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はじめての地域防災マネジメント 長谷川万由美(編著) - 北樹出版
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はじめての地域防災マネジメント (ハジメテノチイキボウサイマネジメント) 災害に強いコミュニティをつくる (サイガイニツヨイコミュニティヲツクル)

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発行:北樹出版
A5判
168ページ
定価 1,900 円+税   2,090 円(税込)
ISBN
978-4-7793-0666-2   COPY
ISBN 13
9784779306662   COPY
ISBN 10h
4-7793-0666-3   COPY
ISBN 10
4779306663   COPY
出版者記号
7793   COPY
Cコード
C3036  
3:専門 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年8月6日
最終更新日
2025年5月20日
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紹介

これからの地域防災を構想・実践する上での必読書。災害のメカニズムから、地域住民主体の減災・防災活動や、被災者ケアに必要な視点、また防災・復興支援の国際基準と国際支援の最新動向などを解説。
1~3章では主に災害のメカニズム、防災マネジメントの全体像、発災から復興までの見取り図、また防災にかかわる法制度等について整理する。
4~6章では、災害時に必要とされるボランティア活動とその組織化について、自治会・町内会や自主防災組織といった地域住民主体の減災・防災活動について、また被災者への支援とケアについて、特に生きづらさを抱える人に焦点をあてて解説。具体的な事例に基づき、一人ひとりができる実践的な地域防災について考えていく。最後に7章「グローバルな視点からの地域防災」では、防災や復興支援の世界的な基準であるスフィア基準や、国際的な枠組みである仙台防災枠組について解説。さらに防災という視点から、日本と他国との国境を超えた支援の様子についても取り上げている。
学びのサポートのためのイントロダクション、コラム、課題も充実。災害ボランティアの経験豊富な執筆者による、各章末のワンポイント解説「マイキーズアイ」も必見! 


長谷川万由美(宇都宮大学共同教育学部教授)
近藤伸也(宇都宮大学地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科准教授)
飯塚明子(宇都宮大学留学生・国際交流センター助教)
石井大一朗(宇都宮大学地域デザイン科学部准教授)
土崎雄祐(一般社団法人とちぎ市民協働研究会専務理事・事務局長)
柴田貴史(社会福祉法人鹿沼市社会福祉協議会職員/認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク災害担当理事)

目次

1章 災害を理解する  
1 日本と災害  
(1)災害と縁の深い日本  
(2)災害と防災  
2 防災マネジメント  
(1)防災マネジメントの全体像  
(2)防災マネジメントの各項目  
  1)被害抑止を支援する施策 2)被害軽減に向けた取り組み 3)災害予知と警報が来る前の準備 4)被害評価を迅速に行うシステムの構築 5)災害対応の支援 6)復旧・復興の支援 7)次世代への伝承 8)対応を円滑にする情報マネジメント
3 防災計画のいま  
まとめ  
マイキーズ・アイ! 災害を理解する  


第2章 避難から復興へ  
1 避難から生活再建へ  
(1)発災から復興へ、強靭化への道筋  
(2)第一段階 命を守る(危険な場所から安全な場所への避難)  
1)警戒レベルと避難勧告 2)指定緊急避難場所と指定避難所
(3)第二段階 身を寄せる(避難所等における避難生活)  
 1)避難所での生活 2)避難所の運営
(4)第三段階 仮住まい(応急仮設住宅等における避難生活)  
 1)応急仮設住宅 2)生活再建への経済的支援
(5)第四段階 新しい日常へ(自宅(新築等含む)への復帰)  
2 避難のマネジメント  
(1)目黒巻(被災のシミュレーション)  
(2)クロスロード(災害時の判断シミュレーション)  
(3)防災訓練  
(4)図上訓練(被災のシミュレーション)  
(5)避難所運営訓練  
まとめ  
マイキーズ・アイ! 避難から復興へ  

第3章 復興から強靭化へ  
1 被災から復興へ  
(1)復興とは何か  
(2)東日本大震災以降の復興関連法制 
(3)大規模災害復興法と自治体独自の復興計画 
(4)事前復興と国土強靭化  
2 災害に強いまちづくり  
(1)施設や構造物の整備  
(2)リスクコミュニケーション  
(3)BCP  
(4)学校における防災教育  
(5)防災士による防災教育  
(6)防災無線等を通じた防災情報の提供  
(7)公民連携強化  
まとめ  
マイキーズ・アイ! 復興へ  

4章 災害ボランティア  
1 災害救援・復興支援活動とは  
(1)自助・共助・公助  
 1)自助 2)共助 3)公助
(2)専門性の有無  
(3)災害ボランティアの立ち位置は?  
2 ボランティアとは何か  
(1)ボランティアの理解  
(2)「ボランティアになる」ということ  
 1)「放っておけない」「我慢できない」という気持ちが形になる 2)ボランティアになることを後押しする小さな工夫
(3)ボランティア活動の諸相  
 1)被災者と活動者をつなぐ災害ボランティアセンター 2)被災した住家等での活動 3)避難所や仮設住宅での活動 4)被災地に行かなくてもできる活動
3 災害ボランティアを側面的に支える  
(1)復旧・復興を加速させる三者連携の動き  
(2)ボランティアコーディネーション  
まとめ  
マイキーズ・アイ! 被災者から支援者へ  

