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路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅 宮田 珠己(著/文) - 亜紀書房
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路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅 (ロジョウノセンスオブワンダートハルカナルソコラヘンノタビ)

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発行:亜紀書房
四六判
縦186mm 横130mm 厚さ24mm
重さ 372g
352ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7505-1823-7   COPY
ISBN 13
9784750518237   COPY
ISBN 10h
4-7505-1823-9   COPY
ISBN 10
4750518239   COPY
出版者記号
7505   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2023年9月8日
最終更新日
2023年11月24日
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書評掲載情報

2024-01-06 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 平田俊子(詩人)
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紹介

〈 ありふれた街なんて、どこにもなかった!〉

[鉄塔][ガスタンク][標識][植物][トマソン]
[看板][暗渠][電線][配管][給水塔][遊具][階段]

散歩の先人たちのまなざしを行き来しながら歩くとき、見慣れた街は不思議の宇宙に変貌する。
──SNS 時代に贈る新しい街歩きのバイブルが登場!

---------

〈 大自然に驚くように、ふつうの道で驚いたっていいはずだ。〉

子どものとき、学校への通学路は宇宙だった。
そこかしこに気になる何かがあり、発見があり、不思議があった。
そこに人工物と自然の区別はなく、すべてが宇宙だった──。

何の変哲もない場所に住んでいると感じていた旅エッセイストは
鉄塔、ガスタンク、暗渠、電線、配管、看板など、
散歩マニアが注目するテーマに興味を抱いて、街に出た。
やがて、そこらじゅうに不思議に満ちたスポットを発見して……。

 * * *

〈 大自然の驚異ではなく、平凡な街の驚異に触れる旅エッセイ 〉
旅エッセイストが見つけた「そこらへんの街」を味わう感性《センス・オブ・ワンダー(Sense of Wander)》とは?!

目次

はじめに……路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅

1.目白から哲学堂公園
 ■緊急対策会議と、無言板
 ■十字架型の池と、不毛な東京という記憶
 ■空想の箱庭と、世紀末マンション

2.二子玉川から等々力渓谷
 ■街の中の公園、山の中のコンビニ
 ■石像の寺と地底の川
 ■坂の鑑賞と、今とは反対の古墳

3.赤塚から高島平
 ■暗渠の魅力はたとえ暗渠でなくたって魅力
 ■三番目大仏巡礼
 ■ガスタンクと空中団地

4.大鳥居から平和島
 ■交通公園と富士塚は似ている
 ■鉄塔と大鳥居
 ■謎の岩山と道路の切り身

5.浅草から北千住
 ■過去は思っていた風景と全然違うんじゃないか疑惑
 ■電線動脈瘤
 ■「ゆかりの地」より、誰も注目していない奇妙なもの

6.黒川から鶴川
 ■秘密の鉄塔林
 ■何の変哲もない住宅街を楽しむには

7.麻布十番から築地本願寺
 ■無人の住宅街と、東京タワーのかっこいい根元
 ■日本庭園と海の生きもの

8.王子から赤羽
 ■鉄塔の脚元の庭
 ■赤羽の迷宮路地と白いピカピカした街並み

9.阿佐ヶ谷界隈
 ■昔住んでいた家と植物のふりした妖怪
 ■無言板と、見えているけど見えていない世界

10.神楽坂から曙橋[追録編]
 ■現場で適当につくられた自由課題みたいな遊具
 ■レプリカ遺跡と金星人 高低差にはじまり高低差に終わる

あとがき
散歩ブックガイド

著者プロフィール

宮田 珠己  (ミヤタ タマキ)  (著/文

旅と散歩と石ころと変な生きものを愛し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを追究している作家兼エッセイスト。その作風は、読めば仕事のやる気がゼロになると、働きたくない人たちの間で高く評価されている。主な著書は『いい感じの石ころを拾いに』(中公文庫)、『東京近郊スペクタクル散歩』(新潮社)、『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(大福書林)、『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。