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スポーツ地域マネジメント 原田 宗彦(著/文) - 学芸出版社
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スポーツ地域マネジメント (スポーツチイキマネジメント) 持続可能なまちづくりに向けた課題と戦略 (ジゾクカノウナマチヅクリニムケタカダイトセンリャク)

社会科学
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発行:学芸出版社
四六判
248ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-7615-2742-6   COPY
ISBN 13
9784761527426   COPY
ISBN 10h
4-7615-2742-0   COPY
ISBN 10
4761527420   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年8月1日
書店発売日
登録日
2020年4月25日
最終更新日
2020年6月8日
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紹介

スポーツを活かした持続的なまちづくりを目指すには、地域内での人材育成や環境整備等の取り組みと、自然や文化など地域資源を最大活用した地域外からの誘客を同時展開する戦略的なマネジメントが必要だ。最新の政策的な動向に加え、国内外の先進事例からマーケティング手法やビジネスモデルなどの実践スキームを豊富に紹介。

目次

序章 スポーツと地方創生
1.超高齢化社会に潜むピンチとチャンス
2.都市から地方へ、モノからコトへ
3.地方に潜む競争優位性
4.スポーツ政策のパラダイムシフト  
5.稼げるスポーツ地域まちづくりの仕組みづくり

第1章 地域が直面する課題とスポーツの可能性
1.硬直化する官主導の地域スポーツ振興施策
2.不可欠なインナー・アウター視点の両立
3.地域に必要なマーケティング的発想
4.自立した地域スポーツ事業の出現
コラム1-1 民間フィットネスクラブが運営する総合型地域スポーツクラブ
コラム1-2 地域スポーツコミッションの類型化

第2章 プロスポーツが地域で担う新たな役割
1.求められる現代的ミッション
2.地域を志向した日本型プロリーグ経営のビジネスモデル
3.シビックプライドの喚起装置
4.ハイカルチャー・地域活性化・社会課題解決の融合へ
コラム2-1:Jクラブが展開するスポーツ地域戦略
コラム2-2:スポーツホスピタリティ

第3章 スポーツツーリズムの新しい展開
1.市場の成長と需要の多様化
2.サイクルツーリズムの拡大
3.スノーリゾートの復活
4.スポーツ×文化×観光の可能性
コラム3-1:スポーツツーリズムに関する施策
コラム3-2:観光資源大国日本
コラム3-3:サイクルトレイン
コラム3-4:中国における氷雪スポーツ産業の発展

第4章 住む人を幸せにするこれからのスポーツまちづくり
1.スポーツまちづくりとは
2.スポーツ実施からアクティブライフへ
3.持続的なスポーツイベントの条件
4.スポーツコンパクトシティという考え方
5.スポーツによるコミュニティ再生
コラム4-1:歩行の概念

第5章 地域スポーツを支える新しいマネジメント手法
1.公民連携による効率的な施設マネジメント
2.パークマネジメントによるパブリックスペースの活用と整備
3.地域内外をつなぐ人的資源のマネジメント
コラム2:スポーツツーリズムと定住人口の増加
4.地域スポーツの資金調達
コラム5-1:ビジネス・インプルーブメント・ディストリクト(BID)
コラム5-2:スポーツツーリズムと定住人口の増加

著者プロフィール

原田 宗彦  (ハラダ ムネヒコ)  (著/文

ペンシルバニア州立大学健康・体育・レクリエーション学部博士課程修了(Ph.D.)。鹿屋体育大学助手、フルブライト上級研究員(テキサスA&M大学)、大阪体育大学大学院教授などを経て、2005年から早稲田大学スポーツ科学学術院教授。主な著書に、『スポーツマネジメント改訂版』(大修館書店、2015年)『スポーツマーケティング改訂版』(大修館書店、2018年)『スポーツ都市戦略』(学芸出版社、2016年:2017年度不動産協会賞受賞)『オリンピックマネジメント』(大修館書店、2019年)など。一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構代表理事、日本スポーツマネジメント学会会長、Jリーグ参与、公益財団法人日本バレーボール協会理事、公益財団法人日本トライアスロン連合顧問を務める。これまで観光庁「スノーリゾート地域の活性化推進会議」議長、スポーツ庁「スポーツツーリズム需要拡大のための官民連携協議会」座長、2026年愛知・名古屋アジア大会レガシー委員長、2030年札幌冬季五輪開催概要計画検討委員会委員長などを歴任。スポーツマネジメントの視点から、未来を見据えた日本のスポーツビジョンづくりが研究テーマ。

上記内容は本書刊行時のものです。