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出版者情報
常識を疑う心理学
- 初版年月日
- 2021年3月31日
- 書店発売日
- 2021年3月31日
- 登録日
- 2021年3月16日
- 最終更新日
- 2021年3月16日
紹介
モテる人とモテない人はどこが違う? 日本人の自尊心が低いというのはただの思い込み? 日本人の男が育児休暇を取らない理由とは? 「心の一般常識」を見つめ直し、心理学の力であなたを固定観念から解き放つ!
●著者紹介
太田 仁(おおた・じん)
奈良大学教授。社会心理学。三重県鈴鹿市生まれ。関西大学大学院博士後期課程修了。博士(社会学)公認心理師。
主な著書 『たすけを求める心と行動』〔単著〕(金子書房、二〇〇五)、『援助要請と被援助志向性の心理学』〔共著〕(金子書房、二〇一七)、『支えあいからつながる心』〔監著〕(ナカニシヤ出版、二〇一九)ほか。
宮島 健(みやじま・たける)
奈良大学講師。社会心理学専攻。福岡県福岡市生まれ。九州大学大学院博士後期課程修了。博士(心理学)。
主な著書 『[新版] エピソードでわかる社会心理学』〔共著〕(北樹出版、二〇二〇)ほか。
林 郷子(はやし・きょうこ)
奈良大学教授。臨床心理学専攻。東京都町田市生まれ。京都大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。
主な著書 『「発達障害」と心理臨床』〔共著〕(創元社、二〇〇九)、『心理療法における「私」との出会い―心理療法・表現療法の本質を問い直す―』〔共著〕(創元社、二〇一四)ほか。
村上史朗(むらかみ・ふみお)
奈良大学教授。社会心理学専攻。東京都東村山市生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。博士(社会心理学)。
主な著書 『責任と法意識の人間科学』〔共著〕(勁草書房、二〇一八)、『社会心理学概論』〔共著〕(ナカニシヤ出版、二〇一六)ほか。
井村 修(いむら・おさむ)
奈良大学教授。臨床心理学専攻。大分県生まれ。九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(心理学)。
主な著書 『病気のひとのこころ』〔共編〕(誠信書房、二〇一八)ほか。
目次
はじめに
第1章 なぜかモテる子モテない子 (太田 仁)
一 モテたい心のルーツは赤ちゃんの頃にあった
二 支え合いからつながる心
三 「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」
四 まとめ
第2章 男性による育児休業の取得を阻む心理的障壁 (宮島 健)
一 日本の男性による育児休業
二 男性による育児休業の取得を阻む心理的障壁
三 結びにかえて
第3章 心の変化と問題の意味 (林 郷子)
一 わかっている自分とわかっていない自分
二 心の成長と危機
三 イメージの持つ力
第4章 「日本人の自尊心は低い」のか? (村上史朗)
一 はじめに
二 自尊心とはどんな概念なのか
三 自尊心の国際比較とその解釈
四 意識がだめなら無意識を測ってみればいいじゃない
五 心を測定するという難問
第5章 ひとの心の虚と実 (井村 修)
一 心理学とは
二 私たちは真実を見ているのか
三 眠ると記憶は失われるのか
四 正しいと思うことは主張できるか
五 ブロイエルの悩みとフロイトの慧眼
六 何が事実なのか
七 カウンセリングにおける真実とは
上記内容は本書刊行時のものです。