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出版者情報
新版 卒業設計コンセプトメイキング
新版
- 初版年月日
- 2023年9月20日
- 書店発売日
- 2023年9月19日
- 登録日
- 2023年7月17日
- 最終更新日
- 2024年4月6日
紹介
卒業設計は、学生自らがテーマを探し出し、論理的思考プロセスを積み重ねていき、オリジナリティある提案をすることが求められている。本書は、先生と学生とのライブ感あふれる対話を軸に、進め方、設計上のコツなどを、実際の学生の作品をもとにしたケーススタディで解説する。新版では、大きく内容を変更し、課題設定、リサーチ、アイデア、提案の4構成に再編成し、より本質的な、卒業設計・卒業研究のコアな部分に絞り込む内容とする。
目次
はじめに
■序章 卒業設計とは何か?
1 卒業設計は「自分」さがしではない
2 卒業設計とは論理的思考プロセスの具体化である
3 リサーチにもとづくアイデア出しと提案
4 本書の特長と使い方
■第1章 [課題設定]……「テーマ」から「主題」へ
1 卒業設計は自己満足のためにするのではない
2 「テーマ」とはたとえば「愛」だ! ──根源的だが答えのない大切なもの
3 「テーマ」を「主題」で切る
■第2章[リサーチ]「主題」=「切り口」を軸としたリサーチの「カタ/型」
1 「主題」=「切り口」設定の基本
2 「主題」=「切り口」に「HOW?(どのような?)」を付ければ「問い」になる
3 「問い」の検証 ──「主題」=「切り口」に沿った「フィールドワーク」の3プロセスを通じて
■第3章 [アイデア]…… アイデアの模索と展開
1 「問い」に対する「仮説」を「建て」る
2 「建築的・空間的アイデア」が勝負の決め手
3 「アイデア」と「オリジナリティー」
4 「建築的・空間的アイデア」は「空間の質」をねらおう
5 「リサーチ」にもとづくアイデアの展開──資料収集・データ収集、文献調査
6 先人に学ぼう──既往作品・参照作品分析
7 敷地の声なき声を聞く──敷地調査
8 物語性をもたせよ──クライマックスの演出
■第4章 [提 案]……作品を練り上げる
1 「建築的・空間的アイデア」は魅力的な形になってはじめて生きる
2 スタディ
STUDY 1 Bさんの場合
STUDY 2 Eさんの場合
STUDY 3 Fさんの場合
STUDY 4 Iさんの場合
STUDY 5 Kさんの場合
3 プレゼンテーション──独白(モノローグ)にならないために
フィールドワーク「ひな型」の使い方
〈巻末〉「梗概フォーム」の作成方法・注意点
梗概1〈事例〉Bさん
梗概2〈事例〉Eさん
梗概3〈事例〉Fさん
梗概4〈事例〉Tさん
梗概5〈事例〉Iさん
梗概6〈事例〉Kさん
手紙文例(資料・情報提供依頼、施設見学申し込み、アドバイスのお願い)
卒業設計作業工程チャート
あとがき
- 旧版ISBN
-
9784761512392
上記内容は本書刊行時のものです。