版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
傷ついた医療者へのケア 和田 仁孝(著) - 北大路書房
.
詳細画像 0
【利用可】 (連絡不要)

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

傷ついた医療者へのケア (キズツイタイリョウシャヘノケア) 医療ピアサポートの理論と実践 (イリョウピアサポートノリロントジッセン)

社会科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:北大路書房
A5判
168ページ
並製
定価 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-7628-3310-6   COPY
ISBN 13
9784762833106   COPY
ISBN 10h
4-7628-3310-X   COPY
ISBN 10
476283310X   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3032  
3:専門 0:単行本 32:法律
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2026年2月20日
書店発売日
登録日
2025年12月26日
最終更新日
2026年2月12日
このエントリーをはてなブックマークに追加
1

紹介

医療事故という予想もしない出来事に直面した時、患者家族はもちろん医療者も大きなショックを受け傷ついてゆく…。これまでの医療メディエーション実践を踏まえ、さらに医療事故当事者のケアとサポートに焦点をあてた「医療ピアサポート」の考え方(理論)の重要性と医療現場での取組み・実践の必要性をわかりやすく解説。

目次

はじめに
著者紹介

第1章 日本の医療制度の光と影──事故誘発的制度環境

▶§1 国民皆保険と医療へのアクセス
  ▷ 1 問題はどこに  
  ▷ 2 国民皆保険と医療費の自己負担
  ▷ 3 国民皆保険と医療へのアクセス
▶§2 世界と比較した日本の医療供給体制
  ▷ 1 医療費支出のランキング──支出総額は大きいが個人負担は小さい
  ▷ 2 病院数・病床数──世界で最も病院が多く,病床も多い
  ▷ 3 在院日数
  ▷ 4 外来受診回数
▶§3 海外の医療供給体制──アメリカとイギリス
  ▷ 1 アメリカの医療
  ▷ 2 イギリスの医療
▶§4 医療者の労働環境と医療体制──医療のトリレンマ
  ▷ 1 少ない医師数
  ▷ 2 看護師数と多重業務
  ▷ 3 医師の過酷な勤務環境と医療事故
  ▷ 4 医療のトリレンマ

第2章 医療事故当事者と社会的制裁

▶§1 民事責任
  ▷ 1 民事裁判の目的
  ▷ 2 民事法廷の現実
  ▷ 3 医療事故民事訴訟の現況
▶§2 処罰と再発防止
  ▷ 1 アメリカでの経験から
  ▷ 2 航空機事故への対処──世界標準の考え方
  ▷ 3 刑事処罰と再発防止
▶§3 医療事故と刑事裁判
  ▷ 1 社会的事象としての医療事故
  ▷ 2 刑事法の思考枠組み
  ▷ 3 刑事司法の実際──医療事故当事者に何が起こるか
  ▷ 4 医療事故における刑事判決の動向
▶§4 医師法21条解釈問題と医療事故調査制度の成立
  ▷ 1 医師法21条と刑事立件
  ▷ 2 都立広尾病院事件最高裁判決
  ▷ 3 大野病院事件の衝撃
  ▷ 4 医療界の反応と医療崩壊
  ▷ 5 流れの変化──厚労省の転換
  ▷ 6 医療事故調査制度設立への道
  ▷ 7 WHOドラフト・ガイドラインの理念
  ▷ 8 医療事故調査制度の手続
▶§5 まとめ

第3章 医療事故当事者の痛みと回復の過程

▶§1 医療事故当事者の内的苦悩
  ▷ 1 事故直後の混乱から自罰へ
  ▷ 2 原因帰属理論
  ▷ 3 自責の念と孤立
▶§2 患者側家族の心理との相似性
▶§3 医療者の文化と自己効力感の喪失
▶§4 当事者を超えた苦悩の連鎖
▶§5 苦悩と回復への過程について
  ▷ 1 スコットらの研究
  ▷ 2 回復の過程をどう評価するか
▶§6 まとめ

第4章 ピアサポートとは何か

▶§1 Second Victim(第2の被害者)論の陥穽
  ▷ 1 第2の被害者という気づきと内包された問題
  ▷ 2 第2の受傷者へ
▶§2 ピアサポートについての誤解──新たな1つのピースとしてのピアサポート
▶§3 役割サポート
  ▷ 1 産業医・精神科医・臨床心理士などの専門家の場合
  ▷ 2 医療安全管理者の場合
  ▷ 3 医療メディエーターの場合
  ▷ 4 管理者・上司
▶§4 現場サポート
  ▷ 1 現場全体の心理的不安
  ▷ 2 日常の関係性がよくない場合
  ▷ 3 日常の関係性が良い場合
  ▷ 4 まとめ
▶§5 ピアサポート
  ▷ 1 ピアサポートとは何か
  ▷ 2 ケアとしてのピアサポート──メイヤロフの『ケアの本質』から

第5章 院内ピアサポートのシステムとピアサポートの実践

▶§1 アメリカにおけるピアサポート概念の発展と現況
▶§2 ピアサポートのシステム導入──ジョンズ・ホプキンス大学病院RISEプログラムを参考に
  ▷ 1 ピアサポート体制の準備
  ▷ 2 ピアサポートの院内への周知
  ▷ 3 事故発生からマッチングまで
▶§3 ピアサポーターによるコンタクトと実践──言葉でなく想いに寄り添う
  ▷ 1 話をさせるのではなく話を聴く
  ▷ 2 言葉を肯定的に受け止めるのでなく,苦しみと想いに寄り添う
  ▷ 3 ピアサポーターの姿勢と「してはいけないこと」
  ▷ 4 ピアサポートの対象は?
  ▷ 5 面談の終了
  ▷ 6 ピアサポートの成否
  ▷ 7 ピアサポーターのサポート
▶§4 多様なピアサポート導入例
  ▷ 1 アメリカの導入例
  ▷ 2 日本の導入例──埼玉医科大学関連病院
  ▷ 3 ピアサポートの漸次的導入の戦略

第6章 第三者機関ピアサポート

▶§1 アメリカの第三者組織ピアサポート──MITTS
▶§2 日本の第三者ピアサポート機関──日本医療ピアサポート協会Heals
  ▷ 1 設立の経緯
  ▷ 2 Healsの活動──電話によるピアサポート
  ▷ 3 院内ピアサポートシステムの導入支援
  ▷ 4 ピアサポーター養成研修
  ▷ 5 ピアサポート研究会
▶§3 Healsの活動経験から見えてきたこと
  ▷ 1 第三の受傷者の存在とケアの必要性
  ▷ 2 謝罪することの意義
▶§4 新たな第三者ピアサポート組織の可能性
▶§5 まとめ

参考文献
あとがき  155

上記内容は本書刊行時のものです。