版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
東京・再開発ガイド 大江 新(著/文) - 学芸出版社
..
詳細画像 0 詳細画像 1 詳細画像 2 詳細画像 3 詳細画像 4
【利用不可】

東京・再開発ガイド (トウキョウサイカイハツガイド) 街とつながるグラウンドレベルのデザイン (マチトツナガルグラウンドレベルノデザイン)

工業・工学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:学芸出版社
A5判
220ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-7615-2839-3   COPY
ISBN 13
9784761528393   COPY
ISBN 10h
4-7615-2839-7   COPY
ISBN 10
4761528397   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年1月25日
書店発売日
登録日
2022年11月22日
最終更新日
2023年1月23日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

街に大きな衝撃を与える大型再開発。その足元のデザインによって周辺に与えるプラス、マイナスが大きく変わる。街の価値を高めるために如何にデザインすべきか。ビルの足元での視線の通し方や止め方、アプローチと通り抜け、広場やロビー、空地や緑、店舗の構成、地形との取り合いなど、150余りの事例を訪ね320枚の写真で示す。

目次

はじめに

第1部|東京の超高層・大型再開発を歩く
 地図と口絵
視点1 広場にとっての結界
(1)透ける列柱/(2)結界がほしい広場
視点2 視線の抜けるビル
(1)建物を貫く視線/(2)空の広がりを見せる/(3)水辺空間を見通す
視点3 ビル足元の通り抜けと滞留
(1)中庭を通り抜ける/(2)アーケードを通り抜ける/
(3)ビル内ロビーを通り抜ける/(4)塞がれた足元
視点4 マンション・住宅団地への接近性
(1)タワー型のケース/(2)分棟型のケース
視点 5 地形との関わり
(1)地形を取り込む/(2)微地形との関わり
視点 6 新旧対比の構図
(1)旧態(風景/街区割/建物タイプ)を継承する/(2)旧建物の保存と組み合わせる/
(3)旧建物の復元(再建)と組み合わせる/(4)用途を継承する
視点7 オフィスロビーの姿
(1)オフィスロビーと店舗街/(2)特異なロビー
視点8 大型ビルの店舗街
(1)売場の構成と特徴/(2)屈曲する通路/(3)店舗街の回遊性
視点9 サンクンガーデンとアトリウム
(1)サンクンガーデン/(2)アトリウム
視点10 公園と緑
(1)再開発にともなう公園/(2)個性的な庭と緑
視点11 隣り合う敷地/建物
(1)都心における2例/(2)境界部の柵や手すり/(3)歩車共存道の導入/
(4)棟どうしの間隔/(5)45度配置のメリットは?/(6)広すぎる地下歩道
視点12 大型開発9例
(1)アークヒルズ/(2)恵比寿ガーデンプレイス/(3)大川端リバーシティ/
(4)六本木ヒルズ/(5)汐留シオサイト/(6)品川駅東口地区/
(7)東雲キャナルコートCODAN/(8)東京ミッドタウン/(9)大崎駅周辺地区

第2部|都市デザインの新しい視点と手法

1章 都市の視点から
1 ビルの景観
2 容積率
3 再開発
4 混在と多様性
2章 歴史の視点から
1 広場と建物
2 中 庭
3 列 柱
3章 敷地と道路
1 公開空地
2 ビルの懐
3 隣り合う開発
4 表と裏
4章 建築と街の接点
1 歩道と店舗
2 大型ビルと街の接点
3 大型住宅団地と街の接点
5章 建築のつくり
1 建築のプロムナード
2 オフィスと店舗街
3 大型複合店舗と街らしさ
4 アトリウムとピロティ
5 高層ビルの盲点
6章 広場、緑、自動車
1 広場の居心地
2 緑の扱い
3 人と車/駐車場
4 駅前開発とデッキ

おわりに

著者プロフィール

大江 新  (オオエ シン)  (著/文

建築家、法政大学名誉教授。1943年生まれ、1968年東京大学工学部都市工学科卒業、大江宏建築事務所にて建築設計にたずさわる。その後同大学工学系大学院都市工学博士課程を経て、1989年に大江宏建築事務所を継承(主宰)、1998年大江建築アトリエに改称(代表)。宏の没後に深く関わった設計として、平櫛田中彫刻美術館(東京都小平市)、三渓園「鶴翔閣」保存再生設計(横浜市)、金剛能楽堂(京都市)、増戸保育園(東京都あきる野市)など。
1984年から2013年まで法政大学工学部(現デザイン工学部)建築学科にて建築教育に従事。1990年代以降は世田谷区、千代田区、江戸川区において、環境、景観、街づくり等の審議会委員を歴任。著書(共著)は 『都市の復権と都市美の再発見』(法政大学出版局) 、『エコロジーと歴史にもとづく地域デザイン』(学芸出版社)、『FutureVisionの系譜-水の都市の未来像』(鹿島出版会)など。

上記内容は本書刊行時のものです。