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血管・リンパ管の機能制御と疾患メカニズム 伊東 史子(編集) - 化学同人
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血管・リンパ管の機能制御と疾患メカニズム (ケッカンリンパカンノキノウセイギョトシッカンメカニズム)

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発行:化学同人
B5判
縦257mm 横183mm 厚さ15mm
重さ 610g
244ページ
定価 6,800円+税
ISBN
978-4-7598-1735-5   COPY
ISBN 13
9784759817355   COPY
ISBN 10h
4-7598-1735-2   COPY
ISBN 10
4759817352   COPY
出版者記号
7598   COPY
Cコード
C3345  
3:専門 3:全集・双書 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年8月15日
書店発売日
登録日
2022年4月23日
最終更新日
2022年8月20日
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紹介

血管とリンパ管は全身に分布し,体液の循環を介して生体の恒常性を維持することで生命の維持に必須の役割を果たしている.また,がんをはじめとするさまざまな疾患にも密接にかかわっている.そのような重要な「管」を基礎から臨床まで学べる書籍.
近年,分子生物学的手法とイメージング技術の進歩により,血管とリンパ管の生体における動態について大きなパラダイムシフトがおきつつある.基礎・応用研究の分子生物学的手法とイメージング技術の進歩やモデル動物によって明らかにされた最新の血管とリンパ管の生体内機能制御機構および疾患のメカニズムについて最先端の成果を紹介する.

目次

Part 1. 血管・リンパ管の基礎
1 血管の発生過程 山下潤 (東京大学)
2 血管新生,サイトカイン,シグナル伝達 高倉伸幸(大阪大学)
3 VEGF/VEGFRによる血管形成の制御 久保田義顕 (慶応義塾大学)
4 血管由来因子によるリンパ管形成の制御 平島正則(新潟大学)
5 組織特異的かつ機能的な血管-神経ネットワークができる仕組み 向山洋介 (NIH)

Part 2. 血管・リンパ管の最先端研究
6 血管の安定化機構 中嶋洋行(国立循環器病研究センター研究所)
7 血管内皮細胞の恒常性破綻における内皮間葉移行(EndoMT)の意義 渡部徹郎(東京医科歯科大学)
8 リンパ管の恒常性維持機構 宮坂昌之(大阪大学)
9 リンパ管新生を制御する生理活性物質 伊藤義也(北里大学)・馬嶋正隆(神奈川工科大学・北里大学)
10 血管を研究するためのモデル動物―マウスを中心に― 高島さつき・依馬正次(滋賀医科大学)
11 腫瘍転移 伊東史子(東京薬科大学)
12 ゼブラフィッシュをモデル動物として用いた血管新生の蛍光イメージング 弓削進弥・石井智裕・福原茂朋(日本医科大学)
13 組織工学的血管再生 松永行子(東京大学)
14 血管新生の内皮細胞動態と数理モデル化による理解 花田保之・西山功一(宮崎大学)
15 アンジオクラインファクタ―の基礎と研究 木戸屋浩康(福井大学)
16 メカノバイオロジーと研究 山城義人・柳沢裕美(筑波大学)

Part 3. 血管・リンパ管関連疾患と治療法最前線
17 がん治療における血管新生阻害療法 樋田京子(北海道大学)
18 動脈硬化 吉田雅幸(東京医科歯科大学)
19 肺高血圧症 中岡良和(国立循環器病研究センター)
20 IL-6シグナルによる血管内皮細胞の機能障害とサイトカインストーム 姜秀辰(大阪大学)
21 血管再生療法 清水優樹・室原豊明(名古屋大学)
22 糖尿病網膜症 植村明嘉(うえむら眼科クリニック)
23 リンパ系の機能・構造特性とリンパ浮腫:リンパ浮腫の外科的治療 光嶋勳(広島大学)

上記内容は本書刊行時のものです。