオトカンキョウ)

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発行:新曜社
四六判
152ページ
並製
価格 2,300 円+税   2,530 円(税込)
ISBN
978-4-7885-1913-8   COPY
ISBN 13
9784788519138   COPY
ISBN 10h
4-7885-1913-5   COPY
ISBN 10
4788519135   COPY
出版者記号
7885   COPY
Cコード
C1011  
1:教養 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年3月17日
書店発売日
登録日
2026年1月30日
最終更新日
2026年3月9日
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紹介

保育園はにぎやかなのが当たり前? 乳幼児の聴覚は大人より雑音に弱く、音が響きすぎる室内で長時間過ごすことは、言語発達や子どもの育ちに深刻な影響を及ぼしかねない。最新の研究成果から、保育の場での音環境の整え方を具体例とともに提案する。

目次

はじめに――子どもの聞いている世界を想像する

 第1章 子どもはどのように音を聞いているか 

1 子どもの聴覚の発達と特性
 子どもの聴力はどのように発達するか
 ▼コラム1 「胎教」ってどうなの?
 聴覚の情報処理と言語獲得の関係
 聴覚情報処理の機能――そもそも「聞く」とはどういうことか
 選択的聴取――雑音の中で必要な情報を選んで聞き取る力
 ▼コラム2 知覚的補完
 ▼コラム3 にぎやかだと「苦しい」

2 雑音が苦手な子どもたち
 子どもの聴覚情報処理――選択的聴取は難しい
 生活音の中での聞く力を調べてみる
 気づかれにくい子どもたち:聴覚情報処理障害または聞き取り困難(APD/LiD)
 ――聴力は正常だが雑音があると聞きとりにくい
 ▼コラム4 子どもの聞こえ方を追体験できるか?
 発達障がいとの関係は?

 第2章 音環境の子どもの育ちへの影響

1 音環境による長期的な影響
 言葉、認知能力、ストレス……騒音にさらされた小学生への影響
 子どもにおける「ロンバード効果」
 乳幼児への影響――言葉、意欲
 乳幼児への影響――ストレス、コミュニケーション
 通常の保育室での騒音によるさまざまなリスク

2 会話と音環境
 乳幼児が会話の力を育むために
 「他者を尊重すること」とのつながり

 第3章 子どもの暮らす部屋と音の響き

1 保育環境と建築の現状
「静か」とはこういうことだったのですね
 保育室の音圧レベル
 ポイントは「残響時間」
 「保育園の騒音」問題について

2 建築設計の際に音に対して配慮すべきこと
 日本建築学会の「ガイドライン」
 建築学・音響学・赤ちゃん学の動向

 第4章 【実践編】保育園・幼稚園の「音環境」を変える試み
 ――豊かな音体験の創出

1 音環境改善への第一歩
 立ちはだかるコストの問題
 保育室でできること
 ▼コラム5 家庭でもできること
 手造りの吸音材の使い方

2 音環境の改善事例
 木の花(このはな)幼稚園(石川県)
 幼稚園型認定こども園 かわい幼稚園(石川県)
 幼稚園型認定こども園 高槻双葉幼稚園(大阪府)
 幼保連携型認定こども園 藍咲学園(京都府)
 Aこども園
 N幼稚園

3 保育の音環境 これから
 「声は手渡し」――人的環境の工夫
 ▼コラム6 保育室でのオンライン研修

 終 章 乳幼児にとっての「豊かな音の体験」とは

 落ち着いた音環境のその先――豊かな音体験の創出
 互いの声音・ひとりごと……とても小さな音風景
 音を試してみる手と耳――ギターに触れる1歳児
 ▼コラム7 ひとりごとの研究
 子どもが「世界に意味を見つけていく」ための環境づくり

参考資料
 音環境への指針とセルフチェック
 市全園調査の結果より
 Q&A――保育の「音環境」をどう変えていくか

おわりに――研究のきっかけ・研究者と保育者の協働ということ
謝 辞
参考文献

装幀 ◎ 臼井新太郎
装画 ◎ 森 由香里

著者プロフィール

嶋田 容子  (シマダ ヨウコ)  (

同志社大学研究開発推進機構脳科学研究科助教/同志社大学赤ちゃん学研究センター 嘱託研究員

上記内容は本書刊行時のものです。