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杉山亮の鉛筆ゲーム大全集
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2026年7月31日
- 書店発売日
- 2026年7月31日
- 登録日
- 2026年7月7日
- 最終更新日
- 2026年7月28日
紹介
★月刊誌『たのしい授業』の人気連載が待望の書籍化!
紙と鉛筆だけで遊べるゲームを25本収録。ルールだけでなく,実戦のようすを実況中継風に紹介しているので,読むだけでも楽しく,「やってみたい!」が自然とわいてきます。
子どもたちの間で受け継がれてきた遊びの文化が,いまよみがえるーー!
雑誌未掲載のゲーム「ラビリンス」「パーセント占い」「スピード」「バトルシップ」「陣地取り」「俳句つくり」も加えてお届けします!
目次
★★ もくじ ★★
■はじめに ……………… 2
■15(じゅうご) ……… 6
かぶらず当てる最小数バトル
■多数派 ………………… 10
空気を読んで多数派をねらえ!
■線つなぎ ……………… 14
慎重さがためされる一本勝負
■スターごっこ・スパイごっこ……18
サインを集めて,まねてみよう
■マルバツ ……………… 22
勝ち筋を読む定番ゲーム
■一筆書き ……………… 28
一度きりの線で突破せよ
■四角つくり …………… 34
四角を奪い合う戦略ゲーム
■はめ絵 ………………… 40
文字が絵に大変身!
■スプラウト …………… 44
線と点が育つ不思議ゲーム
■お絵かきジャンケン … 50
勝って描いてお先に完成!
■2人ビンゴ …………… 56
相手を読んでそろえる二人戦
■アミダクジ …………… 64
シンプルでたのしい運だめし
■えんぴつ戦争 ………… 70
はじいて当てるえんぴつバトル
■ブラック ……………… 76
道を描いて誘導しよう
■絵かき歌 ……………… 82
歌に合わせて絵ができる!
■アキストゼネコ ……… 88
名前で恋占い?!ドキドキ言葉遊び
■パーセント占い ……… 94
アキストゼネコの後にどうぞ
■グラスタワー ………… 96
最後の一本を引かせよう
■一歩前へ ……………… 100
勇気と読みが勝負の決め手
■5目並べ ……………… 106
5つそろえて勝ちをつかめ
■おえかきしりとり …… 112
絵でつなぐしりとり協力戦
■ラビリンス …………… 118
見えない迷路を手探りで進め
■バトルシップ ………… 124
船の位置を予想して砲撃開始
■ぴょんぴょんとび …… 132
指の間をトントン跳んで挑戦だ
■陣地取り ……………… 134
攻めて守って逆転をねらえ
■リレー俳句 …………… 142
1字ずつつないで生まれる名句かな
■おわりに …………… 151
前書きなど
昔から子どもたちは雨の日の休み時間をどう遊ぼうかといろいろなことを考えてきました。ビー玉やメンコがはやったこともありました。でも,しばしば過熱してケンカの原因になり,持参禁止令が出たりもしました。
また,将棋が好きな子は紙にボールペンで将棋のますを書き,鉛筆で駒を一手指すごとに書いては消し書いては消しと遊んだりもしました。将棋をこのやり方で遊ぶのはとてもめんどうでしたが,おもちゃを持ち込むのはだめでも,紙と鉛筆に禁止令は出ませんでした。それは言ってみれば生徒の商売道具だからです。
そこで子ども達は自由帳と呼ばれるノートを使って,昔からたくさんの鉛筆ゲームを考案して休み時間を楽しんできたのです。
これからそうしたゲームを紹介していきますが,そのほとんどは実際にぼくが昭和30~40年代の小中学生の時に,隣の席の子に教わり,休み時間に教室で遊んだものです。
テレビが普及する前から全国共通で遊ばれていたこれらの遊びは,子ども自身による子ども文化の普及力を示すものといえますが,いつのまにか伝わらなくなってしまいました。その理由は多々考えられますが,残念なのはこれらの遊びは決してつまらないから捨てられたのではないと思えることです。
世の中全体がなんだか忙しく,せわしくなる中でつい,忘れられてしまったように見えるのです。なぜなら,今やってもおもしろい遊びがたくさんあるからです。
そんな遊びをこれから蔵出しして紹介していきます。ぜひ,子ども達に教えてあげてください。
基本的にゲームに慣れていない子は最初,とまどうかもしれません。でも数回めんどうをみてあげると,あとは子どもだけで勝手に遊ぶようになるでしょう。そうしたら大人はスーっとひいてしまえばいいのです。
そのうちには,子どもは誰に教わったかなどは忘れてしまいますが,それでも遊びは子どもから子どもへ伝わっていきます。
それでいいのでしょう。ぼくも自分が知っているこれらの遊びを誰に教わったかなど覚えていませんし。
書くにあたっては新聞の囲碁将棋欄のように,読み物としてもおもしろいことをめざし,同時に実戦例を必ず挙げることにしました。遊びについて,よく,ルールだけを紹介した本がありますが,それだけで遊ぶ気にはなれません。ルールだけではなにがおもしろいのかわからないし,やってみようという原動力にならないからです。
やらない人でも読み物として楽しめ,そのうちには「ちょっとやってみようかな」という気になれるように,実況中継風に書いてみようかと思います。
2022年に仮説社の呼びかけで集まってくださった人たちを対象に,ぼくが1日がかりで「鉛筆ゲーム」のワークショップをおこなったことがあります(上写真)。ありがたいことに,たくさんの記録が集まりました。そのときの記録を中心に,言い足りなかった部分を補足する形で話を進めていきます。
ゲームの収録順番は,ワークショップをぼくがするときのなんとなくの順番です。「15」「多数派」「線つなぎ」「スターごっこスパイごっこ」までは「必ず」やっています。
ぜひ最初から読んでみてください。
上記内容は本書刊行時のものです。





