書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
連珠入門
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年6月
- 書店発売日
- 2016年7月25日
- 登録日
- 2015年11月19日
- 最終更新日
- 2016年7月22日
紹介
連珠とは「五目並べ」を競技ルール化したゲームで、子どもから大人まで、年齢を問わず世界中で楽しまれています。本書はこの「連珠」の書き下ろしの入門書です。
基本のルールから分かりやすく徹底解説。さらに強くなる10のテクニック、ステップアップ講座、実力養成問題を掲載し、問題を解きながら力を付けることができます。そして最終章では「級位認定問題」を出題。いまの実力をぜひ判定してみてください。
目次
はじめに
この本の使い方
第1章 連珠ってどんなゲーム?
連珠ってどんなゲーム?
まずは道具を用意しよう
連珠のルールを知ろう
ルール①先手が黒石、後手が白石を使います
ルール②タテ・ヨコ・ナナメのいずれかに、早く「五」ができた方が勝ちです
ルール③黒(先手)には「禁手」があります
ルール④白(後手)には「禁手」がありません
ルール⑤盤いっぱいに打っても勝負が決まらないときは、引き分けです
第2章 7つの石の形を覚えよう!
石の形とその特徴を覚えよう!
石の形を覚えよう① 目指すはこの形!「五」
石の形を覚えよう② 止めなきゃ負ける!「四」
石の形を覚えよう③ 可能性を秘めた形「三」
石の形を覚えよう④ 黒は禁手負け・白はチャンス到来「三々」
石の形を覚えよう⑤ 黒は禁手負け・白は勝ち「四々」
石の形を覚えよう⑥ 黒は禁手負け・白は勝ち「長連」
石の形を覚えよう⑦ 黒はこの形を目指そう「四三」
黒の勝ち方と白の勝ち方
石の形のまとめ
第3章 どんどん強くなる! 10のテクニック
問題を解いて、強くなるテクニックを覚えよう!
その1 「勝ち方の基本形を知る」
その2 「四はノビない」
その3 「スピードのあるトビ三、トビ四を活かす」
その4 「白には三々も長連もある」
その5 「白番なら禁手をネラう」
その6 「四追い勝ちをヨミ切る」
その7 「三手先をヨム」
その8 「フクミ手という爆弾兵器」
その9 「ミセ手は勝ちを呼ぶ」
その10 「呼珠で形を整えるひと休み」
第4章 ステップアップ講座
禁手とノリ手でステップアップ!
Step1 変化する盤上で禁手を見極めよう
Step2 白は禁手をとことん利用して勝つ!
Step3 黒は禁手で逃げる術を覚えよう!
Step4 さぁ、ノリ手で一気に形勢逆転!
第5章 実力養成問題30問
実力養成問題30問
第6章 実際の対局を見てみよう
対局の流れと開局規定
あなたも観戦者! 実際の対局を見てみよう
〈第1局〉A5級・三浦和八段(指導対局)
〈第2局〉中山智晴初段・あこ初段(連珠東北・東京対抗戦)
次はどう打つ? 一緒に考えよう
第7章 級位認定! あなたの実力は?
段位と級位の話
級位認定問題に挑戦しよう
級位認定問題10問
級位認定問題・解答
あなたは何級?
あとがき
連珠の用語集&INDEX
Column
連珠と囲碁を比べると、その特徴は……?
連珠と五目並べの違いは「禁手」にあり
対局のマナー
連珠の歴史
連珠を楽しむ3つの方法
どうして「珠型交替」するの?
公式戦の時間はどれくらい?
実戦Q&A
いろいろな公式戦
迷怪連珠事典・選り抜き
棋士の世界ランキング「国際レーティング」
前書きなど
囲碁、将棋、麻雀、オセロなど、種々さまざまなゲームがありますが、「連珠(れんじゅ)」は一千年も昔から、その原形らしいものが、男女の社交技術のひとつとして流行していたようです。それは紫式部の『源氏物語』でも知ることができます。長い時間、滅ぶことなく伝承された芸であることこそ、全国の多くの方々が「五目並べ」の愛称で、余暇を楽しんでおられる理由と思います。(中略)
連珠については、従来の類書などにより、世間に理解されてはいますが、本書では初心の読者にも、楽しんでいただけることを目指して書いています。連珠のルールを理解し、楽しむと同時に、均衡の取れた連珠の感覚の養成、智力兼備の正確で気品のある棋力の養成などに、本書を大いに役立てていただければ幸甚です。(まえがきより)
版元から一言
「連珠」という言葉を初めて聞いた方でも、碁石を初めて触る方でも、すぐに楽しめる連珠の入門書です。問題をどんどん解いて、楽しみながら、連珠の面白さと奥深さを体験できます! そして、ぜひ最終章の「級位認定問題」に挑戦してください!
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。