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ギリシアへの旅 マリオ・プラーツ(著) - ありな書房
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ギリシアへの旅 (ギリシアヘノタビ) 建築と美術と文学と (ケンチクトビジュツトブンガクト)
原書: I viaggi dell’erudito III, VIAGGIO IN GRECIA: Architettura, Arte e Letteratura

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発行:ありな書房
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ14mm
重さ 320g
168ページ
並製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-7566-2387-4   COPY
ISBN 13
9784756623874   COPY
ISBN 10h
4-7566-2387-5   COPY
ISBN 10
4756623875   COPY
出版者記号
7566   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年11月10日
書店発売日
登録日
2023年9月28日
最終更新日
2024年1月17日
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紹介

稀代の碩学マリオ・プラーツは、一九三一年の三月から四月にかけて、遙かなるギリシアを旅した。イタリア半島南端のレッチェから蒸気船ロイド・トリエスティーノ号に乗ったプラーツは、アドリア海からイオニア海へと南下し、ペロポネソス半島のパトラス湾からコリントス湾を経て、アテネの外港ピレウスで停泊したのち、クレタ島のイラクリオンをめざした。彼はたいへん精力的にギリシアの重要な遺跡を訪ねた。彼にファイストスとアギア・トリアダは「素晴らしい印象」を与え、デルフォイは「真に驚嘆すべき」ところで、アルゴリスは「輝かしかった」、と回想している。帰途はパトラスから飛行艇に三時間空中を揺られてローマ街道の終着地ブリンディジに着いた。彼は、この「忘れることのできない旅」を数々のエッセイとして書いている。永遠の都ローマを知り尽くしたこの碩学が、西欧文芸のアルカディア的幻想に誘われて、遙かなるギリシアを旅し、白い大理石の半神たちのイメージに秘められた、時空を超えた深い歴史的意味と、栄枯盛衰への哀悼と芸術的精華を探る、珠玉のエッセイ集!

目次

プロローグ マリオ・プラーツのギリシア──一九三一年春  伊藤博明
ギリシアへの序曲  伊藤博明
ギリシアへの到着  伊藤博明
イラクリオンでの下船  伊藤博明
クノッソスとファイストス  新保淳乃
アテネ  新保淳乃
スニオン岬とデルフォイ  新保淳乃
アルゴリス地方  金山弘昌
オリンピア  金山弘昌
イオニア海の上空にて  金山弘昌
エピローグ ギリシアを旅するプラーツのまなざしと悲劇の予感  金山弘昌
人名・作品名 索引

著者プロフィール

伊藤博明  (

専修大学文学部教授/イタリア思想史

金山弘昌  (訳・責任編集

慶應義塾大学文学部教授/イタリア美術史

新保淳乃  (

武蔵大学文学部講師/イタリア美術史

上記内容は本書刊行時のものです。