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出版者情報
世代交代のデモクラシー
有権者の変容と日本政治のパラダイム転換
発行:現代書館
四六判
216ページ
定価
2,200 円+税
2,420 円(税込)
- 発売予定日
- 2026年11月16日
- 登録日
- 2026年10月2日
- 最終更新日
- 2026年10月2日
紹介
日本政治の流動化の背景にあるのは、明らかに有権者の世代交代である。トマス・クーンの古典的名著
『科学革命の構造』によれば、天動説から地動説といった科学上のパラダイム転換は、後者による前者
への説得によって行われるのではなく、端的に世代交代によって、すなわち天動説を信じる人が退出し、
地動説に慣れ親しんだ人が成長して確立する。とすれば、今、日本政治もまた世代交代によるパラダイ
ム転換にある。
現在、日本の有権者は団塊の世代と現役世代という「二つの国民」に分岐しており、それぞれに独自の
政治的認知空間、いわば「二つの世界」が生じている。世代間の乖離が深刻さを増す中、著者は、古い
パラダイムへの敬意を持ちながら、それに慣れ親しんでいる人々への説得に労力を割くよりも、いかに
新しいパラダイムの創成を鼓舞し、それを目に見えるようにしていくかが肝要と説く。
少子高齢化やAIの進展といった環境の変化に応じて万人に必要な財やサービスは変化し、それにともな
い政府の公共的役割も変わっていく。本書の後半では、新しい時代に向けた政治の「公共性」を再定義
する作業としての「改革」について考察。「国会改革」「政治改革」「経済改革」「分権改革」それぞ
れの課題を整理し、指針を示す。
目次
はじめに
第1章 日本政治における有権者の世代交代
第2章 「リベラル」の再生のために
第3章 さまよう「改革」の担い手
第4章 来たるべき「改革」に向けて
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。