5章 地域で支える  
1 防災に取り組む身近な組織と活動  
(1)自主防災組織を理解する  
 1)法律上の位置づけ 2)自主防災組織の増加と実際 3)自主防災組織の担い手 4)自主防災組織の活動内容
(2)防災活動に取り組む身近な組織とその活動内容  
 1)民生委員・児童委員、地区社会福祉協議会による防災活動 2)PTAや育成会・子ども会による防災活動 3)食生活改善推進員、健康づくり推進員による防災活動 4)有志のグループによる自主的な防災活動 5)消防団
2 自主防災組織を作ろう、見直そう  
(1)既存の自主防災組織を充実する・見直す  
(2)自治会の防災部門がない場合に新たに設立する  
(3)防災学習会などの自主活動をする  
(4)近隣地域や関係団体と防災ネットワークを作る  
3 平常時の見守りや備え  
(1)現実を知る  
(2)地区防災計画をつくる  
(3)実践力を高める  
(4)中長期の視点で環境を改善する  
まとめ  
マイキーズ・アイ! 平常時から地域で取り組む防災  

6章 社会と心のレジリエンス  
1 「災害弱者」と災害に強いまちづくり  
(1)災害弱者とは  
(2)阪神・淡路大震災での「災害弱者」の発見  
(3)東日本大震災での「災害弱者」  
(4)災害弱者が直面した困難  
(5)「弱さ」の社会的見方の変化  
(6)多様な生きづらさへの配慮と災害時支援  
2 災害弱者を対象とした支援の現状  
(1)災害時避難の支援  
(2)福祉避難所  
(3)福祉的ニーズに対応した応急仮設住宅  
(4)レッドゾーン内の施設への規制  
(5)当事者参画による復興の必要性~ジェンダーの視点から  
3 被災時のこころのケア 
(1)被災者のこころの様子 
(2)被災者のこころのセルフケア 
(3)被災者のこころの支援 
(4)支援者のこころのケア
まとめ
マイキーズ・アイ! 災害弱者とこころのケア

7章 グローバルな視点からの地域防災
1 国際基準と国際的な枠組
(1)国境を越える人道支援に関する国際基準「スフィア基準」
(2)防災に関する国際的な枠組「仙台防災枠組」
2 防災と国際協力
(1)海外から日本
(2)日本から海外へ 
  1)政府の支援 2)NGOの支援 3)官民連携の支援 4)多様な支援
まとめ
マイキーズ・アイ! 国を越えてつながる支援

おわりに


コラム1-1 2011年台風12号災害(紀伊半島大水害)
   2-1 避難所の感染症対策
   2-2 災害への自助の備え
   2-3 抜き打ち型防災訓練
   3-1 激甚災害・特定非常災害・非常災害とは
   3-2 防災教育の成果を活かす
   4-1 企業による災害ボランティア支援
   4-2 被災地に「行けない」災害救援・復興支援活動
   5-1 補完性の原理
   5-2 率先避難所が生んだ「釜石の奇跡」
   5-3 避難所運営のための防災組織づくり 
   5-4 防災を楽しむお父さんお母さんの自主防災ネットワーク「きずな」
   5-5 東日本大震災を契機として誕生した防災市民活動グループ「チームかぬま」
   5-6 個人情報を上手に集めて活かす
   5-7 外国人住民とともに考える地域防災
   6-1 基本的人権の尊重
   6-2 性の多様性(SOGI)とは
   6-3 レジリエンスとは
   7-1 災害の国際的な会議や枠組は、なぜ日本ばかりで開催されるのだろう?
   7-2 台湾の慈済基金会はどんな団体だろう?
   7-3 CODE海外災害援助市民センター

著者プロフィール

長谷川万由美  (ハセガワマユミ)  (編著

長谷川万由美(はせがわ・まゆみ)
宇都宮大学共同教育学部教授/法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程満了。修士(社会学)。社会福祉士、保育士、防災士。日本福祉のまちづくり学会副会長。大卒後、公務員となった最初の配属先が福祉事務所だったことから、福祉に関わるようになる。母子、障害者、高齢者、外国人など地域に暮らす人々の多様な「ふだんのくらしのしあわせ(ふくし)」を追求する地域福祉が専門。東日本大震災後は、被災地支援に学生とともに参加し、被災地域の福祉を深く考えるようになった。最近はドラムサークルを通じたまちづくりにも取り組んでいる。乗り鉄メインのママ鉄歴20年。

近藤伸也  (コンドウシンヤ)  (編著

近藤伸也(こんどう・しんや)
宇都宮大学地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科准教授/東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻博士課程修了。博士(工学)。阪神・淡路大震災のときは東京の高校生だったが、被害の大きさを目の当たりにして、防災に貢献できる仕事を志す。専門は災害対応に関する業務分析やデータベースの構築であったが、少しずつ地域での防災に貢献できるよう、災害対応に関する能力を身につけるための訓練や演習の企画運営、中山間地域の潜在的防災力の評価に取り組んでおり、現職でも主に栃木県をフィールドとして実施している。

飯塚明子  (イイヅカアキコ)  (編著

飯塚明子(いいづか・あきこ)
宇都宮大学留学生・国際交流センター助教/京都大学大学院地球環境学舎博士課程修了。博士(地球環境学)。米国の大学(経済学)とオランダの大学院(国際協力学)を修了後、阪神淡路大震災の経験をもとに設立されたCODE海外災害援助市民センターで海外の災害復興支援に携わる。ベトナムとスリランカに計8年駐在し、防災分野の国際協力事業に従事。2017年に宇都宮大学に着任。専門はコミュニティ防災と国際協力。2019年米国ノースイースタン大学の招聘研究員として研究を行う傍ら、ヨガインストラクターの資格を取得。心と体の健康は防災の基本と信じて、15年以上ヨガを実践中。

上記内容は本書刊行時のものです。