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出版者情報
ロシアのなかのソ連
さびしい大国、人と暮らしと戦争と
発行:現代書館
四六判
192ページ
定価
1,800 円+税
1,980 円(税込)
- 書店発売日
- 2022年9月21日
- 登録日
- 2022年7月20日
- 最終更新日
- 2022年9月2日
書評掲載情報
2022-11-12 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
いま、ロシアを考えるヒントがいっぱい !!
なぜ、ロシアは孤立してしまうのか。大陸のど真ん中にあって、周辺国とうまくやれないのはどうして?
2022年2月24日、ロシアのウクライナへの軍事侵攻により、「冷戦終結以後」の世界の終わりがはじまりました。ロシアはいったい何を考えているのか、さまざまな憶測も飛び交っています。
1991年にソ連は解体しましたが、そもそも、いったいソ連とはなんだったのか、社会主義体制から資本主義に舵を切ったロシアの30年間とはなんだったのか。
高校卒業後、ソ連・モスクワ大学に6年間留学し、NHKで40本以上のソ連・ロシア関係の番組を制作してきた、日本で指折りのソ連・ロシアウオッチャー馬場朝子さんに自身の体験や現地で暮らす人の言葉をとおして案内してもらいます。
カバーの絵はValentine Goubarevさん。ベラルーシのアニメーション作家です。
目次
はじめに ロシアはソ連へ回帰するのか
第一章 えっ! 資本主義!?
格差と平等の狭間で
ロシア的働き方
市場経済は甘くなかった
実はアメリカ好き?
第二章 さびしい大国
ロシアはヨーロッパかアジアか
ロシアの「大国願望」
イデオロギーって何?
みんな一緒が好き
ロシア正教の底力
第三章 暮らしのなかのソ連、民主主義ってなんだ?
民主主義嫌い
女性の力
離婚大国
休む力
迷信深いロシアの人たち
危機対応力
芸術大国
言論の自由
第四章 ソ連・ロシアの戦争
大祖国戦争
アフガニスタン侵攻
ウクライナ侵攻
おわりに
フィルモグラフィー
上記内容は本書刊行時のものです。