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出版者情報
図説 わかる土木計画
- 書店発売日
- 2013年12月15日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
公共事業の調査・計画の実践、検証と評価の手法を扱う、土木工学系学科の必修科目。数式の多さと難解さで敬遠されがちな内容を、親しみやすいイラストと現場の写真を多用し、数式も丁寧に導いた。導入部でのつまずきをなくし、豊富な例題に沿って納得しながら最後まで学び切れる全15章立て。現役の教師陣による渾身の入門書。
目次
1章 土木計画とは
1 社会基盤施設とは何か
2 土木計画の定義
3 土木計画の種類
4 土木計画の手順
5 本書の構成
2章 計画に必要なデータの整理
1 データの種類と尺度
2 度数分布表とヒストグラム
3 さまざまなグラフ
4 記述統計
5 データの基準化
3章 データを分析する方法 ── 確率的手法
1 確率分布と分布関数
2 離散型確率分布
3 連続型確率分布(1次元)
4章 データを分析する方法 ――推測統計的手法
1 統計的推定─ 点推定
2 統計的推定─ 区間推定
3 統計的検定
5章 データを分析する方法 ――記述統計的手法
1 相関分析
2 単回帰分析
3 クロス分析
6章 実験計画を立てる
1 実験計画とは
2 分散分析
3 ラテン方格
7章 調査データを集める
1 土木計画は「調査とデータ」から!
2 調査データ、いろいろあります
3 政府統計の調べ方
4 土木計画に用いる主な調査・統計
8章 調査をする
1 調査の企画
2 調査票の作成
3 標本抽出(サンプリング)
4 調査の実施
9章 データから傾向を推測する ── 時系列分析
1 予測とは
2 過去から未来を予測する時系列分析
3 時系列変動を構成する要素
4 加法モデルと乗法モデル
5 平均値の時系列を見る ─ 移動平均法
6 長期間のデータ変化を読み解く ─ 傾向変動に対する式のあてはめ
7 人口を予測する
10章 データから傾向を推測する ── 重回帰分析
1 重回帰分析
2 重相関係数と偏回帰係数
3 重回帰分析の留意点
11章 データから傾向を推測する ── 多変量解析
1 多変量解析の種類と選択方法
2 判別分析
3 主成分分析
4 因子分析
5 クラスター分析
6 数量化理論
12章 計画を最適化する数理的手法 ── 線形計画問題
1 線形計画問題とは
2 図的解法による線形計画問題の解き方
3 限界価値
4 双対問題
13章 計画を最適化する数理的手法 ── シンプレックス法
1 シンプレックス法とは
2 シンプレックス法による線形計画問題の解き方
3 双対シンプレックス法
14章 計画を最適化する数理的手法 ── ネットワーク計画法
1 工程表
2 アローダイヤグラム
3 プロジェクトの最短工期を知るPERT
4 最も経済的な時間の短縮方法を求めるCPM
15章 計画を評価する ── 費用便益分析
1 土木プロジェクトの評価とは
2 費用便益分析の手順
3 事前評価時と再評価時における費用便益分析
4 費用便益分析の留意点
演習問題の答え
索引
上記内容は本書刊行時のものです。